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定点観測「雪の茅舎・山廃本醸造」6日目

さあて、そろそろ一週間ですね。
日本酒の一升瓶定点観測、雪の茅舎・山廃本醸造編です。

毎日同じ酒を味わうことに意味はあるのか、ないのか。
あるとしたらどういうところに?
ないなら、なんで?

どういう道を辿ったとしても、書くことはそれなりにありそうなのでありがたい。

本日からまた仕事が始まりましたので、そこらへんの体調の変化が味覚にどう影響していくのかも知りたいところです。
これまで酒を飲んできての体感ですが、疲れていると甘みを感じて味をやや重めに感じ取る傾向があるように思います。体調が悪いと苦味が強くなりますね。あとアルコール感が浮いた感じがする。

どっちも困ったことだ。ともかく標準からずれる。
ああもう一日一日自分の体調をその日の一杯目で悟るしかないですねえ。
いやあ、うん、そのための定点観測だからな。うん。

このフラッフラな文章からわかりますよね。今日の私は若干疲弊しております。いやあ、10日って長かったのねー。

一日ちょいちょい働いただけなのにな。体重増えたか。

とまあ、そんなことはいいとしてテイスティングいってみよう。

いつもどおり栓を開けます。…いちご。
と、更に少々熟れた香りがする。…杏?いや、そこまでじゃあないか。
初日二日目に感じたぶどうはどこかへ行ってしまった感じがする。うつろうなあ。本当に。

口に含むと昨日よりも感触がなめらかになっている感じがする。酸味は若干影に隠れていて…主役は甘み。苦味も若干ありつつ、アルコール感が程よい。昨日よりは均整が取れている。

疲れで甘く感じて全体のバランスが取れたのだろうか。ううむ。

しかし昨日と同様に気になるのは後味のしわがれた風味だ。これに好印象を抱く人は少ないように思える。木の皮をかんでいるようなざらついた湿った香り。これがこの後どのように変化していくか、特に注意してきたいですね。

6日目も総じて美酒です。ですが、少しずつ開けたてでは見えないものが見えてきたように思います。それに毎日少しずつ違う。

こんな感じで他の酒とも接していけたら…。

はい。

今日はこんなところです。また明日!

酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。