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ものは言わずエンターをたのしく叩く弊息子について

今朝、とある記事を見てちょっと気持ちが軽くなった。

仲高宏さんの息子さんに関する記事だった。先日も確か箒で空をとぼうとして話題になっていた。いやあかわいいな、と思っていたのだけれど、仲さんの息子さんは言葉の発達が遅く見えるらしい。

何よりも、ともかくまず言いたい。「言葉の発達が遅いこと、それこそが息子の心と行動を形作っているのかもしれない。」という風に自身のお子さんの特徴を捉えていること、これが何よりもまず素敵だと思った。美点だ。

父親歴が浅く、気が短い自分にはなかなか持てない視点でめっちゃ尊敬した。この先もそんな達観は出来ない。こんなやつが父親でいいのか。むしろ私のほうが子どもなんじゃないか。アルコールを飲む大きな子ども…。

厄介である。妻の迷惑である。

という冗談は横においておいて。

実は私の息子も言葉の発達が多分遅い。夏の終わりに発達の相談センターの予約をとったくらいだ。早い子なら多分一語二語発するくらいなのだと思うけれど、そんなに頻繁にその数語の言葉すら発してないし、指差しなんかもまだしない。

仲さんの記事では、息子さんはストレートに言葉は発さないけれどなにか感じているところはあるようだという点が示されていた。

なんだろう。親は本当に目を凝らさなければならないのだなと改めて感じた。

目に見える成長だけが成長ではないんだな。むしろ親がそこに気づいてあげなくては!と思った。

息子は2週間の嫁実家滞在を終えて3日前に帰ってきたのだけれど、その短い期間でも目を凝らせばわかる変化がいくつもある。仲さんの記事を読んで今日を過ごして、家に帰ってちょっとよく見てみたら以前と結構違う。

まず、言葉には出さないけれど甘えるようになった。気がつくと近くにいる。今現在もいつの間にかすぐ横に来ていた。私が記事を書こうとする横で手を伸ばしたところに丁度あるエンターキーを連打している。私は負けじとバックスペースキーを連打している。これで5分位使った。

思えば昨日寝るときもなんか今までと違ったような気がする。前は私や妻が寝床へ連れて行っても「まだ遊ぶから!」と言わんばかりに抜け出して部屋を駆け回っていた。夜な夜な。

昨日はむしろ自分からニヤニヤしつつ私と妻を引っ張っていって、珍しく3人で一緒に寝たような…?そして終始ニヤニヤニコニコしていたような。

魔の2才児とは言うけれど、こういう風に甘えることもあるんだな。そうか、甘えたくなったか。これも成長なのかな…。

ならそのサインは見逃してはいけないよね。
なにしろ彼はまだ言葉がしゃべれないから。伝えるのが困難だから。

でもきっと、いつもなにかシグナルを発しているはずだ。
彼なりに。

だから私なりに受け取らねばならない。
そう思っておかなきゃならん。

とか肩に力はいると、勝手にカリカリイライラする傾向があるからほどほどに構えて待っておこうか笑

ですよね、うん。余裕持たなきゃな。
つべこべ言わずにやりたいこともやることもやって、彼に、そして娘に集中しないともったいないなと感じました。

仲さん、ありがとうございました。ちょっといい気付きと余裕が生まれた気がします。

酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。