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ここでしか売っていないものをどうやってプラットフォームにするか? Link and Bridge の小さくも大胆な挑戦 (1)

GOB Incubation Partnersでは、いろんな事業をやってるですが。地域のいいもの、こだわったものを繋げるプラットフォームとして、LINK and BRIDGE というビジネスをやっています。

LINK and BRIDGE

現時点ではオープン戦略をとっておりません。したがってこだわりの商品は、
BRIDGENERという会員様にならないとお買い上げ頂けません。
商品にご興味のある方、ご一報くださいませ。


さぁ、この、「地域のいいもの、こだわったものを繋げるプラットフォーム」ってのが曲者でして、なんかいいことしたいなぁー、なんてかるーい思いで東京から地方に行って、または地域で燻っていて、地域活性しようとしたらブレストして5分で出てきそうな案です笑。実際、こういうこといって取り組んでいる施策(で成果出てないもの)、山ほどあると思うし。

ただ、GOB-IPは単なる社会価値を高めるのではなく経済価値も両立していく専門集団です。今も仮説検証(Lean Startupの用語でいう、Problem-Solution Fit)のタイミングではあるのですが、実践でやりとりしながら必死に修正をかけ日々、事業を作り上げています。

今の主力製品はプロセッコ。イタリアのトレヴィーゾから来たスパークリングワインです。このワインを仕入れることになった経緯はまた、後日。

※ トレヴィーゾの地が世界遺産になりました!やったー!!日本ではニュースになりませんが、今まで世界遺産一位を守り抜いていたイタリアが今回中国のラッシュに押され2位に転落するのでは?という最後の審査で通ったのがこのトレヴィーゾの候補地です!

プロセッコってどんなの?製品概要を見たい方はこちら

今回はビジネスの観点でいくつかL&Bの特徴を記してみます。

1.  大量消費前提の仕組みには徹底的に抗う
2. こだわりを我々の視点で解釈し、"想い" をしっかり伝えていく
3. コミュニティにこだわり人伝てで伝わっていくことを自然とする

さて、一つ目です。

1. 大量消費前提の仕組みには徹底的に抗う

どこで買っても同じなら、当然安く手に入れたいと思うもの。だからといって、どこにでもないってのに胡座をかいたり天狗になったりしたくはない。

ちょうど良いバランスを取りたいものです。

ですから、会員が何万人という規模に拡大するまでは、完全にいいものについて、少数、欲しかったらごめんなさいなんですけども、少〜しだけ待ってくださいね、ってスタンスでいこうと思います。

何十万人、何百万人になったらちょっとだけ考えるけど(汗)。今は、たかだか100人。ちょっといいもの欲しいんじゃない?って人たちの最初の連鎖からスタートしていますから実質とってもアナログなコミュニティです。だから、これで充分、って判断しています。

ところで、この大量消費前提の仕組みって何?って感じになりますから、もう少し解像度あげます。

その1. 大手ショッピングモールのプラットフォームに乗らない。

これって販売を意識するとめっちゃめちゃ勇気いります。正直大手の流れに乗っけてしまった方が楽ですから。。。手数料高いですけど、何から何までやってもらえます。プロモーションが楽。いいものなら特に。でも、乗らない。一旦、そう決めました。

いつかそちらに相乗りすることももちろんあると思いますが、L&Bは自分たちの核が出来上がるまで、自分たちでプラットフォームを育てる選択をしました。

その2. 価格をオープンにしない。だから一般公開販売しない。

市場で今、どれだけの価値を持っているのかをオープンにして明らかにすることで、ものすごい競争と競合の波に飲まれていきます。デジタル時代が進むにつれて、この波、ちょっとエゲツないなぁって感じが強くなる一方です。ダイレクトに言うと自分たちが取れるリスク以上の「価格」の問題を抱えます。で、それを誤魔化すようにマジックをかける。

販売する方も結局どこかで無理をすることになりますし、それって結局ユーザー体験として自分ごとに置き換えますと、商品そのものの価値よりも代替と比較の気持ちが生まれてきてしまいます。(ようするに、いいものそのものを見れなくて他所がきになっちゃうってこと。)

もちろん健全に比較して、吟味して購入いただきたいですが、必要以上の波に、可愛い商品さんたちを巻き込みたくない。

コストに関する話については別途ポストしたこちら下記をご覧ください。

・ 売っている商品って誰の責任で体の中に取り込むんでしょうね? 前編
・ 売っている商品って誰の責任で体の中に取り込むんでしょうね? 後編

他にも大量消費前提の仕組みには徹底的に抗う、ってところの最後に、地域で大切にしてくれる方達から勧めてもらう。ってのがあるのですが、長くなったので今日は、この辺で。

まだまだ、LINK and BRIDGE の挑戦は続いていきます!

注1) LINK and BRIDGE の2019年7月現在の戦略です。戦略は柔軟に変更される恐れがあります。

注2)現時点ではオープン戦略をとっておりません。したがってこだわりの我々の商品は、BRIDGENERという会員様にならないと買えません。商品にご興味のある方、ご一報くださいませ。

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