こんにちは！諒設計アーキテクトラーニング、
「整体・ボディケアの資格取得講座」担当スタッフです。

今回は「猫背と反り腰」についてです。

世界的にみても日本人は猫背の人が多く、
日本人の8割が猫背だとも言われています。

高齢者だけでなく、
近年では若い人の猫背化が急激に増加しているようで、
特に男性に多い傾向があります。

反り腰も同様に増加していて、
こちらは女性に多いとされています。

いずれにしても、猫背・反り腰になると、
腰など特定の部位に負担がかかって痛みが出る、
血流が悪くなって代謝の低下や集中力の低下する、
呼吸がしづらくなるなど、さまざまな悪影響が出てきます。

また、いくら身だしなみを整えても、
姿勢が悪ければ見た目の印象は悪くなるでしょう。

猫背や反り腰は、悪い姿勢を長時間続けることで起こりますが、
その背景に腹筋、背筋の筋力不足が関わっている場合があります。

腹筋や背筋は姿勢の維持に欠かせない大きな筋肉ですので、
それぞれの筋肉のバランスが悪い、あるいは両方の筋肉が少ないと、
正しい姿勢を維持しにくくなってしまうのです。

そして猫背や反り腰といった悪い姿勢の時には、
腹筋や背筋が使われませんので、さらなる筋力低下に陥ります。

腹筋や背筋を鍛えることで正しい姿勢を維持しやすくなり、
猫背や反り腰の改善につなげることができますので、
姿勢が悪い人はまず腹筋・背筋を鍛えることをおすすめします。

ちなみに猫背の人は腹筋が強く、背筋が弱い傾向にあり、
反り腰の人は腹筋が弱く、背筋が強い傾向にあります。

このように筋力のバランスが悪いと、
一方向に引っ張られてしまって姿勢が悪くなるのです。

とはいえ、両方の筋肉が少ない場合も姿勢が悪くなりますから、
筋トレする際には両方の筋肉を鍛えるようにしましょう。

ひとくちに腹筋、背筋といってもさまざまな筋肉がありますが、
鍛えるのは腹筋なら下腹部の筋肉、背筋では腰回りの筋肉です。

腹筋や背筋はジムに通わなくても、自宅で鍛えやすい筋肉ですので、
姿勢が悪いと感じる方はこの機会に筋トレを始めてみましょう。

ただし、筋トレは継続がとても大切です。
一時的に鍛えてもすぐに弱くなってしまいますから、
続けていけるよう無理のない範囲で進めていきましょう。