素敵な人/隊員なんてそこら中にいる

りょーこです。

旅から任地へ帰ってきました。

国内の隊員任地を訪れて…
本当によくしてもらったし、
イベントももちろん楽しめたし、
何より、各隊員が任地とどう向き合っているのか、触れることができた。

ある村の隊員は、すれ違う人全員に(本当に全員に)現地語で話しかけて歩いていくし、
ある都市の隊員は、畑の一員として他の農家と一緒に野菜を売っているし、
ある村の隊員は、本当に楽しい授業を考えて子どもたちと一緒に授業を楽しんでいるし、
ある都市の隊員は、隣人と餅つきやカラオケ大会いしているし、
ある町の隊員は、同任地の隊員同士で助け合いながら活動も私生活も楽しんでいたし、
ある隊員たちは、夜まで教育について語り合っていたし。

もちろん、私が見た景色は普段の一部でしかなくて、落ち込むときも盛り上がるときもあるんだろうけれど。


やっぱり、
アナログの関係っていいなと思う。

そこにいることが大事で、
その人がその人として存在していることが摩擦になって、
"変えるために"そこにいるというよりも"変えられずにその人たるために"そこに生きている、という感覚。

遠い日本からベナンへ来たのに、
それぞれ暮らしていて、暮らしって業だなと。

なりわい、わざ、などと読むけれど、
それぞれの形でベナンに噛み合っている感じ。
(言葉の使い方があってるのかはわからない…)


そこへ訪れたわたしもまた然り。

君の名は。的にいうと、「結び」なんだろう。

もう結びついてるんだよね、とっくに。

直接顔を見て挨拶して、
電話でたまに話したりして、
こういうのを、人は忘れたらおしまいだと思う。


フォローやいいねばかり見ていたら
足元を掬われて
いつのまにか自分が無くなってしまわないように。

リアルに生きている今こそ、
協力隊の醍醐味なんだろうと実感できた旅でした。


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