梅雨のこの時期雨が降って喜ぶ人はあまりいないだろう。

多くの方がまた雨かと気が病んだり

ネガティブに捉える方が多いような印象を受ける。

確かに雨だと体も服も濡れる

雨の日だとお気に入りの靴も履きづらい。

そして私も雨が好きではなかった。

しかし、ものすごく当たり前の事だが

我々は水なしでは生きていけない。

そして我々が口にする多くの食物は

水があってはじめて育つものがほとんどだ。

そして私は香川県に住んでいるが

この地では毎年夏になると水不足の話題になる。

そういった影響もあり香川県にはたくさんのため池があり

その中でも日本最大のため池、満濃池を

かつて洪水の決壊から救ったのが

香川が産んだ偉人、”水の恩人”こと弘法大師空海だ。

空海は真言宗の開祖であるがそれ以外にも

土木・建築・鉱業・自然科学・医療と

さまざまな分野であふれるばかりの才能を発揮し

その成果のひとつが、満濃池の改修工事であった。

各地の温泉を掘り当てたという逸話も多く

先日行った伊豆の地にも“弘法の湯”たるものがあった。

興味がある方はWekipediaでも

空海が発見したとされる温泉があるので

よろしければご覧ください。

さて香川県に住む自分にとって

水が貴重なもので

水を流すだけでなく

とどめておく必要性がある（ため池）

ということを確認した上で

今日の本題に入りたい。

皆様は普段水をどれくらい飲むだろうか？

意識して多く飲む人もいれば

さほど意識していない方も多いだろう。

先日サポートしているJリーガーと水分摂取の話題になったので

今回は水分摂取の重要性についてお伝えしたい。

人は70%近くを水分で占める水の塊だ。

運動を継続する人にとって

水分補給の重要性は言わずもがなだが

今一度確認のために以下の内容を見てほしい

【パフォーマンスに悪影響を及ぼす体の水分減少量の閾値（体重に対する比率）】
・有酸素運動：2％
・無酸素運動：4％
最高発汗量は1時間あたり1～2㎏が標準的だが、体重60㎏の人の場合その2％は1.2㎏なので、運動開始後1時間を待たずして持久力に悪影響が出始める可能性があるということだ。
参考文献：桜井智野風著・『ランニングのかがく』・P119・秀和システム
　　　　　青木純一郎, 佐藤佑, 村岡功編著・『スポーツ生理学』・P66・市村出版

私がサポートしているあるチームでは練習の前後で体重測定をしており
練習前後の体重増減がないことが理想的としている。

要するに発汗量に見合った水分補給をするということだ。

こういった観点については色々とネット上にも情報があるので

この機会にぜひとも確認してもらいたい。

適切な水分補給
（監修:和洋女子大学 家政学群健康栄養学類 准教授 多賀 昌樹 先生 ）

そしてこのような情報も大事だが

まずは自分で色々と試してほしいと思っている。

私は現在、1日の水や白湯を約4Lは飲んでいる。

飲む量を増やしてから寝起きも肌の調子も良くなってきた。

身体のだるい感覚が減った実感もある。

そうすると自然に水をとれるので習慣も継続しやすい。

誰かに言われたからするのではなく

自分の身体で試して変化がある部分に対して

素直に受け入れられること。

これはスポーツにおける

成長への重要なキーワードだ。

ぜひこのコラムを読まれたあなた。

明日から水分量を意識して増やしてみよう。

そしてその後の変化に耳を傾けてほしい。

身体の変化に耳を傾けることは重要なきっかけになるはず。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

人生にワクワクを

赤山僚輔

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想定外理論。
この未完成で不完全な理論と共に日々の習慣に変調をもたらし、それぞれの解釈による行住坐臥の実践日々のワクワクに繋がるように、そして自分の中から何かが湧く楽しみに枠組みを外しながら湧く湧くしていきましょう！！！
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