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Logic Pro X をQuickTime Playerで内部音声付きで録画する

きっかけ

Logic Pro Xでのミックス作業などを録画してYouTubeに公開しようかなと思ったのですが、一筋縄でいかず(笑)

おそらく同様に困っている方もいるのでは?と思い記事にしました。

(忘備録とはいっていない)

Logic Pro X 以外でのDAWでも応用可能です!


動画解説


1. 用意するもの

・Logic Pro X DAW

・Quick Time Player 録画もできるmacOS標準動画プレイヤー

BlackHole 仮想入出力オーディオデバイスを作成できるアプリ

LadioCast 仮想ミキサー 


2. 準備

2-1. BlackHole インストール

2-2. LadioCast インストール


2-1. BlackHole インストール

BlackHole 公式Githubにアクセスします(リンクをクリック)。

英語でビビるかもしれませんが、「Download Installer」をクリックします。

スクリーンショット 2020-05-30 11.02.20

役に立ってお世話になったら寄付しましょう!

(でないとみなさんタダ働きなんです…)


インストーラー付きなので、苦労なくインストールできます。

※ インストール手順は割愛させてください。

Audio MIDI設定を開くと「BlackHole 16ch」という項目が増えています。

スクリーンショット 2020-05-30 11.09.26

スクリーンショット 2020-05-30 11.10.09


2-2. LadioCast インストール

LadioCast はApple公式なので、App Storeから入手&インストールしてください。

スクリーンショット 2020-05-30 11.05.59

こちらもインストール手順は割愛させてください。


3. 全体的なイメージ

仮想的なルーティングなので混乱する方もいらっしゃるかと思います(筆者とか)。

イメージは下記の通りです。

無題の図形描画 (4)

4. Logic Pro Xの設定

環境設定 → オーディオ をクリック

スクリーンショット 2020-05-30 11.28.33

出力デバイスで「BlackHole 16ch」を選択

入力デバイスも「BlackHole 16ch」を選択

スクリーンショット 2020-05-30 11.28.40

この状態でも、QuickTime Playerで音声付きのデスクトップ動画を撮影できます。

しかし、デスクトップ撮影中は音がでません…ものすごく不便です。


5. LadioCastの設定

デスクトップ撮影中に音を出すためにLadioCastを使います。

LadioCastを開きます。

スクリーンショット 2020-05-30 11.36.11

スクリーンショット 2020-05-30 11.34.04

入力1に「BlackHole 16ch」を設定

出力メインに「内蔵出力」を設定

※ オーディオインタフェースの場合は、出力のプルダウンにオーディオインターフェース名があるので選択してください。


6. QuickTime Playerの設定

QuickTIme Playerを開きます。

スクリーンショット 2020-05-30 11.42.34

新規画面収録をクリックします。

スクリーンショット 2020-05-30 11.43.14

オプションから「BlackHole 16ch」を選択します。

無題の図形描画 (2)

収録ボタンをクリックしてください!


今回は、QuickTime Playerでの音声付き動画収録の解説でしたが、Youtubeやツイキャスでのネット配信でも応用可能なはずです!

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