KORG iDS-10 for iPhoneで楽しくメイクミュージック!

はじめに

私は亀井亮介といいます。沖縄在住の36歳、妻と3人の子供に恵まれました。生まれは宮城県石巻市で、山形大学工学部を卒業し、仕事はフリーランスでシステムエンジニアをしています。趣味はガンプラつくってコマ撮りをしています。そして、ライフワークが音楽です。
大学生のときにバンドを組み、曲づくりを始めましたが、楽器も歌も才能に恵まれずジレンマを抱えていました。それでも「つくる」ことだけはやめられずどうしたら曲が良くなるかばかりを考えていました。
10代からびパンク少年だったのですが、19歳のときレディオヘッドのOK Computerを聴いて「パンクと同じ位かっこいい音楽があるんだ」とセックスピストルズを聴いて以来の衝撃を受けます。それからは「かっこいい」と思った音楽を聴き始め、最近ではEDMと言われるテクノやハウスといったダンスミュージックをきっかけにシンセサイザーKORG ELECTRIBE-Aに出会います。
「つくる」ことが何よりも好きな人間にとって、音そのものを「つくる」シンセサイザーの存在はたまりません。
特にKORGの製品は私のような音楽的な才能が全くない人間でも、感覚だけで曲が作れるような仕組みがたくさんあります。「シンセは難しい」というイメージを覆す商品をリリースしてきました。私も何も知らない状態からERECTRIBE-Aを触りながら直感的に音づくりを覚えました。
名器と言われたKORG MS-20は1978年の発売当初は98,000円ですが、KORG iDS-10はたったの2,400円です。

難しいことは考えずに、まずは「音」を楽しみましょう!
この本は「音づくり」の楽しさが少しでは伝わればと思い執筆しました。個人の出版なので堅苦しいことは抜きにして「楽しむ」ことに重点を置きました。

メイクミュージック!2016年1月 亀井亮介

1. 難しいことは考えずに、まずは「音」を楽しみましょう

本来であれば、シンセサイザーの仕組みから入るところですが、まずは音が出すことから始めましょう!

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