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2020~2020+1

2020年は、言わずもがな全世界の人々が #コロナ と向き合った年でした。医療従事者の皆様はもちろん、全ての経済活動に影響を及ぼす大変な年となってしまいました。

新しい価値観が生まれたのか?...などと沢山問われた年でもありましたが、どうでしょう?人間の本来の姿に近づいたのでは?...と思うような事象も多かったように見受けられます。

そんな2020年を、私今井了介が、 #ごちめし#さきめし 運営Gigi(株)としての目線、そしてエンタメ・ #音楽 業界に身を置く #TinyVoice としての目線、各々から振り返ってみたいと思います。

2020ってどんな年だった?(Gigi編)

人と人が助け合う姿、形の見えづらい応援や絆がクラファンや我らが「さきめし」などで可視化されたり、今までだってリモートでお仕事できるハズだったのに「精神論」ありきで出社を余儀なくされていた勤務体系、逆に出社がないと給与泥棒的な人が浮き彫りになってしまったり、、、

何はともあれ、行き過ぎた金融工学ゆえ、リーマンショックやビットコイン詐欺・実態のない経済により巨万の富を得る、勝てば官軍的な拝金主義横行の平成の時代よりも、すこし人間の「心の実態」というものを互いにウォッチし認め合うそんな令和時代に差し掛かってるではないか、そんな風に改めて思った次第です。

「競争」から「共創」する時代へ。5月末から始まったサントリー様との「さきめし supported by SUNTORY」に代表されるように、今年はさきめしキッカケで沢山のコラボを生み出しました。そのプロジェクトの数・約60件、また取材のご依頼も沢山頂戴し(HPへの反映が半分も出来ておらずですが...😭)憧れの(!?)雑誌「ブレーン」にも10Pという特大ボリュームにて対談ページを掲載頂き、お目汚ししてしまったり...。

本当にGigi(株)のスタッフのみんな、ありがとうございました!!

今年は沢山のプロジェクトを、自身およびチームが一丸となって取り組んできました。数多のプレスリリースを打ち、サービスインして1年そこそこの弱小のスタートアップというには、あまりに沢山のタスクと影響に戸惑い、そしてユーザー様から叱咤激励も頂戴しながら慌ただしく1年が経過して行きました。

振り返ってみれば、本年の流通総額は約4.9億円。グッドデザイン賞(Best100+グッドフォーカス賞)の受賞・ACCクリエイティブアワード銅賞受賞日本ギフト大賞(飲食店応援賞)受賞など、沢山のアワード受賞。

資金調達面でも、ジャパネットホールディングス様や(株)WILLs様、そしてCAMPFIRE Angeles様など、沢山の皆様からご賛同/出資を頂戴し、ますます身の引き締まる思い...ですが、まだまだ攻めます・広げます「ごちめし」の輪。

...おっと、「ごちめし・さきめし」の話題ばかりになってしまいそうですので、音楽家としての私も少し振り返ってみたいと思います。

2020ってどんな年だった?(TinyVoice編)

「ごちめし」サービス開始のきっかけは、間違いなく音楽家であった私が感じた「世間に対する様々な違和感や疑問」への答えの一つであったと言えます。

...ですので、音楽家としての私は、私が私であるために必要な本分であることは全く疑念の余地がありません。故に先に記させて頂きますが、音楽家チームとしてのTinyVoiceのスタッフの皆には Gigi~ごちめしのお仕事で沢山負担をかけちゃったし、逆にGigiサイドには TinyVoiceのお仕事で迷惑かけてしまってる時が大いにあったかと思います。

「まったく仕方ない奴だなぁ、、」という声を、あたたかく心の奥にそっとしまって下さったTinyVoice・Gigiの両スタッフの皆様には頭が上がりません。本当にありがとう!そして来年も同じ想いをさせてしまうかもしれませんが、これに懲りずお付き合いください!!

...そんなわけで、エンタメ業界においては主にライブ興行において多大なるダメージを受けた年となってしまいました。弊社でもこの夏ガッツリ推して行きたかったBlue Vintage という男性2人ユニットが、ツアー断念・特に夏に向けてブックした数多のフェスの中止・コラボ作品のリリース延期...など沢山の障壁と向き合いながら苦汁を飲んだ一年となり、また沢山のインバウンドやエンタメ需要を見込まれていた2020オリンピック(7月23日にはトーチリレーで渋谷区を走らさせていただく予定だった...)が延期(?)になり、、、

...そんな中でもクリエイティブな死なず!でした。

UTASUNNYが楽曲を手掛けるBTSが更なる世界進出を果たし、国民的スター「嵐」のラストアルバムの1曲目「Show Time」をアキラ君シンゴ君サトル君が提供していたり、”あの”多保さんに前出のBlue Vintageの炎のシングル「SEDAI WARS」を執筆いただいたり....、挙げればキリがありません(もしくはまだ発表できない案件など...)が、タスク君U-Key君EQ君NaNaちゃんタメちゃんJosha君DONちゃんHyottoko君D&H)・栗林くん、そしてマスタリング森崎さん、Recエンジニアで鎌田君....、皆がそれぞれ必死に音楽に食らいついた一年だっかたと言えます。

私めとしても2020年は新しい試みも多く、TBS音楽の日にてLittlle Glee Monsterさんとピアノ生演奏にて共演(しかも曲がHERO、更には番組内最高視聴率!)、関ジャムに出演させて頂いたり、ユニクロxリトグリのクリスマスキャンペーン(キャンペーン終了のため現在はYouTube映像など取り下げられています)に於いては、キャスティングから音作りまで幅広くProd.に関わらせていただいたり...

また、この年末KOSEさんが医療従事者の皆様のご支援「You are my HEROプロジェクト」にて楽曲「HERO」をご利用頂いたり、今津渉(いまづあゆむ)という新しい才能と出会えたり。また、ボーカリストを目指す方々と触れ合いの場を得たり、更にはコロナによって10年早まったと言える新型の配信専用舞台装置の設計・アドバイザーとして関わらせて頂き....などなど。

音作りのその先にあるものを見据えた動きが、徐々に見え始めてきている気がします。

2021年はどんな年になるのかな?

「ごちめし」に於いては、2021年は間違いなく「びずめし」が大きな柱になって行くでしょう。これは、所謂「to B」サービスです。さきめしによって広がった飲食店をさらに支援すべく、企業の皆様が福利厚生として登録店のお食事を「会社→社員」へごちれる新・社食サービスです。

コロナによって縮小されるオフィスフロア・社食の閉鎖・リモート勤務やワーケーション/ステイケーション...そういった背景とは裏腹に、高まる福利厚生ニーズ(特にお食事)。

小規模ベンチャーやスタートアップでも社食機能が持てること、リモート勤務など出社状況に関わらず近隣店舗でも利用できること、営業所/支店ごとの社食の有無や配属部署による社食利用の不公平さの解決、何よりも地元企業が地元の飲食店を支援し繋がって行くこと、つまりは地元の経済を回していく...これこそ、サスティナブル・地方創生・地域経済...様々な視点に於いて新しい社食の在り方と言えるのではないでしょうか?また、社食を運営・運用するコストと比べてみていただければ、非常にフレキシブルで経済的な仕組みといえます。

Gigi(株)の社是は「Your Happinss is My Happiness」。こども食堂の支援に於いては、「子供(親御さん)x 飲食店 x 支援者」3者にハピネスを生む仕組みでした。今回のびずめしも同様です。「会社 x 社員 x 地域」3者にハピネスを生む新社食サービス、飲食店の皆様は参加店舗として、企業を営む皆様は導入企業として、ぜひご検討ください。

そして音楽制作においては、よりマスに向けた楽曲作りと、まだ見ぬこれからの才能のお手伝い(アーティスト・作家ともに向けて)の二極分化が進んでいくように思えます。

またそれと同時に、クリエイティブを最優先した新しいプラットフォームとはどういう物なのか...をテーマに模索を続ける1年となりそうです。その中には、キャピタリズムとは対極な「クリエイティブ(アーティスト)ファースト」な制作、またオーディションやプロジェクトの立ち上げなども含まれてくるかと思います。

私たちは、様々な「音楽を届けるプラットフォーム」の変化に追従してきました。レコード・CD→音楽配信→定額制サブスクリプション。今まではプラットフォーマー側に寄った分配制度が多かったかもしれませんが、これからはまた変わってくることでしょう。

一番見失ってはいけない事は、「音楽を作る人⇆音楽を聴く人」は永遠に無くならないということです。この「⇆」に当たる部分は時代によってどんどん変化して行くとは思いますが、音楽という「音を聴く歓び」は永遠であり、ビジネスとしても決して無くならないということです。(余談ですが、私はいつも取材などで、「衣・食・住」以外で「スポーツ・音楽(アート)・エロ」だけは、永遠にビジネスとして成立するであろう、と申し上げています。)

まとめ~2020+1

音楽を生み出すTinyVoice、食を通じて新しい価値を生み出すGigi、共に想いは同じ。皆が喜んでくれることの先に、私たちの幸せや存在意義があるのだということ。

2020年にやり残した事も、2021年にやるべきミッションも、同時に実行に移して行くべき年となりそうです。本年も私たちのプロジェクトや作品を、是非とも応援よろしくお願いいたします。

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