スマホをもたない時間をつくる


スマホはあれもこれも知ることができるけど、機能多すぎ情報多すぎで疲れる。

アマゾンで買い物をするときもあれこれ商品を選んでレビューをみて再安値を調べて他サイトと比較してと、比較対象がありすぎて買うまでに時間がかかる。

実際お店に行ってちょっと高い物を買ったとしても、スマホみてあれこれ悩むのにつかった時間をお金で買ったと思えばそっちのほうがいい気もする。

じゃあオフラインの生活をしよう、っていうのも自給自足の生活はじめよう、みたいにリアリティがなく、やりすぎ感がある。

だからどこにいてもネットに繋がれる生活の中で、移動中に歩いているひとときやシャワーを浴びている時間など、ネットをちょっと脇に置いておく時間が気持ちいい。

なにより歩いたりシャワーをあびている時間はいろいろアイデアが浮かびやすくてクリエイティブな時間といえる。

最近では、週末妻とコタツであそぶトランプとかUNOなんかもオフラインの有意義な時間を過ごせる。

カードゲームは今年の正月からはじめているけど今のところ全然飽きない。大の大人がトランプゲーム!なんだけど。

カードをシャッフルしたり集めたりと手をよく動かすし、よく喋るし、脳の血行がよくなる感じがして心地いい。セリアのケースもカードもプラスチック製トランプはちょっと薄いけど折れにくくてお勧め。

あとこうやって、すきま時間に文字を打つ作業もいい。最近はポメラを持ち歩いてなるべくポメラでかくようにしている。

10年前のポメラはつくりが華奢だしもっさりな動作感なんだけど、使い手にあわせろ!な使い方をすればきっとすぐに壊れる。

だからなるべくポメラにあわせた使い方を心がけている。折り畳み式のキーボードをゆっくり開閉し、文字をうつときも慌てずに予測変換を待ってあげる。

ポメラという道具にあわせた使い方は最初かったるいけど、しだいに気持ちがおちついてくる。ポメラで文字を打つだけでまるでゆったりとからだを動かす太極拳をしているような癒しの効果まで得られる。

カードゲームとポメラをするようになって気づいたことは、ときどきはスマホやPCがなかった時代にしていたことをするのが良いってこと。

スマホやケータイ以前もそれなりに楽しいことはいっぱいあった。

レコードを聴く、古いバイクにのる、本を読む、絵をかく。どれもそれなりのお作法がある。レコードは盤も針もメンテナンスが必要。バイクならSR400とかはキックでエンジンをかけなきゃいけない。本や画材なども準備や片付けなどそれなりの手間がかかる。

オンラインとオフラインを交互にいききすることで、オンライン重視で延々とスピードが上がっていくようなセカセカした感じから解放されるし、オフラインからオンラインの生活に戻ることで超絶便利な機能をあためて感動することができる。

スマホ以前にたのしかった物事のなかに今やると超絶面白いものがたくさん眠ってる気がする。




















うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。