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さよならポメラ②


ここ最近のポメラ事情について。

じつは最近使ってなくて、手放そうか迷っている。

それもシャープの電子辞書ブレインが秀逸だから。


僕が使っているポメラはDM-5。2010年モデル。

文字を打つに特化した小型ワープロ。

一方で、シャープのブレインは電子辞書。

が、2010年頃のモデルはテキストメモというソフトが標準装備されていて文字打ちも、できる。

多少クセはあるものの、出先でサッと入力するときに便利。

もちろん電子辞書なので文字を調べるときも脇見をせずに検索に専念できる。

だらだら文字打ちとブレインは相当相性がいい。

さらにブレインは作りがしっかりしている。

高校生モデルもあることから、相当タフにつくられているのが触っていてわかる。

ライバル機のカシオ製もいっとき持っていたが、カシオ機の高校生モデルは角割れしている物が多かった。手持ちのものも角割れしていた。そのまま使えてたけど。

手元のブレインも2010〜2014年モデルと古くて、画面焼けがあったりもするが、本体自体は大きなダメージは皆無だ。


ポメラを使わなくなった一番の理由は不具合が多くなったからだ。

まず電源がはいりづらい。

3回に一回は素直に電源が入らず、リセットボタンを押したり、USBコードを繋げて強制的に電源オン状態にしたりして、ようやく電源がつく。まだ電源はつくことはつく。


また、時々Bが打てない。矢印↓が入力できない。

これも時々で、たまに打てなくなる。

2010年モデルだから不具合がでてもおかしくない。

またこのDM-5は全体的にまだ途上だったモデルに思えて、作りが繊細に感じる箇所が多い。

そういう一つ一つが味といえばそうなんだけど、サッと思い浮かんだところをサクッと入力したい目的に、手持ちのポメラは合わなくなってきた。


シンプルに文字入力をするだけならPC、スマホそしてブレインで十分になった。


ブレインは辞書を読んでも面白い。

とくに漢字源と類語辞典が面白い。

SNSで海外から日本に来た人が「驚」の漢字が好きだといっていた。

この「驚」、敬は羊のツノを恐れてしゃがみ込む人をあらわしているらしい。

そして馬は音に敏感な様子を表し、どちらもビクビクしている様子から驚くという意味につながっている。


また「うろ覚え」で検索した時に、うろは疎で、この「疎」は右と左に分かれている足と束で、束のものが分かれる様子を意味する。


こういうのって、日常でほぼ役立たないっぷりが面白い。

時間があればずっと読んでられる。

ブレインは時間ドロボーな危険な側面もある。


ブレインを使いはじめてポメラのようなテキストメモ機能と、さらに辞書機能という新たな魅力が手元に揃った。

とはいえふだんの文字打ちはPCが断然ラクなのでメインはMacで打っている。

ブレインだとデータ移行がわりと面倒。

だからブレインは手元の辞書ひきに、あるいは出先の緊急用につかっている。

この形がいちばん使いやすいし気持ちいい。




ポメラがわりのテキストメモ機能をメインで使うなら、こちらがリーズナブルで快適に使えます。テキストメモ標準内蔵。動きもサクサクしてます。


こちらもテキストメモ標準内蔵。ただ上のモデルよりはややモッサリ。
全体の作りはしっかりした感じ。


ポメラの最新作。
最近Amazonで値下げが続いてます。
2022年発売だから、そろそろ新型が出る予兆なのか。。


あるいは手持ちのスマホとBluetoothキーボードがあれば出先の文字入力やちょっとした作業で幸せになれます。こちらは乾電池で動くのも良きです。


うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。