見出し画像

Less is moreについて思ったこと

"Less is more"
英語で話しているとよくでてくる表現で、訳すると
「少ないほど豊かである」とか 「シンプルが一番」といったところか。

もう少し意味を与えてやると、
「ごちゃごちゃ無駄な情報が多いと、自分(または相手)の焦点が曇り、本来追い求めている価値が下がってしまう」かなーと思うんだけど、

元々は建築やデザインの業界で使われているみたい。googleサンキュー。

ビジネスロゴとか、それこそユニクロや無印みたいにシンプルなデザインもそうだし、ミニマリストのように必要なものだけを揃える世界でも大事なコンセプトで、見渡してみると、世間は"less is more"を好む。

上の例のように物質的なところや見た目だけに該当するかと思いきや、
ビジネス界での考え方や情報量でも同じことが言えたり。

僕は商談時に悪い癖で、絶対知っておくとお得な(と僕が勝手に感じてる)情報をガンガン入れていくタイプで、

お客さんが求めているものであれば大当たり。信頼度が増し仲良くなれる。
お客さんが求めているものでなければ、相手を惑わし考える次元を増やさせることになる。要らない情報なので時間も無駄。

当然、この当たり率を上げたいのであって、
それは相手のことを知り、相手の置かれている状況、求めている内容を理解した上で、使い分けの判断をしないといけない。

つまり、相手にとっての"more"を理解して初めて、
"less is more"は適用されるなーと。


本質的に人間は枯渇より豊富を好むと思ってるけど、
断捨離(less)した後に、充実感(more)を感じるのは、
その充実感を想像でき、そこに価値を置いているからであって、

シンプルな服やデザインも、見晴らしが良く、余計なものがなく、美しいというmoreの価値を知っているから。

なので、"less is more" ではなくて、

"less is more (only when you know what more is)"

「自分(または相手)が求めている価値がわかったときにだけ、少ないほうが豊かである」

和訳は微妙だけど、こっちのほうがしっくりくるな~。


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?