能登半島の避難所支援に行ってきました

能登島への支援活動

1.能登島について

能登島は石川県七尾市にあり、人口は約2,400人(2020年)で、老年人口(65歳以上)の割合が50%以上と高齢化が進んでいます。自然豊かで魚がとても美味しい魅力的な島です。

2.地震発生直後の様子

1月1日の地震発生時、多くの家族が正月で集まっており、高台の避難所へと自動車などで移動しました。避難所は混雑し、七尾市役所にも避難者が溢れ、初期の数日間は統制が取れない状況でした。通信の回復後、地元市職員が避難している避難所の運営に継続して参加することとなりました。

3.避難所の状況

避難所にいる多くの避難者は高齢者で、食事の配布や清掃などの日常業務を避難所運営スタッフとボランティアが担っていました。市からの支援物資は能登島コミュニティセンターで住民に配布されていました。避難所の運営は地域住民と能登島地域づくり協議会スタッフの協力により、比較的スムーズに行われていました。

4.能登島の現在の課題と今後の展望

能登島の主な課題は、若者が島から離れてしまうことと地域経済の回復です。震災により農業用水、倉庫、農機具が破壊され、今年の稲作どうするのかなど農業に対する不安が高まっています。また、観光業も道路の損傷や能登島水族館でのジンベイザメの死、民宿がいつ再開できるかなど、復興への道が見えず、大きな打撃を受けています。

今後の展望として、地域の復旧と復興には、地域住民の相互支援と外部からの支援が不可欠です。経済支援、特に赤十字や赤い羽根などへの寄付、地元産品の購入、観光振興による地域経済の活性化が重要です。また、避難所の運営においても、より効率的な管理や縮小が求められています。地震の影響を乗り越え、能登島の美しい自然と文化を保ちつつ、持続可能な発展を目指すことが重要です。

能登島地域づくり協議会が能登島の復興活動を進めるため、HPを立ち上げました。僕は能登島の応援をするため、どうすれば多くの方に能登島に興味を持って、支援していただけるかを考えていきます。
私が能登島に派遣されて支援活動を行った期間は数日間でしたが、能登島の住民の皆さんの魅力に触れることで、一気にファンになりました。
能登島の方々の力にになれるように、末永く応援していきます。
頑張れ!!能登島♡

令和6年能登半島地震 能登島地区支援金特設ページ
https://notojima-chiiki.com/noto-earthquake/#title

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