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2021全日本選手権シクロクロス

大会:第27回全日本自転車競技選手権大会シクロクロス

日時:2021年12月12日

会場:茨城県・りんりんポート土浦/川口運動公園周辺特設コース

天候:晴れ

カテゴリー:UCI-Men 23

距離:19.2km(0.3+2.7km×7Laps)

リザルト:13位


使用機材

バイク:Toyo Frame Special Carbon Tubing

ホイール:DT Swiss CRC 1100 Spline db 38

タイヤ:Challenge Grifo Team Edition 33 1.7ber

コンポ:Shimano Ultegra R8020


今年4回目となる全日本選手権。長いシーズンの最終レースとなった。最後の全日本はシクロクロス。メンバーもシクロクロスメインの選手やマウンテンバイク、ロードレースを主戦場にしている選手が集まり、特にU23カテゴリーは熱いレースが期待されていた。自分自身ボロボロとなっていたが、出るからには勝ちたいと思っていた。だが、そんな簡単に勝てるほど甘くないのは分かっていた。経験の少ないシクロクロスで今の自分の立ち位置を把握するためにはこのレースは最適だった。来年の為にできることはやろうとレースに臨んだ。

土浦のコースはド平坦のスピードコース。秒差が少なくとも距離で見れば差が開いて見えるコースだ。流れが良くて意外とパワーを使うところが少ない。ミスしないで綺麗なライン取りで走ることが重要だと考えた。あとは、私はスタート順が後ろの方だと予想できたので、如何に早く先頭まで上がれることがなによりも重要だった。

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今大会も東洋フレーム様の万全なサポート体制でレースに臨むことができた。今年からとてもお世話になっている。バイクのメンテナンスや洗車、ピッドなどあらゆる面でサポートして頂いた。マルイ様からのDT Swissのホイールもマウンテンバイク、ロードレース、シクロクロスの幅広い種目でサポートして頂いて本当に感謝しています。応援、サポートして頂ける方々への恩返しはレースで勝つことだ。今回はかなわなかったが、今後勝つために努力していきたい。


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レースは11時スタート。スタートは3列目だった。号砲と同時にハイスピードなレース展開へ。スタートから前に上がることが重要なことだと分かっていたが、前が詰まっていて上がれなかった。そして、前に追い付く前の2周目早々にばててしまった。そして、順位も20番以降まで下がっていた時もあった。

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腰は痛みはなかったが、違和感があった。正直、走りには影響はなかったと思う。このままじゃ終われないと思い、中盤から単独でペースを上げた。順位を少しは上げることができたが、トップとの差は歴然。全く背中が見えなかった。自分のペースで淡々と走ることしかできなかった。

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後半は落ち着いてきたので、ミスのないように慎重且つできる限り速く走れるようにと走った。自分自身シクロクロスは苦手意識があるので、克服するためにシクロクロスに慣れようと意識した。最後まで苦しいレースだったが、ラストまであきらめないで走った。結果はトップから+2:53の13位でゴールした。

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ゴールした直後は、長かったレースから解き放たれた感覚があった。もちろん悔しい気持ちもあったが、前者の方が強かった。この気持ちから今回のレースは勝つ気持ちが全然足りていなかった。腰痛の件でなかなか思った練習ができない中、やるべきことはちゃんとできたと思う。まずはオフシーズンでしっかりと治したい。そして、来年は強くなって戻ってきたい。

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今シーズンはこの大会で終了です。2021シーズンも最後まで走りきることができました。今シーズンサポートして下さったスポンサー様、応援して下さった方々ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。今年も成長できたと思いますが、まだまだこれから。来年は3種目の全日本タイトル獲得を目標にこのオフシーズンから念入りに準備していきます。

これからもよろしくお願い致します。

立命館大学自転車競技部 高本亮太



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