見出し画像

how toではなく本質を見抜け

〜今日の格言〜

ある人に魚を一匹与えれば、
その人は1日食える。魚の取り方を教えれば、
その人は一生を通して食える。
__________________________________中国のことわざ

発展途上国を開発する際に
どのようにしたら発展していくのかを
考えた時に、例えばアフリカで水に困っている
地域に下水道を設置してあげたり

電波のないところに電柱などを
設備して電波を飛ばしてあげるという
事をした時にどうなるでしょうか?

もちろんそのおかげでその土地の人々は
水を飲めるようになったり、携帯を
使えるようになるかもしれない。

ただ、長期的にみた時に必ずなにかしらの
故障は起きる。その時に彼らは直すことが
できません。

それはなぜかというと、ボランティアなどで
来た技術者たちが設置からなにまで全て
やってあげてしまったことに原因があります。

長期的に国を発展させていくには
何かそのモノを提供するよりも

それを作る方法だったり
運用していく技術や知識を
提供してあげるべきなのです。

そうすれば、もし壊れても各自で
直すこともできれば

その技術を使って他の地域でも
作ることもできるのです。

そうすれば徐々にその技術が
国全体に広まり、先進国と同じように
その分野においては発展を成し遂げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この話から、これから学んでいく人に
伝えたいことがあります。

よく人に教える機会がありますが
その際にテクニックを求めてきたり
うまくいっている人のその“やり方“を
聞きに来る人が多くいます。

しかし実際それ自体には長期的な
成長プロセスではないのです。

必ずテクニックやhow toっていうのは
廃れるし、飽和してできなくなることが
あります。

世の中は変化の連続で
何かをしたら完璧ということはありません。

もっと本質的な事を学ぶように
心がけて欲しいです。

もちろん教える側にも問題が
ありますが、教える人が必ずしも
それを理解している人だけでは
ありません。

だとすれば、人を変えるのは難しいので
まずは自分が変化をして、

本質的な、長期的成長を促せる
部分を自ら取りに行く姿勢を見せてください。

質問の質を上げるという話も
これと同じことで、

やり方を聞くよりは、なぜそれをしているのか
どういう場合にどのような対応をすると
どう反応が得られるのか

といった部分に焦点を当てて
情報を取りに行けるといいですね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?