とあるUIデザイナーの現場介入(コミットメント)

 こんにちは。フリーランスUIデザイナーのタカサキです。(@rrr_graphic

 昨年東京で開催されたゲームUIデザイナーの勉強会に参加した際にインハウスUIデザイナーとして働いている方からこんな質問を受けました。

「フリーランスのUIデザイナーってどんな感じでコミットするんですか?」

 自分の場合はフリーランスである上に地方(札幌)在住で活動しているため都内でインハウスや制作会社で働いているデザイナーさんとはプロジェクトへの関わり方がけっこう違っていると思います。

 ということで、今回は「とあるUIデザイナーの現場介入(コミットメント)」と題して地方フリーランスUIデザイナーがどのようにプロジェクトに関わっているかをご紹介できればと思います。


1.どんなクライアントと仕事してるの?

 クライアントの9割以上は東京の会社であったり個人開発者の方です。たまに大阪とか他府県からの依頼もあります。ちなみに自分が住んでる北海道(札幌)の案件は年に1件あるかないかです…(UIに限らず)

 中でも東京のクライアントが多くゲーム会社や自社サービスを手がける企業・スタートアップなどが多くを占めます。

 東京のクライアントは常にトレンドを意識した依頼が多く、昨年あたりはマッチング系のアプリUIの相談が多かったり、年末から今年にかけてはフィンテックやスマートデバイスなどのデザイン相談が増えてきています。

 東京以外のクライアントの場合は比較的地域に根ざしたビジネスを手がけているところが多く、観光や地域おこし的なアプリの相談が多いです。


2.どんな風に仕事の依頼や相談が来るの?

 はじめに公開したnoteにもちょっと書かせてもらってますが、基本的には既存のクライアントからの継続依頼であったり、他のクライアントさんを紹介してくれたりというケースが多いです。他にはクラウドソーシングでもけっこうお仕事相談が来たりしますし、最近ではTwitter経由での依頼もあったりします。


3.クライアントとはどのようにやりとりしてるの?

 お仕事の形態としては業務委託での依頼がほとんどです。秘密保持契約書と発注書を交わしたら即お仕事開始みたいな感じです。フリーになって一度だけ札幌の会社に常駐で働いたことがあるんですが、フリーの働き方に慣れすぎて全然うまくいきませんでした…

 クライアントとの連絡は定番のこの3つを使っています。最近はSlackが多いですね。Skypeはビデオ通話用って感じです。
 連絡については基本お互いのタイミングで連絡し合う感じなので仕事始める前にちょっと作業内容とか確認して夕方になったら一度進捗報告をしたり、クライアントによってはもっとゆるゆるだったりします。
 個人的に連絡できるときに連絡するというスタンスを取っているので休日や深夜でも返せる時はなるべく返すようにしてます。


4.お金のこととか…どうしてるの…?

 自分の場合はいたって普通だと思います。こちらから見積もりを提示して合意していただけたら契約書などを交わしすぐ作業に取り掛かります。ただ、規模(額)の大きいお仕事の場合には着手金として報酬の50%を入金いただき、完納後に残金をお支払いいただく形をとっています。大体のクライアントさんは応じてくれてますし、今のところ未払いで困ったことはそんなにないです(未遂は何度かありますが…)


5.UIデザイナーとしての作業範囲はどこからどこまで?

 これはあくまで私の場合になりますが、基本的にはデザインだけを作業範囲とさせてもらっています。(というのも恥ずかしながらスキルセット的にデザインしかできないので…)でもそれでも食べていけてます(笑)

 大まかな流れとしては…



・プロジェクトの概要や仕様書等を確認しヒアリングを行う
(齟齬がないようSkypeなどを使い口頭ベースでのやりとりを心がける)



・密にやりとりしながらワイヤーフレームを作成する
(すでにワイヤーフレームがあるケースも多々ある。その場合は内容を確認し直すべきところや改善すべき部分を提案する)



・PhotoshopやSketchなどでデザインに落とし込む
(常に細かくレビューしてもらいながら進める)



・デザインFIX後、データを納品し作業完了
(納品形式はデザインデータをそのまま渡したり、それプラス画像パーツを切り出す作業まで対応するケースなど様々)


 ざっとこんな流れで日頃やっています。基本的には企画ありきでの依頼が多いのですが、できる限り提案はするようにしています。
 稀に企画段階でゼロから設計してほしいというような相談も来たりします。そうなってくるとフルコミットする必要性があったりリモートであることが障壁になってくるケースもあるため、泣く泣く辞退させていただいてるのが現状です。このようなケースでも仕事を受けられる体制作りは今後の課題であると感じています。


6.リリース後の修正やアップデート対応はどうしてるの?

 正直にいうとリリース後のアップデートや修正対応というのはほとんどありません。デザインデータもお渡ししてるので社内で対応されているものと思います。なのでいざリリースされたら自分の意図したデザインになっていなかったり、逆に自分が作ったものより良くなってたりすることも多々あります(苦笑)ただ、そのおかげでひとつのプロジェクトが終わればまたすぐ次のプロジェクトに移れるというメリットはあります。



 ちょっと長くなってしまいましたがここまでお読みいただきありがとうございます。自分自身、今の働き方は気に入ってて日々楽しくお仕事させてもらってるんですがフリー故の問題点なんかもいろいろあったりします…。そのあたりの考えも今後noteで発信していきたいなと思っています。

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Ryota Takasaki

とあるUIデザイナーのnote

札幌在住フリーランスUIデザイナーの実態など
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