見出し画像

「IT業界は人手不足」⇦これについて考えてみた。

「IT業界は人手不足!」あなたもITエンジニアに!

こんな謳い文句はいくつものスクールが定型文かのように謳っているが、果たしてIT業界は本当に人手不足なのだろうか?
この問いかけに考えていきたいと思う。

「できる人」がいないんだ!

こような言葉をTwiiterで見かけた。
人手不足なんかではなく単純に「できる人」がいないと。

なるほど、確かに。
Twitterでは僕含め未経験の方が多くいる。
「本当に人手不足なのか?」と言うくらい。

でも、「できる人」がいないが真実なら話は別だ。
実際に転職サイトでも「急募」と書いておきながら条件は「3年以上の実務経験」などと矛盾したことを書いている。

多分、人手不足なんかではなく単純に「できる人」がいないとうのは本当なのだろう。

なぜ「できる人」がいないのか

では、なぜ「できる人」がいないのか。
その理由を大きく二つに分けて考えてみた。

1,できる人が自社にないだけ
2,できる人を育て上げる力が自社にない

1に関しては平たく言えば「できる人」はヘッドハンティングされたり、さらに待遇のいい会社に転職しているだけだろう。
待遇を上げられないその会社に責任がある。

じゃあ、2についてはどうだろうか。
個人的にこの問題は非常に大きい問題だと思う。

何故なら、技術や考え方を受け継がせることができないとうことは、すなわち終わりを意味するからだ。

伝統工芸品を思い出してほしい。
日本には数多くの伝統工芸品で溢れている。

そして、そのどれもが美しい。

だけど、職人は言う「跡継ぎがいないから自分の代で終わり」だと。
あの美しい工芸品が跡継ぎがいないだけで見られなくなるのだ。

でも、跡継ぎがいないだけと言うのは同時に教育の力、つまり人を育てる力がなかったのだろうと思う。

IT会社だって同じだ。
自社に人育てる力がなければいずれはこのような現象に陥るのではないのだろうか。

何故、IT業界は人を育てられないのか

2,できる人を育て上げる力が自社にない

という部分を仮説として考えてみる。

そもそも何故人を育てられないのか。
これも2つ仮説を上げてみた。

1,過去に人が入らず育成をする新人がいない
2,教育ができる人材を育て上げられない

1のそもそも過去に人が入らず育成をする新人がいないということについて。
IT業界のイメージと言えばこうだ。
・徹夜
・キツイ
・ブラック
ちょっと前までの僕のイメージはこうだった
いわゆるIT土方と呼ばれるものだ。

「IT土方」という言葉が広がっていたのをみると、多分上記のようなイメージを抱いていたのは僕だけではないのだろう。

お隣の奥さんも同じようなイメージを持っていたに違いない。
昔好きだったあの子もきっと同じようなイメージを抱いてるだろう。
そして、学生を終え社会人となっていく人々でさえも。

・徹夜
・キツイ
・ブラック

などの実態で「IT土方」と呼ばれてしまうような業界にわざわざ飛び込んでいく人はそうそういないだろう。

入ったところで、耐えきれず嫌気がさし違う会社へ行くか、業界を去るかのどちらかだ。

そうこれが、そもそも育てる新人がいないの背景だ。
IT業界自らもたらしたイメージで育てる人材を逃しているのだ。

そして2つ目の、教育ができる人材を育て上げられないについて

教育者に力がないのか、そもそも教育される側に力がないのかは置いといて、教育者を育て上げられないのだ。

これについては、完全なる偏見だがエンジニアはコミュニケーション能力に劣っているとよく聞く。
だから、コミニュケーションが普通に取れるだけで重宝されると。

この言葉が本当なら、コミニュケーションでさえもおろそかなエンジニアが目に見えないプログラムの流れを人に教えたり、その知識を受け継がせていくなんてかなり難しいことだろう。

それに加え「技術は見て覚えろ!」なんていう会社が未だにあるのもたまに聞く。
育って欲しいのなら教育だ。

実際、伝統工芸もそうだろう。
「技術は見て覚えろ!」が当たり前の職人の世界で跡継ぎが育つわけがない。

こんな話も聞いた。
ある伝統工芸を学ぼうと2人の職人の元に1人ずつ弟子が入ったそうだ。
1人の職人は全て言葉と動作で教えた。「見て覚えろ」なんて言うことはなく、ありのままを伝えた。
その結果弟子は数年で一人前になったそうだ。

一方の職人はと言うと完全なる「見て覚えろ」タイプの職人だったそうで、弟子が一人前になるのに数十年かかったそうだ。
この1つの例だけ見ても、教育がいかに大事かがわかるように気がする。

IT業界自らもたらしたイメージで育てる人材を逃している
・コミュニケーション能力の不足

つまりこの二点が現在の「できる人」不足を招いているのではないかと思う。
ITが伸びてきたから、その時代に追いつくために技術を上げたい。だから、人手が足りていないわけではないのだ。

IT業界が過去にほったらかしにしていた負債が今となって大きくのしかかっているのだ。

この状況を逆手に取る

これまでを読んでみると、なかなか危なそうな業界だなと思う。

だけど、これを逆手に取ると言うのはどうだろうか。
教育者が育たない、コミニュケーション能力が低い人が多いなら、その逆の人物になれば重宝されるだろう。
教しえるのがうまくて、コミニュケーションも問題ない。そんな人物になればいい。

会社を選ぶときだってそうだ。
経験の浅い人が入ってきたとき、教育をどのようにしておこなっていたのかを聞けばいい。
そこで、具体的にはぐらかすような、ら残念だがその会社は教育という方面では弱いのかもしれない。
だが、具体的な回答が得られれば、その会社の基盤は今後もしっかり持ち続ける可能性が高い。

そして、未経験がITエンジニアを目指すに当たって、上記のような部分を伸ばしていくのも1つの戦略だと思う。
きっと企業からしたら、何十何百と面接者を見てるはず。

そこそこポートフォリオを持ってくるものもいるだろう。
それプラスマネジメントの経験が今までにあればそれは大きなアピールポイントではないのだろうか。

ただ闇雲に頑張るだけでは足りない。
具体的な目的を持ち、どうすればそれが達成できるのかを考えて行動していこう。

あとがき

頑張ろう!


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

ありがとうございます!あなたの明日が良い日になるよう願っています!
10

Ryoto kubo

photo thanks

みんなのフォトギャラリーで使っていただけたnoteたち。普段関心のない領域のものから、共感できるものまで、多様な視点があってとても面白いです。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。