このアニメを初めて観たのは中学3年の冬だったはず。

受験を控えていたのか、終わっていたのかは忘れちゃったけど、とにかくあと数か月でこのアニメの様な、バラ色でキラキラした学校生活が待っているんだってワクワクした。

自分を犬扱いしてくる先輩がいるかもしれない。
悪友とも呼べる女友達だってできるはずだ。
変態ですねなんて言いながらスクール水着を見せてくれる後輩もいるだろう。
内気でシャイな後輩に教官なんて呼ばれちゃうかもしれない。
クラスの委員長は裏の顔があるに違いない。
たぶんちょっとぽっちゃりした幼馴染だっていきなりできるだろう。

結果はもちろん灰色なスクールライフが待っていたわけだけど。

要するにこのアニメを最も多感な時期と言っていい中学生の頃に観たわけで。
そりゃ記憶に残るってもんでしょ。

なんだよ「変態紳士」って。
俺もなりてぇ！
そう思うでしょ。

そんなわけで、今回は紳士諸君の新たな性癖を開拓していったアニメである「アマガミSS」の思い出をつらつらと。

まずざっくりと各ヒロインの印象を書いていく。短く、簡潔に。

〇絢辻詞
絢辻さんは裏表のない素敵な人です。かわいい。

〇棚町薫
サバサバしているように見えるけど乙女な一面もある女の子。おへそにキスしたい。かわいい。

〇七咲逢
クールだけど面倒見の良い後輩。僕も膝枕してほしい。かわいい。

〇中多紗江
巨乳。いい匂いしそう。かわいい。

〇桜井梨穂子
梨穂子はかわいいなぁ！！！！！！！！！

〇森島はるか
本作のメインヒロイン。本名は森島・ラブリー・はるか。イギリスの血が入っているクォーターである。学園祭では事実上のミスコンである「ミスサンタコンテスト」にて2連覇中の3年生。今年3連覇がかかっている。誰もが認める高嶺の花。
このヒロインがもうめちゃくちゃかわいい。
信じられないくらいかわいい。
なんだよ膝裏キスって。
ポンプ小屋？それあれだろ？今でいう多目的トイレのことだろ？
そんなとこでアンアン言ってたらそれもうセックスだろ。
それでなんだよ、ホテルで覗かないでねっていわれたから忠犬よろしく待てしてたのに、
はるか「ばか。なんで覗きに来てくれないのよ」
だとぉ？
ちくしょう、厨坊の僕には難しいぜ。
覗くのが正解だったとは。
おれもしっとりと濡れたはるかの髪を撫でながら、ぎゅっと抱きしめてぇよ。



とまあ、多感な厨坊だった僕は見事にお姉さんの魅力にやられてしまったわけ。
そして僕を2次元の沼へ引きずり込んだ元凶でもある。
ほんと、罪な女だぜ。。。

こんな感じで各ヒロインが魅力的で、誰かが悲しむことはないオムニバス形式を採用したアニメだったから、今なお根強いファンがいるんだろうね。

そしてもう一つ。
「歌」もこのアニメの魅力だと思う。

まずは1クール目のOP曲。azusa『i love…』

そして2クール目のOPのazusa『君のままで』

この2曲はazusa本人が作詞作曲してる。
ほんとは制作サイドが用意した曲があったらしいけど、
azusaが持ち込んだこの曲を聴いて、「コレだ！」ってなったとか。

そしてもう一曲。
隠れた名曲を紹介したい。

それは森島はるかのキャラクターソング。
森島はるか（CV伊藤静）『花』

あぁ、甘えたかったんだね。
でもらしくないかなって。嫌われちゃうかもって。
そんな葛藤してたんだね。


こんな感じでまだまだ良い曲はたくさんあるのでぜひキャラソンアルバムを聴いてほしい。


今調べたらアニメ放送が12年前って知って震えてる。
そんな前だったっけか。
歳はとりたくないね。

そんな昔のアニメかもしれないけど、僕の青春の一部だったことは間違いない。

今だって僕は変態紳士に憧れているんだ。

この先も、ずっと。