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初広島で口いっぱいに広がる生臭さ。奥歯ガタガタいわされましたの巻き。パート2

夕方の4時くらいだったけど疲労と喉の渇きから早めの夕食にすることにした。

食べるものはもちろん牡蠣でしょう。
これを食わずに広島だとぉぉ。てやんでぇである。

とりあえず、商店街を歩きネットで調べた評価の高い焼き牡蠣のお店にはいることにした。

牡蠣それは海のミルク
私はその味を知っている。
数年前、伊勢志摩に行ったときに旅館で食べた。プリっぷりの牡蠣
ほおばると口いっぱいに広がる濃厚な味。

牡蠣ってこんなにおいしかったんだ。ホントにミルクみたいに濃厚だぁぁ
それまで、スーパーのあまりおいしくない牡蠣の味しか知らなかった私は
その時、牡蠣のおいしさと至福を味わったのでした。

というわけで、意気揚々と
生ガキ、焼き牡蠣、カキフライを頼んだのでした。
まずは生カキから、氷の上で貝の中で上品に添えてある牡蠣

それではいただきます。
・・・ぐぅぅぅぅぉぉぉぉおおおおおおおお

なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ
美味しいというレベルではない。
口いっぱいに広がる生臭さ。吐きそうだ・・・。

それを頑張って飲み込んだ。奥歯はガタガタ、鳥肌はボツボツ
額から冷や汗。
とてつもなくマズい。

それまで旅行気分だった私の胃袋とメンタルが一瞬で滅殺。
そして、志摩の美味しい牡蠣の思い出が
強烈な生臭さの牡蠣に書き換わってしまったのだ。ガッデム。

生牡蠣がこのクオリティということは
焼き牡蠣は・・・思った通りそんなに美味しくなかったのである。

そして残念なことに
焼き牡蠣は4つ入りを2皿注文したので計8つ。プラス彼女がセットで頼んだ
ものに焼き牡蠣が2つついていたので、全部で10個来たのでした。

もうね地獄絵図だよね。

焼いてあるために生臭さはないけどもおいしくない。
肉厚だけど美味しくないのである。

そんなときに傍にそっと置いてあったレモンコスという
レモンのタバスコをかけてみる。

さっきまでそうでもなかった焼き牡蠣たちがとてもおいしい
レモンコス牡蠣にあうじゃーーーん

違う。違うのだ。
本来は牡蠣の味を楽しみたかったのだ。
素材の味を堪能したかったのに、調味料でごまかすとか
ありえないでしょ。

ちなみに
あなごも注文しました。
4切れで2000円のあなご。さぞうまいのであろうとワクワクして待っていたのですが
見た目、味ともにスーパーに並んでるあなごの如し。
なめとる。この質でこの値段。マジでありえん。

というわけでガッカリしながら宮島を痕にしたのですが

地獄はここからでした。
彼女が食あたりでホテルに就てから6時間苦しみました。
吐いてベットに戻り、吐いてベットに戻りを繰り返す。

地獄真っ最中の彼女がポツリとつぶやいたのは
二度と牡蠣食べねぇーでした。

2日目はお好み焼き
広島風というやつを味わうため、広島の街をうろつくと
結構あるんですね。お好み屋さん。

気になるのが、広島の人はお好み焼きに「広島風」をつけないんだとか
でもさ、見つけるお好み屋さんの看板にデカデカと「広島風」ってあるのだがどういうことでしょう。

今回は、前日にネットの情報を信じたためにえらい目にあったので
人のいっぱいいるお店に入ることにしました。
とっても美味しかった。お好み焼き最高ー!

そして帰りの新幹線。
窓から見える広島を見ながら誓った。
金輪際、牡蠣はくわねーー。と。

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