あれ?七夕だった?
気づけば昨日が七夕でした。
子供ころ、あれほどロマンチックな響きを持っていた七夕が、こんなにもどうでもいい日になったのは、いつからだろう。
学校の教室にどこかの山からもらってきた笹を一本飾って、それぞれの未来や願望を想像しながら、友達とあーだこーだ言いながら、配られた短冊に願いを書いていたあの頃の純粋さは、天の川に流れて消えてしまった。
あの時自分がどんな未来を想像していたのかなんて、今はもう思い出せないけど、自分の未来に希望があると信じて疑わなかった子供の時が、一番楽しかったといえる大人になってしまったのは、あの頃の自分に申し訳ないと思う。
でももし、あの頃の自分が「楽する生活がしたい」と短冊に書いていたなら、あながち叶っていないとは言い切れない生活をしているよ。
・・・それなりの犠牲は払ってるけど。
人生って甘くないね。
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