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「講談師になりたい」と1日だけ考える

神田白山の講談を見て、講談師になりたいと思った。さっそく「どうやったら講談師になれるのか」を調べてみるのだが、あいにく良くわからなかった。

全国に80名程度しか存在していない講談師に弟子入りして、「前座」「二つ目」「真打」という順番で成り上がるのが一般的らしい。講談の話はおよそ8000もあり、膨大な数の1席を打つという。

そこらへんまで調べていると、「まあそこまでの熱量も持っていないのだから、やめておくか」となってしまう。一瞬で熱が消えてしまって結局何もやり遂げられない、ぼくの悪い癖である。

「講釈師、冬は義士、夏はお化けで飯を食い」 ということわざがあるらしく、そのことわざの通り、冬には赤穂義士伝(あこうぎしでん)を打ち、夏には怪談を話して飯を食うのだという。

そんな格好いい生き方もあるのだというのだから、ぼくもそれを一度は目指してみたいと思う。目指してみたいとは思うのだが、あいにく興味が1日で尽きてしまうのである。

もう少し継続力というのか、熱中できる何かが欲しい。

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