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負の感情を抱く相手との人間関係を改善する秘訣:まずは自分の感情を認める

ネガティブな感情が生じた時には、まず自分の感情を冷静に整理(例えば、適切に認識し、アンガーマネジメント「6秒ルール」で冷静になります)します。
次に、ネガティブな思考パターンを改善する認知行動療法を使い、行動を変えます。
これらを活用することで、ネガティブな感情を自分の中で管理でき(自己制御の向上)ます。

しかし、負の感情を根本的に解決し、繰り返さないようにするためには、人間関係を改善することが必要です。
「自己肯定感を高める道のり」で21回に渡り、自分の心の課題を解決する方法を掘り下げてきました。
今回からは、「負の感情を抱く相手」との人間関係を改善するにはどうするか、相手と向き合う、「一歩進んだ課題」を、記事にしていきたいと思います。

人間関係を改善するには、自分の感情を認識してから、相手の立場や背景を思考することが重要です。
わかりやすく具体例を上げて掘り下げたいと思います。

自分の感情を認める

上司から不当な批判を受けたときに、怒りや恐れや悲しみやなどの感情を抱きます。
それらの感情は、自分の仕事に対して責任感やプライドを持っていること、上司から認められたいと思っていること、自分の能力に不安を感じていることを表しています。
これらの感情や思考を認めて受け入れることで、自分の心に嘘をつく必要がなくなります。
また、自分の感情を認めることで、上司に対しても冷静に対処することができます。

相手の立場を考える

負の感情を抱く相手の言動が、必ずしも悪意や敵意に基づいているとは限りません。
相手にも、自分と同じように感情や思考があり、それが言動に反映されています。
相手がどういう状況にあるのか、どういう目的や意図があるのか、推測することで、相手への理解や共感を深めます。

上司が不当な批判をした理由は何でしょうか。
もしかしたら、上司は自分の仕事に対してプレッシャーやストレスを感じているのかもしれません。
または、上司は私に期待していて、もっと成長してほしいと思っているのかもしれません。
あるいは、上司はコミュニケーションスキルに問題があって、適切なコミュニケーションができないのかもしれません。
これらの可能性を考えることで、上司への怒りや恨みを和らげることができます。
また、相手の立場を考えることで、自分と相手の間にある違いやギャップを見つけることができます。

次回は、コミュニケーションに関して、記事にしたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
私の経験があなたに役立つなら、幸いです。


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