好きと言わない彼氏、愛を言わない結婚について。

恋愛関係のテーマとか、結婚についてとかは、ほとんどこのnoteに書かないのだけれど、今回は特別に。

好きと言わない彼氏、タイトルなのだが、自分のことで、今まで、大学時代に初めて出来た彼女、社会人になって付き合った女性に、意思表示として「好きです」と、一度も伝えたことがないのである。これは、一体何なのだろうと思い、まだ、結論も分からないまま、書き始めて、考えて見ることにしたい。

思い起こせば、「付き合ってください」は再三どの女性にも伝えた。それで、ほとんど意中の女性が彼女になってきた恵まれた人生なのだが、それは一体どういうことなのだろう。ルックスは確かに人並みよりは少し良いようだし、好きになった女性に対しての「押し」やアプローチはかなり強引なのだが、あと、高学歴で大手企業勤めなど、高身長ではないが、かなり条件としては、恵まれているものの、その条件や、強引なアプローチだけで、どうしても彼女をゲットすることはできないだろうし、あと、そのあとも、結婚を考えてくれる女性が現れたのは、なぜだろうかと、最近答えを出せない自分がいる。

ひとつ思い当たることは、好きとは言葉では言わないが、その女性の趣味、特技など、個性に繋がることにとても関心があり、そのことを尊敬し、褒めている自分がいたように思う。もし、それが、的外れでなかったのならば、その女性に対しての感情が、本人たちにとって嫌なわけはないのでは、と思う。あと、付き合った女性との別れ方について思い出すと、自分から別れを切り出した女性たちは、そういうなんの分野でもいいのだが、尊敬出来る個性、ひいては価値観を見出せなかったことが多く、別れを告げられた女性たちは、皆、一同に、自分にはない魅力的な(ルックスのことではない)個性があったように思う。

そうすると、その魅力的だった彼女たちの価値観や、個性を、ただ「好きです」ではなく、こういうところ(ルックスではない、改めて)が魅力的で好きですくらいは(せめて、好きです、ではなくても、素敵ですね、くらいは言えても)伝えても良かったのではないかと、中学生や高校生でも、出来る恋愛表現が欠落していた感が否めない。

でも、その欠落があったにせよ、やはり、彼氏彼女関係が長く続いた場合もあったわけで、全てを分析してこれが恋愛の正解、みたいなものをここに書きまとめても、しょうがないのだが、また、次に、恋愛の機会が訪れた時に、同じ失敗はしたくないという思いはある。もう、アラフィフなのだが、始まるのが遅すぎる恋などない、とも思うので、まだ、自身、その恋愛する余裕がない生活だが、少し、たまにはこういうことも考えてみるのも、悪くないと思ってしまった。実際、好きです、を伝えないで彼氏彼女関係になった人の統計も取ってみたいような、皆さんの恋愛事情なども、どこかのコラムで読んでみたいな、と思ったりもする。

あと、愛を言わない結婚は、その恋の延長線上でも、区切りとして、セレモニーとして結婚式というフェーズで伝えるが、プライベートでは、ただ、結婚しよう、だけでいいのか、もっと愛情めいた表現を、皆さんされているのか、また、結婚後も、愛を言葉にしている人は、どれくらいいるのか、もう、黙っていても、伝わり合っている何か「絆」が出来るのか、とか、未婚者なので、想像の域を出ないが、どうなのかなと、ふと思ってタイトルに入れてみた。こちらのフェーズもまだまだ先か、一生ないのか、みたいな感じなので、恋愛コラムってあまり、今まで関心がなかったが、少し目を通してみたいと思ったりした。改めて、恋愛の正しさって百人いたら百通りだったり、千差万別の世界で、面白いなと感じている。

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