ことばについて。

天野祐吉さんの奥さんが、いい記事を上げていて、少しインスパイアされました。
ことば、読むものではなく、知るものでもなく、自分の場合は「観るもの」という場合もある体験をしました。

数年前にオペラシティで開催された「谷川俊太郎展」文学者、詩人を視覚的に捉えることが出来て、とても脳の刺激にもなり新鮮でした。
あと、インスタレーションで、Macのibookで谷川俊太郎さんが原稿を書いているスピード。
そこで詩人の大家の書く速度を知りました。こういう作家の書き方をインスタレーションで見せてくれた谷川さんやキュレーターにとても感謝したい気持になったことを覚えています。
あと、文字数の物量の問題はありますよね。
例えば、自分の好きな作家、沢木耕太郎氏は、人の砂漠で500ページ。
谷川先生の書く速度では、上梓が間に合わないですよね。
どちらが正しいということではなく、詩と、速報性を求められるジャーナリストのルポ、その違いは皆さんにも分かってもらえるのではないでしょうか。

ことばを「観る」こと。

その意識は本が好きな人たち、一度意識されてみてはいかがでしょうか。

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