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Photoshop「被写体を選択」機能とAIに仕事が奪われるかどうかの話

話題になっているPhotoshopの被写体を選択機能を
早速使ってみました。
オリジナル写真から「被写体を選択」し、白い背景にコピペ
という作業で検証してみます。


(1)外ポートレート

ぱっと見精度高くなかなか優秀ですが、ピアスの下の部分が
うまくいっていません。あとは服の明るい部分とカバンのストラップ、髪の毛も一部削れてしまっているので、その辺りは手作業での修正が必要です。
逆に言うとそこさえ直せば使えそうなので作業時間大幅短縮できそう。

(2)室内スタジオ撮影

こちらもかなり優秀。強いて言うならやはり髪の毛が少し不自然なのでそこをソフトに仕上げればより自然に仕上がりそう。
髪の毛って前から大変なんだよね・・・。

(3)置いてあるものを撮る

これは、影を選択しないからこのまま使うのはちょっと不自然ですね。
それに真ん中の机の部分も選択し直さないといけないです。
でも概ねアウトラインは秀逸。

https://www.youtube.com/watch?v=PSBOI8s_iMo
簡単に動画も撮っておいたよ。

こんな感じとなりました。
置いてあるものを撮っている写真には使いづらそうだけど
ポートレートなどには相当使いやすそうです。
これを機に私もCG作品でも作ろうか??

先日Adobeの中の人に話を聞く機会があったのですが
こちらの「被写体を選択」機能はAdobe Senseiという
AI技術によるものだそうです。
個人的にはコレ今までで一番身近なAIかも。
AIはよく人間の仕事を奪う、と言われることもありますが
そうではなくあくまでも「作業」のサポートと
Adobeさんでは捉えているそうです。
確かに微調整や最終的な「どうしたら美しいか」
のようなところは人間の仕事だろうなと思います。
逆に言うと作業しかできない人は、仕事がなくなってしまう
んだろうなぁ。
ということで、これからも使える技術はフルに使って
クリエイティブに作品作りに取り組みたいと思います。

もしサポートいただいたらいつも他人に譲ってしまう傾向のある心やさしい旦那さまと、彼の大好きなカニを食べに行きたいです。応援よろしくお願いします。