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マジックアワーのポートレート撮影会

先日、モデルさんの撮影会イベントを行いましたので、詳細をレポートしたいと思います。今回は囲み撮影で5名の方に、参加していただきました。私も一緒に撮影したので、その写真を紹介します。あくまでも、参加者の皆様の隙間から、邪魔にならないように撮るというものです。

一般的な撮影会がどんなものなのかはわかりませんが、実際にプロとして写真を撮っている私が主催している撮影会は、その場で光・被写体・その他全体の雰囲気を見て「私だったらこう撮りたい」という思いつきを試すような会となっております。

「試す」とは、何を試すか。それはまず、「モデルさんへの指示」です。どこに立ってもらうか。どっちを向いてもらうか。シンプルなようですが、これが、実は一番大きいところです。

立ってもらう位置で光の当たり方や、色の出方という写真の要の部分が決まります。これを、その場で「こうしてみたらどうだろう」と試したいものを試して行っている、という感じなんですね。

特に西日だから光の影響が大きい!

ポージングに関してはある程度モデルさん任せにしてしまいますが、光を読むのは絶対に撮影者がするべき(というかやった方がおもしろい)というのが私の考え方です。立ってもらったら、とりあえず撮ります。とはいえ、最近はファインダーで確認できるのでシャッター押す前からいい感じだったらいい感じってわかるんで、とりあえずで撮らないことも結構多いですね。

ドラマティックな雰囲気も素敵

それで撮れた写真がが、「かわいい」なのか「かっこいい」なのか、「キレイ」なのか。ざっくりした感想をモデルさんに伝えます。そうすると、「かっこいい」と伝えられたなら、「この方向性で行ったらいいんだな」というメッセージになるので、それをモデルさんは多分汲み取って、作って行ってくれると思うんですね。その先は、いろんなコミュニケーションの仕方がありますが、ある程度自由にイメージを作ってもらう方がうまくいく感じがします。

逆光も良い

限られた時間の中で、いろいろな表情を撮れたら素敵なだなと思うので、みんなが熱心に撮っててもある程度バッサリ切り捨てて、「次の場所へ移動します」というのも私の大事な役目。あと、衣装変えたり、休憩のタイミングも声をかけます。

衣装チェンジしてもらいました
表情の作り方が本当に上手なまゆうちゃん。

モデルさんがポーズをしやすくなったり、撮影中の変化を楽しめるように小道具も持っていくことが多いです。今回は、帽子と布を持って行きました。布は、風に靡くととても幻想的。

夏の名残
瞳に光を入れたいときは、目線を指示することもあるよ
飛んでいけそう
台があったので、登ってみて上から撮ってみた
スローシャッター
光の変化を楽しめる撮影面白い

最後に、この日は夕焼けが雲に入り、思ったより早く暗闇がやってきたのですが用意していた花火を撮影しました。風が強いから付けるのが大変だったけど、咄嗟の判断でこういうポージングをしてくれるのはモデルさんのパワーが大きいです。

あっという間に暗くなりました。魔法にかけられちゃいそう。

そんな感じで、やっぱり撮影会と言いつつ、結局私が一番楽しんでいるのですが、多分実際にどういう感じで進めているかを体感していただくと、良い勉強になるのでは無いかなと思います。

モデルのまゆうさん、参加者の皆さん。どうもありがとうございました。

引き続きご要望があれば、ポートレート撮影会は開催して行きます。お知らせは公式LINE(https://lin.ee/OJbOl2J)から致しますので、ぜひ友達登録してお待ちください。またオンラインサロン(https://lounge.dmm.com/detail/3626/index/)に入っていただけると、先行でご案内&企画によってはサロンメンバー割引も受けられます。

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