身近なことを考える「調べてから質問しろ」

なにか質問をすると
「自分で調べてから質問しろ」
と言う上司や先輩いますよね!

「なんでも人に聞いていては、自分で考えることができなくなる」
などと
さも自分はしっかり勉強して、考える能力があるかのように

でも考える能力があるなら、その人がなぜ質問をしたのか考えられると思います

きっと
「調べるの面倒くさいから、聞いた方が早いだろう」
と思う人もいるかもしれないですが

いつでもネットが使える時代
人に聞くよりスマホで調べた方が「早く」「正確」な情報が手に入ります

よほどその人しか知らない専門的な知識以外はネットの方が上です

ではなぜ質問するのか?

「あなたとコミュニケーションを取りたいから」
だと僕は思います

質問をする人、それに答える人
そういうやりとりを通じたコミュニケーション

質問に自分の知識を総動員したのに
「へぇ、そうなんですね」
と薄い反応

「せっかく教えたのになんだよ」
と心の中で思ったことはありませんか
きっと質問した人はそんな答えは求めてないと思います

ゆるいキャッチボールのようなボールを投げたのに
150㎞/hの剛速球を返してしまってます

つい
「自分で調べてから質問しろ」
「なんでも人に聞いていては、自分で考えることができなくなる」
と言いたくなったとき

まず
自分はスマホで調べるより早く、正確な知識を相手に提供できるのか

相手がなぜ質問をしているのか

自分に考える力は本当にあるのか

よく考えてみてください

なにかが変わるきっかけになるかもしれません

※注
質問する人の中には、知識が不足していたり、調べ方がたりなかったりすることはもちろんあると思います
なかには調べるのが面倒だから、楽をしようとしていることもあると思います

「自分で調べてから質問しろ」
「なんでも人に聞いていては、自分で考えることができなくなる」たど発言をする人の中には
ちゃんと知識がある人、上司らしくするために詳しく知っているふりをする人、ただ威張りたいだけの人など
いろんな人がいると思います

いろんな考え方の人がいることを理解して、お互いを尊重し合って、みんなが幸せになれるといいですね

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