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限界ツーリング

今日は今まで体験した中で
本当に辛かったツーリングのお話。
特に身のなる話ではないものの、自身へのアウトプットのため
書こうと思う。



~2022~伊豆 河津桜ツーリング~



これは本当にやばかった。

朝の5時に家をでて帰宅が夜の9時前。
走行距離は445km。

原因は多種多様で、
・ライディングパンツを替えたら滑って違和感、運転時に安定感が感じなくて変な所に力が入り疲れる。
・Goproを顎マウントに久しぶりにしたら1時間で首が痛くなる
・高速で道を間違える【30km余計に走ることに】
・初見の峠、アップダウンの道が多く疲労の蓄積が早かった。

などなど。
走行距離も400kmを超えており、限界というか、よく事故らず帰れたなというのが本音。

その時はもうどっかに泊まろうと考えたんだけど、次の日どうしてもキャンセルできない仕事が入っていたため、熱海あたりで泊まる訳にもいかず・・・。
だいの男が半べそ状態で帰ってきた。

目的地の南伊豆に着いた頃には満身創痍。
そこから210kmほど帰路があるのだが、身体のあちこちが痛く30分走っては休憩って感じで帰りもどんどん遅くなっていった。

休憩もコンビニの駐車場だったけど、立ち上がるのもやっと。
撮影なんかやってる体力もなく、帰路はほぼ撮影無し。
少しでも首の負担を減らすため、GOPROマウントもヘルメットから全外し。

夕方近くには渋滞が発生して、更に遅延。
右手首も激痛で、すり抜けも難しいし、高速道路でアクセルをまわっしぱなしにすることすら出来ないレベル。

それでも暗くなり、もう駄目だ!と決意し、高速道路へ。
PA、SAがあるたびに休憩。エナジードリンクもこの日は4本飲んだ。

最後に首都高に入るのだが、さすがにあの魔境をかいくぐるのは無理と判断して下道へ。
案の定、環七は渋滞でダラダラ走行に。
家に着くころには、身体も硬直、バイクを降りる際に足もあがらず、立ち上がれず。

ここから2~3日は本当にへばってろくに仕事も出来ず、1週間はバイクに乗りたくないと思った笑

このツーリングで、所々で寒かったが、それ以外は気温に苦しめられる事はなかったのが、唯一救いかなと今でも思ってる。
アシストグリップがあればまた変わっていたと思う。


~北海道ツーリング2022~4日目~


https://youtu.be/itxw1xOQhLI


動画内でも辛い辛いっていってるやつ。

朝の3時50分出発、夕方前の4時到着で丁度12時間ツーリング。
走行距離は425km。

北海道って部分を加味すると400kmも特段大きな問題はないのですが・・・。
この日は

・朝から満身創痍(すでに右手首や体のあちこちが痛い)
・2~3時間しか寝れず(目が冴えて寝付けず)
・1日中を通して曇り~雨に追われる
・テンションがガチでロー。

とこんな感じ。
これもアシストグリップがあればいくばくかマシだったのですが。
走ってる道は海沿い、アップダウンの道、直線。

天気も悪く、悪質なドライバーに多々遭遇し、動物の死骸も5体以上見るという、なんとも言えない日。
小樽あたりでは遂に雨に追いつかれ結構濡れた。

テンションが低く、疲れや苛立ちが多いと些細な事で、更にイラっとするし、マイナス思考が強く働いて更にテンションが下がるという負の連鎖が起きていた。

唯一の救いは道の駅 あいろーどで20分ほど仮眠、ソフトクリームで糖質エネルギー補給。
これがなければ留萌にはたどり着けていなかった気がします。


二つの出来事の共通点


ここからは二つのツーリングの共通点を探っていきます。


400km超え


一番の問題はコレ。
今まで10回ほどR1で400kmツーリングをやってきたが、やっぱり酷。
走れるんだけど300km超えたあたりから、惰性状態で走るようになる。

R1は人によっては肩、首、腰などが痛くなるけど、自分はもっぱら右手首。

で右手首が痛くなりすぎると、それを庇うように運転するため、今度は左手首→背中って感じになってくる。

首とか腰とかはまぁちょっとだけって感じ。

で更に深堀して、右手首の痛みがおきやすい道があって、

・高速道路
・峠などのアップダウン、カーブが多い道

の二つ。
高速はアクセルをずっと回しっぱなしなのでしっかり休憩しないと100kmで痛みがでてきてしまう。

峠などは下りでどうしてもハンドルに重心がかかるため、やはり走り終えた際はじわりと痛くなることが多い。

河津桜の場合は高速道路で道を間違え90分以上休み無しで走らされ、海老名SAに着いた時には右手首は激痛だった。
一度痛みだすと、その日はもう痛みは消えない。

そこに更に箱根峠、天城越えが加わったため、更に痛くなり、136号線の東伊豆道路の気持ちいい道ですら上手く走れない状態に陥った。

北海道では逆に高速も峠もなかったのだが、出発時点で満身創痍。
そこに直線の道だったため、すぐに手首が痛くなる。
いつも東京で、信号の多さに嫌になってたのに、北海道では逆に信号がなく、手首を休ませるきっかけがないとは何とも皮肉なことだ。

そして休憩のきっかけを鈍らせたのが雨雲。
休憩すると雨雲に追いつかれ雨に濡れるため、休憩も満足にできなかった。

北海道は道が広いので、駐車、停車していくらでも休憩できるんだけど、
5分休憩すると、ポツリポツリと雨に降られ、
それから逃げる→休憩→追いつかれるの繰り返し。
小樽あたりでガッツシ降られ、留萌手前でも降られた。
雨天走行は苦手なため余計に苛つきや焦りに繋がったのはいうまでもない。



アシストグリップ無し


どちらも400Km超えなのにアシストグリップ無しの状態。

河津桜は下道やアップダウンも多いため、所持しておらず。
北海道は言わずもがな初日に無くしてしまったため。

Z900RSに乗り換えて、実はアシストグリップは常時装着してるんだけど、
慣れたら操作ミスもないし、ハンドル幅もあるせいか、疲れたらアシストグリップに手をかけて、疲れてない時は違う場所を持って運転と使い分けができている。

R1はどうしても前傾がきつく、いくら下半身で乗っても、必ず限界が来て、後半には腕などで体重を支えるようになってしまう。
そこに下道でのダラダラアクセルワークを要求されると思いのほか、
手首に負担がかかる。

今思えば、R1で長距離ならアシストグリップ必須だなと改めて思っている。


最後に


特に学ぶこともない記事をここまで読んでいただきありがとうございます。

さて、この記事を読んでくれている方はツーリングが好きなのだろうか?
もしツーリングに行くならどれくらい走るのだろうか?

年齢、車種、道によって疲労度は本当に人それぞれ。

でもやっぱり、集中力が最後まで維持できて、惰性もなく走れるのって
300キロ前後かな?と自分は思ってます。

Zに乗り換えて350キロ走っても、然して疲れもなく、家に帰ってきてから
筋トレできたり、次の日に疲れがほぼ残ってない状態でも、それでも

楽しく走れるのは300キロ前後。


自分の中ではそう結論づけました。
きっと皆さんの中でも色々な答えがでてると思うので、
もし自身のキャパを超えつつのツーリングなら、それ相応の準備や、
対策をぬかりなくしておくのがベストだと思います。

大体事故やトラブルって疲れた時に起きますしね。

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