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Z900RSのセパハンのお話

2月~3月あたりに納車予定のZ900RSについてのお話。
まだ納車もしていないけど、ずっと悩んでいることがあります。



Z900RSをセパハン化


自分はR25、R1とセパハンを乗ってきたせいで、ネイキッドなどの
アップハンドルが苦手。

乗りやすさは感じるが、ハンドル周りの「ママチャリ感」
状態はしっかり起きて目線も高く運転しやすいが、「背筋ピン」
乗車姿勢にかっこ悪さを感じる。

これは好みが強く作用してて、自転車などでも、やはり前傾姿勢の自転車や
ロードバイクがかっこいいと感じる、そして乗ってる人がカッコいいと思ってしまう。

なのでバーハンドルがダメ、背筋ピンがダメ!と言ってる訳ではないのであしからず。

そんな自分はかれこれ30年はママチャリである。
【矛盾に聞こえるかもしれないが、自転車は自分にとって完全にただの移動手段なので、見た目はどうでもよく、快適・安全であれば問題なし】

話を戻し、ツーリングライダーの自分にとって「運転姿勢が楽」はこの上ない好条件ではある。
が、いくら楽でも、見た目がダサければ、好みじゃなければ何の意味もない。
それが自分のバイク哲学だ。

でZ900RSも、バーハンドルで、背筋ピンのバイクなんだけど、もう見積もりの時点でセパハン化はずっと考えていた。

しかしセパハン変更にはいくつか問題があった。
それが下記。

・セパハン変更の値段
・セパハンのメーカー
・ステップ・シートへの荷重バランス変更


セパハン変更の値段


まぁ高い。後記するが、自分が買おうかどうか迷ってるセパハンキットと
その取り付け工賃、合わせて20万弱。
変更日数は1~2週間。
構造変更も必要だから、車検が必要で、せっかく新車で買うのに、車検までの年数が3年から2年になってしまうというデメリットもある。

納車時にセパハンにしてしまえば、車検は3年のままでいけるのだが、自分の中でバーハンドル【アップハンドル】のバイクも数か月乗ってみたいという好奇心もあるので、納車時にセパハンは無しにした。
カスタム費用が足りないという部分もあった。

で、先ほども言ったが、工賃込で大体20万はかかる。

ゆえに「失敗してもやってみたい」のスタンスはさすがに取れず、吟味を重ねた。
本当にセパハンは必要か?
かっこよさ、乗りやすさ、しっかりバランスは取れるのか?
大いに悩んだ。
でもまぁ、Z900RSを見た瞬間に「セパハン」にしようと思ったから、きっとほぼ100%、セパハンにするだろう。


セパハンのメーカー


次に自分を悩ませたのがカスタムパーツのメーカーだ。
各々特徴や、ハンドルの低さに差がある。
失敗が許さない故に慎重に吟味している。


候補①



セパハンで一番カッコいい!

Gストライカーのセパハン。
トップブリッヂは自分が大好きな肉抜き。
値段はセパハンのなかで一番高いが、見た目は一番好き。
じゃあこれでいいじゃん!となるのだが、このセパハン、
4つのポジションが選べるのだが、一番マイルドでも

純正ポジションから180mmも下がるのだ。

もちろん、R1に乗ってた自分なら、許容範囲ではあるのだが、
Z900RSは納車時はノーマルポジションで2~3ヵ月乗って、それからセパハン交換を考えているため、鈍った自分は耐えられるだろうか?
そう考えてしまった。
垂れ角も0℃に出来るので、問題はないはずだが・・・一度不安になると
なかなか払拭できないものである。

見た目  :☆☆☆☆☆【完璧】
値段   :☆【高すぎ】
ポジション:☆☆【一番キツイ】



候補②



次はオーバーレーシングのセパハン。
Gストと比べると純正ポジより-75mmで、
「セパハンにしたいけど、辛いのは嫌だ」
って人向け。

ちなみにZ900RS CAFEは-80mm  なので
CAFE乗ってる感じに近いと思う。


トップブリッジは肉抜き無しだが見た目は嫌いではない。
ただ逆に、もう少し下がっててほしいと思った。
トップブリッジの端からハンドルにかけ、上に上がりすぎており、Gストと比べると、
ぱっと見「エセセパハン」に見えてしまう。

YouTubeでもよく動画にあがっており、参考意見を聞いたら、
「R25と同じか、その手前の前傾率」と言っていたので、
前傾度合いに関しては全く問題無し。
【R25を乗ってた時は、(前傾)と感じた事は一度も無かったため】


見た目  :☆☆☆【合格ライン】
値段   :☆☆☆【許容範囲内】
ポジション:☆☆☆☆☆【楽勝】


候補③



候補③はAELLAの可変ハンドル。
これセパハンではないものの、幅や垂れ角が変更可能。
何より見た目がかっこよすぎ!!
自転車のハンドル感も全く無いし、車検の構造変更も必要なく、
値段的にもかなり良心的!!

可変ハンドルは純正より20mm下がるだけ。
このアルミ削り出しハンドル、本当に見た目が好きすぎる。
高級感・立体感が共に共存しており、Z900RSの雰囲気をガラっと変えてくれる。
またスマホホルダー、USB電源などの場所もセパハンより困らないのがメリット。

見た目  :☆☆☆☆【好き】
値段   :☆☆☆☆☆【想定内】
ポジション:☆☆☆☆☆【全く問題無し】



とまぁ、こんな感じ。

見た目重視なGストライカー。
バランスのオーバー。
セパハンじゃないけど、色々ジャストミートなアエラ。

この3社でかれこれ2ヵ月は悩んでいた。

とある日曜日、近くにある二輪館に行って、Z900RSのセパハンはいないかな~?と2時間近くうろうろした日もあった。
【完全に盗難しようとしてる不審者だったなと今思えば笑】

しかしこの均衡を崩すアイテムが発売された!!

それは・・・・




オーバーのセパハン、タイプ2!!

より前傾に、cafeにも対応したセパハンである。
純正より125mm下がる仕様。

最初のタイプが75mmだったので、こちらはなかなか攻めてる感じ。
Gストライカーの180mmダウンは不安だな~と思って処に、
うまく間を埋めてくれる感じ。

なんだか、これを見た瞬間に「コレ」と思った。
トップブリッジからハンドルにかけての上に上がる部分も大分
スマートに、そして低くなっているため、デザイン的にも気に入った。

だからきっとこれになるだろう。

丁度いい前傾。
見た目も乗り心地も疲れ具合も中庸になる。

そんな気がしている。

もちろん納車前の話なので、Z900RSを乗って見て

「バーハンドル最高!!」
ってなる可能性も十分ある笑

だからこれを読んだ方は、私が数ヶ月後、セパハン、またはハンドル変更をしてるかどうか確認してほしい。


ステップ・シートへの荷重のバランス変更


最後に、セパハンに変えると、バイクへの荷重が大きく変わるため、
必ずステップとシートにも違和感がでるはずだ。

Z900RSのシートはケツ痛シートとして有名なのだが、背筋ピンの乗車姿勢から適度な前傾になるため、ケツ痛には悩まなくてもいいかもしれない。
逆にハイシートなどがしっくり来そうだがこればかりは乗ってみないと分からないし、足つき悪化にもつながるので、絶対とは言い切れない。

そしてセパハンと一緒に変えなければいけないのがステップだ。
確実に純正のままでは乗りづらさを感じるだろう。

セパハンのメーカーは全て、ステップも販売しているため、同じにしようとは思っている。

シート、ステップを含めると30中盤までかかるだろう・・・。

はてさてどうなることやら・・・。

今年の5~7月には答えがでてる・・・そう思いたい。

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