日記の効用
「日記なんて面倒だからやらなーい」
数年前までそう思っていた私。
最近は、一言でもいいから何かしら日記として文字を書くようにしています。
頭に思い浮かんできたことをただ羅列するのが私の日記ですが、それは私にとってとても大事な習慣になっています。
なんか生活が充実しないなと思っている人こそ日記!と考えるようになってきたので、
私が思う日記のよいところを紹介したいと思います。
1.あたまが整理できる
人の頭の中って、想像以上に散らかってることが多いと考えています。
「明日買い物行かなきゃな」「あとで美容院の予約入れよ」「あ、冷蔵庫に玉ねぎ残ってるっけ?」などなど、次から次へと思考しています。
これが整理できないと、他のことを考えたり思い出したりするのに時間がかかるのです。
「冷蔵庫の中身を思い出したいのに、Amazonで買いたい本ばかり思い浮かんできて邪魔する!」
みたいなことがあるのも、頭の中の整理が行き渡っていないのです。
そんなことも、日記を書いているとある程度解決されます。やりたいと思っていることも箇条書きでまとめられますし、文字として書き出すことで、忘れたりあとから思い出すことができたりします。
ものを考える時に遮られることも減り、目の前のことに集中しやすくりなります。
2.考えていることを認識できる
私はなかなか鈍感なもので、書かないと自分の体調にも気が付かないこともあります。
例えば朝に日記を書く時なんか、「ねむい、寒い、身体が重い」などと書いていることがあります。
それを見て、「あ、今日の私ねむいのか。寝られなかったからな」と気付くのです。
何もなければ通り過ぎていってしまう思考も、文字にすることで認識できますし、忘れずに行動に反映させることができます。
体調が悪いことに些細でも気付ければ、早めに対処できますよね。
体調じゃなくたって、自分の興味関心がより分かったりするかもしれません。「今日も聞き方の本を探した。」とか、「気付いたら副業の動画をはしごしてた」とか。
文字として書くことによって、自分を詳しく知ることができる面はあるかと思います。
3.表現力を伸ばせる
1と2のベースにもなるのが表現力です。
自分が思ったこと感じたことを他者に伝える時、文字や言葉などに変換して外に出すことは必要になります。
そんな時に変換ができなければ、他者に伝えることができません。
おじいちゃんやおばあちゃんに、
「学校の卒業式がエモかったー」と言っても、本意は伝わらない(はず)ですよね。
誰にでも伝わる表現に変換する力は、他者とのコミュニケーションで必要にもなりますし、自分の感情や思考を捉える際にも必要です。
思ったことを書く練習として、自分しか読まない日記はうってつけだと思います。
おわりに
エネルギーが無くなってしまって日記を休んでいたら、思考することすら停滞してしまったなと思う最近です。
私の場合は、現状がどうで、理想がどうなのかも分からなくなるようです。
もっと言えば、沿道に花が咲いていることにも気が付かないくらい、見える世界が狭まります。
書くことが楽しくなってくれば、日記のネタを探すために些細なことに目が向いたり、行動することに積極的になれるかもしれません。
「毎日が退屈だなー」と思っている人こそ、
今の自分に向き合って次の行動につなげられる、日記を始めてみてはいかがでしょうか。
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