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We are リーマンサット・プロジェクト !!

趣味は宇宙開発

宇宙開発は国がするもの。そんな時代もあったかもしれません。
アポロ計画やスペースシャトルの打上げは、米国が国家の威信をかけ、莫大な資金を投じて実現されてきました。
しかし、今や宇宙開発は民間が、しかも趣味でできてしまうのです。

「趣味は宇宙開発」

こんな言葉を耳にしたことはありませんか?

リーマンサット・プロジェクト(rsp.)とは

リーマンサット・プロジェクトは、普段はサラリーマンとしてやりたいことを押し殺しつつ社蓄を極める人達…もといサラリーマンとしてビジネスの最前線で経済を回している人達が集まって、「サラリーマンのサラリーマンによるサラリーマンのための民間宇宙開発」を趣味で行う団体です。
宇宙を身近なものにするというよりも、「身近なものを宇宙につなげる」というテーマのもと、超小型衛星やローバーの開発、ロケットの打上げ等々、様々な活動を行っています。

リーマンサット・プロジェクトの人材は多様性を極めます。
ソフト・ハード問わず広い分野のエンジニアを多数擁しているほか、宇宙関連ではない会社で働いている人も多く、学生、デザイナー、法律関係者、起業した人、仕事から解き放たれた自由人すらもリーマンサットの一員です。「リーマン」と謳いながらも所属メンバーはサラリーマンに限られていないこともあってか、実に様々な人たちが日々活動しています。それによって、エンジニアチームが創り出した超小型衛星というプロダクトに、宇宙関連「ではない」ところから生まれたアイディアによる付加価値を足すことができるのです。メンバーが普段から宇宙関係の仕事に関わっているかどうかは全く関係ありません。

メンバーに共通しているのは

「宇宙に興味がある」

ただそれだけです。
…と言い切ることができると格好が付くのでしょうが、むしろ

「宇宙には興味ないんですけどね」

と言い放つメンバーすらも私たちの仲間です。
甲子園に例えるならば全員野球、ドラクエに例えるならばガンガンいこうぜ、宇宙開発の歴史に例えるならばアポロ時代の熱狂のようなものです。失礼、宇宙に興味ない人もいたのでした。

総じてお伝えしたいのは、宇宙に興味ない人すらも「趣味は宇宙開発」と宣言することが許されるくらい、自由で多様性あふれる環境であるということです。

リーマンサットスペーシズ(rss)

ところで、「リーマンサット」と検索すると、リーマンサット・プロジェクトのほか、「リーマンサットスペーシズ」という謎の法人のwikipediaページもヒットします。

リーマンサット・プロジェクトは、趣味とはいえ宇宙開発を行う団体です。
宇宙開発は1人ではできません。外部の色々な人の協力あってこそなのは言うまでもありません。
研究機関や企業と共同研究・開発をするためには、お互いのやるべきことを明確化したり、秘密を保護するための契約が必要です。もちろん、材料や実験装置を買ったり、場所を確保したりすることも立派な契約です。

しかし、日本の法律上、契約ができるのは「人」です。
「人」には会社のような法人と、私たちのような自然人(私たちが普通にイメージするときの「人」)があります。
前述のように、リーマンサット・プロジェクトは様々な人(宇宙に興味ない人すらも!)が様々な活動をしている「集まり」なので、外部の会社の人からしたら、誰と契約すれば良いのかわかりません。「どこの誰とも知らん輩に企業秘密を教えるのはいかがなものか!」という、研究開発部や新規事業企画部の声が聞こえてきそうです。

そこで、私たちはリーマンサットスペーシズという法人を作り、契約当事者となれる体制を整えました。
これによって、契約の当事者のところには「一般社団法人リーマンサットスペーシズ」と記載することができ、外部の人も安心して契約ができるようになりました。

しかし、勘違いしてはいけないのは、実際に宇宙開発を行なっているのはリーマンサットスペーシズではなく、あくまでリーマンサット・プロジェクトのメンバーということです。
法人は法人でしかなく、我々リーマンサット・プロジェクトのメンバー一人一人が、各々プレイヤーとなるための土台にすぎません。

主人公はリーマンサット・プロジェクトのメンバーであって、リーマンサットスペーシズではない

のです。

おわりに

リーマンサット・プロジェクトとリーマンサットスペーシズの関係についてお伝えしてきました。
この関係は、ユニクロとファーストリテイリング、ロイヤルホストとロイヤルホールディングス、TSUTAYAとカルチュア・コンビニエンス・クラブといった、会社と会社が運営する事業名の関係に似ているかもしれません。
大事なことなので繰り返します。

リーマンサット・プロジェクトのメンバー一人一人が、「趣味は宇宙開発」の主役なのです。


※リーマンサット・プロジェクトへの参加はこちらから
https://www.rymansat.com/



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