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【小ネタ】金融商品仲介サービス ~イオン銀行 Myステージ・プラチナステージ恒久化~

探偵ナイトスクープの小ネタ集のような投資ネタを、【小ネタ】シリーズとして、備忘録として書いていこうと思う。


今回は、イオン銀行とマネックス証券の業務提携での

金融商品仲介サービス

に関して、注意事項に最近気づいたので整理した。


■イオン銀行仲介サービス概要


イオン銀行からマネックス証券へは、イオン銀行仲介サービスとして、主に以下2点が提供される予定だ。

・イオン銀行店舗での投信信託に関する相談
・Myステージの投資信託、NISAに関する加点

つまり、イオン銀行が投資信託専門のIFA(Independent Financial Advisor)となるスキームなのだろう。

今回のマネックス証券との連携で、イオン銀行のプラチナステージのスコア(150点以上)は、恒久化できると想定していた。


プラチナステージといっても、あまりプラチナ感はない。

・普通預金金利:0.15%
・他行振込5回無料

有用なのは、この2点ぐらいだろう。楽天銀行のように、優遇金利に上限金額がないところがいい。

実際のサービス開始は24年1月からで、詳細はまだ明確ではないが、現状では、以下のスコア加算があるので、イオンカード保持者なら、プラチナステージの恒久化は容易だろう。

・NISA口座開設:30点
・投信残高:10点(1円以上)~100点(900万円以上)

■イオン銀行仲介サービスの注意点


口座統合イメージは、イオン銀行の投資信託口座で保有する商品を、マネックスに移管するのだが、両方に既に口座がある場合は、結構、パターンが多くて難しい。

基本、口座情報は、マネックス側の契約が優先される。

特に問題ないだろうと油断していたら、11月にアナウンスされた情報から、私の口座状況では、2つの条件でイオン銀行仲介サービス利用不可であることが判明した。

引っかかったのは以下2点だ。

〚1〛マネックス証券で、既に他社の金融商品仲介サービス(ソニー銀行経由)契約がある。
〚2〛11月30日時点で、イオン銀行の投資信託口座に残高がない、且つ、マネックス証券の投資信託口座に残高がある。

マネックス証券のサポート部門に確認したところ、

1点目は、書面で他社の金融商品仲介サービス契約解除すればクリアできる。

2点目が面倒で、11月末までに、イオン銀行で何かファンドを購入するか、マネックス証券でのファンドの全売却が必要だという。

変な仕様だ。

11月末時点で、イオン銀行口座でファンドを保有していない場合、来年1月からは、イオン銀行仲介サービスを使用できないという回答だった。


まあ、プラチナステージにこだわる必要もないけれど、せっかくなので、1月からのプラチナステージ恒久化を目指して、イオン銀行でインデックスファンドを最低金額で購入することにした。


まとめ


対応期限は、11月30日まで!

既存ユーザーは、自分の口座情報を要確認!!

(追記24.03.11)
注意!!
イオン銀行の金融商品仲介口座では、クレカ積立2.2%キャンペーンが適用されないようだ。イオン銀行金融商品仲介口座を利用する利点がほとんどなく、かってに会社都合で統合しただけなのに、意味不明。マネックス証券、細かいところの詰めが非常に甘い。。。1年でやめるかも??

更に、注意!!!

(追記24.04.02)

上記の制約が解除された。2カ月分のキャンペーン分が、ポイント付与された。が、しかし、、、以下の注記があり。。。

4月から適用される予定のクレカ積立上限額(10万円)拡大に関しまして、イオン銀行仲介口座のお客様には5万円までの取引に対してのポイント還元となりますので、あらかじめご容赦ください。

ポイント付与は微々たるものだが、こんな設定は、とうてい納得できない。いったいマネックスさんは、イオン銀行さんと組んで何をやりたいのだろうか??口座数をただ増やしたいだけにしか理解できない。

マネックスさんには、サービスデザインできる人はいないのだろうか?ドコモ連携も非常に不安になってきた。NISA口座を楽天証券さんに変更する道も、真剣に検討すべきところまでに来た。

気になるので、なぜイオン銀行仲介口座の場合、5万円までの取引に対してのポイント還元となるのかを、質問した。回答(1ケ月要した)は、意外にも、「この判断は、イオン銀行によるもの。マネックス証券では理由はわからない」だった。両社の対応が非常に不満だ。

最悪の顧客体験を経験できて、よい経験になった!

【今日のひとこと】


やらなきゃいけないことをやるんだ。
そうすればうまくいくさ。

(米国のミュージシャン ボブ・ディラン)

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