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【商品考察】マイライフ・エール(野村證券)~家族の未来財布~

人生に寄り添い、応援するファンド。

“資産を育てる期間”から実際に“資産を取り崩す期間”まで、「人生100年時代」の資産運用を応援!

中身が気になって、新設ファンドのオンラインセミナーを受講した。

セミナーは、さすが野村證券さん、ほぼ完璧な内容で感心した。
質疑対応は、あらかじめ用意されていた印象を持ったけれど。

備忘録的に学んだ内容を簡単に整理した。


オンラインセミナー概要


人生100年時代の資産健康術
~豊かな長い人生のための投資とは~
「マイライフ・エール」のご紹介

・日時:2022年8月13日(土)10:00~11:00
1. 100歳まで生きるって本当?長生きについて考える重要性
2. 人生100年時代の資産健康術の重要性
3. 新ファンド「マイライフ・エール」のご紹介
4. 質疑応答

・講師:野村アセットマネジメント株式会社
資産形成ソリューション部 マーケティング・マネージャー 伊吹 幸子


マイライフ・エール



この手のファンドは、詳しくないし、保有したこともない。

特徴は3点
・国内外の債券、株式、REITの市場指数に連動するETFへ分散投資する。リスクは、国内債券と外国債券の中間で、低く押さえられている。
・投資配分比率を定期的にルールを元に見直す。
・ライフステージにあわせて、無料でコースをスイッチングできる。

ETFでコストを抑え、野村さんの世界レベルのリサーチ力を駆使し、投資配分比率を調整しながら、国際分散で長期投資をするというもの。

仕組みは良いけれど、自分ならロボアドでいいかなという印象を持った。

ポートフォリオにコモディティも加え、
信託報酬を、5年単位で0.1%づつ減らすような設定(下限は0.5%程度)なら、アリかなと思う。

野村さんなら、ファンドラップや、のむラップなど、投資配分を調整するファンドを多く持っているので、一定資産規模になれば、コストは抑えられるハズ。

こんなファンドが、Amazonプライムのようなサブスクの料金や、ゴールドカードの年会費の1部を使って、自動積立出来たら、知らない間に資産が積み上がっていいなと思う。

このファンドが低コストで、うまく運用されるなら、わざわざラップ口座を使用する意味もなくなる。


星の数ほどファンドがあるなかで、
地味なファンドだけど、
今後の発展に期待します。

学んだ内容


・分配型ファンドの有効性

マイライフ・エールでは、投資を継続し運用益から分配するのが基本だが、基準価格が低下した場合、分配金額を調整する機能があるらしい。

こういう機能があれば、資産を長寿化できると思う。

・2世代運用への適用

ライフステージにより、資産形成型から、年2%目標払出型へ変更し、相続時には、相続した現役世代が、もう一度資産形成型にスイッチングして投資を継続できる。

ファンドの相続までは、これまで意識していなかったが、同じファンドを家族で、コースを変えながら保有しつづけるというコンセプトは、面白いと思った。

オーソドックスな資産を、ETFでコストを抑え長期間、家族で共有する財布のような形で、保有するのはアリかなとは思う。

・自分の投資研究テーマの追加

投資の研究テーマは、主に3点だったが、

ー投資のプロセス化
ーラップ口座のコア資産化
ープライベートバンカースキルの個人化

以下の2点を今回追加することにした。

ー3世代運用
タイムラインを3世代として、3世代ライフプランニングを元にした資産の運用管理を設計する。

ー4ステージ投資
個人の投資ステージを4つに分類し、それぞれのステージに合った投資方法を確立する。

 資産形成(asset building)
           ・・・積立による資産形成
 資産運用(asset operation)
          ・・・配分調整による資産運用
 資産管理(asset management)
         ・・・切崩しによる資産管理
 資産継承(asset succession)
        ・・・次世代への資産継承


【今日のひとこと】


汝の立つ処深く掘れ、そこに必ず泉あり

(ドイツの哲学者 ニーチェ)


知らなかったけれど、
吉本新喜劇のような朝ドラ「ちむどんどん」第90回で知った。

投資研究テーマを、
これからも深く掘っていこうと思う。

掘り続ければ、いつか必ず、億万長者の泉が湧くはずだ。


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