ミュンヘン3

ryu.的ミュンヘンおすすめ観光スポット①


askでミュンヘンについて聞いてくださった方がいて、書き始めたら1000文字超えたのでnoteにまとめることにしました。 まずはじめに、街の中心にあり比較的簡単に巡れるスポットを紹介したいと思います!出来ればあとちょっと遠い観光地編と食べ物編も書きたい。

最初にクリスマスマーケット(Christkindlmarkt)ですが、マリエン広場(Marienplatz)という広場を中心に開催されるのが一番大きくておすすめです!食べ物やクリスマスのオーナメントなどを売る素敵な屋台が並び本当に楽しいです!ぜひ試して欲しいのがグリューワイン(Glühwein)!スパイスとワインを煮込んだGlühweinを寒い夜に飲む幸せは半端じゃないです。あと様々なソーセージ(wurst)やチョコの中身マシュマロみたいなのが入ってるお菓子(Schokoküsse)やレープクーヘン(これ私もうめっちゃ好き!スパイスの入ったパンぽい硬めのケーキ。ただケーキかと言われればまた違う。Lebkuchen)や、飴やチョコがかかったフルーツもおすすめです!オーナメントもお土産におすすめ!どれも可愛い!

ちなみにその広場にはミュンヘン新市庁舎があるんですが、上に登ってミュンヘンの街を一望することができます。チケットが必要ですが3ユーロですし4階からエレベーターがあるので上まで楽々いけちゃいます。天気が良ければおすすめ!あと、ドイツ最大の仕掛け時計があって11時、12時、17時に上演を見ることができます。(17時はサマータイムのみ)内容はバイエルン公の婚礼のエピソードで約10分もあり見応えがあります!

さらにこのマリエン広場(Marienplatz)から近くておすすめなのがフラウエン教会(Frauenkirche)!この教会には「悪魔の足跡」に関する伝説があります。ある日、教会の建築家ハルスバッハが悪魔と教会の中から窓が見えないように建築することを条件に教会の完成に協力してもらうという契約を交わしました。悪魔はそんなこと無理だろうと踏んでいたわけですが、完成して実際に教会に入ってみると確かにどこにも窓が見当たらないのに光が差し込んでいたんですね。悪魔は悔しさで地団駄を踏み足跡が残ったと言われています。実際にこの足跡から教会を見てみるとどう見えるのか…?是非自分の目で確かめてほしい!

教会はどこに行っても楽しいんですが個人的にもうひとつおすすめの教会はアザム教会(Asamkirche)です。この教会はMarienplatzから真っ直ぐ続くショッピング街ゼンドリンガー通り(Sendlinger Strasse)にあります。教会自体は小さいのですが画家と漆喰装飾家だったアザム兄弟が自分たちのために建てたバロック様式の教会で、中に入るとその豪華さに圧倒されます。装飾がとにかく凄い。個人的には入り口の天井にある太陽が好き。いつも写真撮っちゃう。ゼンドリンガー通り周辺は可愛い雑貨屋さんとかカフェがあるのでぶらぶらするのにおすすめです!あと聖ペーター教会(St.Peterskirche)も有名です。こちらも徒歩でになりますが1.5ユーロで塔に登れます!

また、同じくMarienplatzから徒歩10分くらいで行けるレジデンツ(Residenz)も行ってほしい!レジデンツは5世紀にわたってバイエルン王家として君臨したヴィッテスルバッハ家の宮殿で、外から見ると結構シンプルなんですが中に入ると輝くシャンデリアに美しい装飾に絵画にという感じでもうすごい!(語彙力)部屋ごとに基調となる色があって見てて本当に楽しい。ちなみにこの宮殿が公開されているレジデンツ博物館と、王冠や時計、装飾品が展示されているレジデンツ宝物館があります。どっちもすごいので時間に余裕を持って行ってほしい。

さらにこのResidenzの横にはバイエルン国立歌劇場があります。是非何か観に行ってください...本当に...!!バレエやオペラなど様々な演目が上演されてるんですがオペラハウスで観るのはやっぱり違います。ちなみに席は100ユーロ越えの席から10ユーロの立ち見席まであるので学生でも行きやすい!12月の予定を見たらやはりクリスマスが近いのでくるみ割り人形やヘンゼルとグレーテルが上演されるみたいですね。人気な作品はすぐチケットが売り切れるので早めに買うのがおすすめ。個人的にtipを教えちゃうと立ち見でも腰掛けがあるsteh sitzplatzが特におすすめです!あとドレスコードは演目にもよるんですが結構しっかりしてます。綺麗めのワンピやドレス、セットアップ、男性ならスーツやジャケット姿が多いです。セミフォーマルっていうのかな?でも黒パンツに綺麗めのトップスでも大丈夫です。公式サイトは英語もあるので是非見てみてね!

あ、あと見学ツアーもあります。確か楽屋とかも行けるからそれもいいかも?個人的に国立歌劇場から見た建物の明かりがつき始めた頃の街並みがとても好きなのでその写真を。

あとこのResidenzの前には幸運のライオン像があって、ライオン像が持つ盾の紋章にあるライオンを撫でると良いことがあると言われています。文章だと分かりにくいんですが行ったらそこだけ金ぴかなので分かると思います笑このResidenzの横にはオデオン広場(Odeonsplatz)があります。ミュンヘン一揆で銃撃戦がありヒトラーたちが鎮圧された場所です。あと広場繋がりでいくとカールス広場(Karlsplatz)も楽しいです。ミュンヘン中央駅とMarienplatzの間にあるんですが普段は噴水があり、冬はスケートリンクができます。私も去年スケートしました。この広場からノイハウザー通り(Neuhauser Strasse)を通ってMarienplatzに行くことができ、冬はその道沿いにもクリスマスマーケットがあると思います!

あと夏だと英国庭園(Englischer Garten)もおすすめです。Englischer GartenもMarienplatzの近くから広がってるんですがまあとにかく広くて散歩するもよし、寝っ転がるもよし、川で泳ぐもよしです。アイスバッハ(Eisbach)という川の一部ではなんとサーファーが波乗りしてます。それを眺めるのも楽しいです。

あと街の中心で楽しいのがヴィクトアリエン市場(Viktualienmarkt)!そのまんま市場なんですが新鮮な野菜や果物、ハンドメイドのものなどが売られています。今年の春に行った時はイースター飾りやリースが売られていました。下の写真は市場の近くのお店で売ってたイースター飾り。本物の卵から作られてて本当に可愛いのでいつも買っちゃう。

ご飯でおすすめなのは有名なビアホール、ホフブロイハウスミュンヘン(Hofbräuhaus)!ホフブロイハウスは1589年に宮廷のための醸造所として設立されたビアホールで世界的に有名です。ミュンヘンといえばビールの祭りオクトーバーフェストが有名ですがその雰囲気と美味しいビール、ドイツの伝統料理、そして時によっては生演奏もを楽しめます。バイエルン名物の白ソーセージなどぜひ試して見てください!あとミュンヘンの中心にたくさんあるRischartというカフェもおすすめ!何がおすすめって私の大好きなアプフェルシュトルゥーデル(Apfelstrudel)!暖かいバニラソースをかけて食べるApfelstrudelは美味しすぎます...!(あとドイツは結構ケーキのサイズが大きいので注意)絶対食べてください。美味しい。

そしておすすめの美術館!アルテ・ピナコテーク(Alte Pinakothek)、ノイエ・ピナコテーク(Neue Pinakothek)、そしてピナクテーク・デア・モデルネ(Pinakothek der Moderne)!3つの美術館が並んでいて、アルテ・ピナコテークにはルーベンス、レンブラント、デューラー、ラファエロをはじめとする古典美術やルネサンス美術などの作品、ノイエ・ピナコテークはセザンヌやモネをはじめとする18世紀後半-20世紀初頭のドイツロマン主義や印象派などの作品、そしてピナクテーク・デア・モデルネは現代美術、グラフィック、デザインなどの現代アート作品が展示されています。Residenzから徒歩20分くらい。ちなみにドイツは日曜基本的にお店が閉まるのですが、なんと!これらの美術館が!入場料!1ユーロになります!日曜は美術館巡りで決まり!いやほんとすごくない?こういう文化資源に触れる機会って本当に大切だと思うんですよ。すごい。あと写真撮影可です。

あともう一つ街の中心にあっておすすめなのがハウス・デア・クンスト(Haus der Kunst、芸術家の家の意)です!ミュンヘンのハウス・デア・クンストは、1937年にヒトラーによって建てられナチスの推奨する芸術を一堂に集めた「大ドイツ芸術展」を開催したという過去を持ち、現在は展示、研究、教育を行っています。所有コレクションを持たない美術館で、ドイツにおける現代アートの中心地でもあります。好き。

ここまで一気に書きましたが、え?これ全部街の中心にあるの?結構距離あるんじゃない?とか思いますよね。それが!徒歩圏内なんですよ!どこもMarienplatzから徒歩5〜30分くらいだと思います。

一つ一つが濃いので全部一気に回るのは難しいと思いますが是非気になるとこに行って欲しい。今回は特に冬中心に書いたけど夏も最高なので行って欲しい。とにかくミュンヘンおすすめです!そのうちちょっと遠い観光地編など書きたいと思います〜!



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