無料で使える、Steamの作業用ツール『Chill Corner』
なんかSteamには、Lo-Fi音楽を流してくれるだけでなく、アラーム機能も備えている無料ゲーム(ツール?)があるらしい。
それがこの『Chill Corner』。
Lo-Fiを流しながら作業をするのは好きだし、無料ながらレビューの項目も「非常に好評」とある。
「これは入れるしかない!」と私は確信し、ダウンロードしてみました。
...ということで、この記事では『Chill Corner』のゲーム内容の紹介や、実際に使ってみての所感を書いていきます。
基本的なシステム
このゲームのシステムは非常にシンプル。
基本的にLo-Fi・環境音を聴きながら小さな部屋の様子を眺めるだけです。
デスクで作業中の女の子(男の子?)と、適当にうろついているネコちゃんの映像がずっと流れています。別にこのキャラたちに対してアクションを起こせる…わけでもありません。
(一応ネコちゃんをクリックすることでご飯をあげられますが、些細すぎてあってないようなもんです)
右の天気のボタンで、部屋に差し込む光や窓の外の景色を変えられる他、天気を変えることで環境音が切り替わります。
また申し訳程度のゲーム要素として、部屋のカスタマイズができます。これについては後述。
総じて、コレをゲームとして楽しむことはほぼ不可能であり、この作品の価値はユーザーがどう利用するかに委ねられています。
部屋のカスタマイズ要素について
このゲームをつけっぱなしにしておくと、「チルタイム」という通貨がだんだん増えていきます。この「チルタイム」を消費してアイテムを手に入れ、部屋を装飾していくという流れです。
メイン画面のトンカチみたいなアイコンから、アイテム交換画面を開くことができます。
またデフォルトの部屋は「寝室」になっていますが、「居間」に変更ができる他、4パターンある「空の部屋」に変更もできます。
「居間」はソファーやらテレビやらの家具が置いてあるので、どう森の如く自由に部屋をカスタマイズしたい方は、「空の部屋」を選びましょう。
一応「寝室」「居間」をカスタムすることもできますが、これらはすでに家具でギチギチでモノを置くスペースが小さいため、カスタマイズするなら「空の部屋」一択です。
(「居間」「寝室」の場合、元々置いてある家具をどかすのは不可)
次の項目で説明するようにこの作品は作業用ツールとしての側面が強いため、カスタマイズ要素はあくまでオマケといった感じ。
部屋の装飾だけを楽しみたいのであれば、他のゲームを遊んだほうがいいです。
ただ私はこのカスタマイズ要素を完全にやり込んだわけではないので、
もし今後使っているうちに「めっちゃ楽しい!」ってなったら記事修正します。多分ないと思いますが。
作業用ツールとして
『Chill Corner』はゲームと呼ぶにはあまりにもシンプルですが、作業用ツールとしては有効活用できます。
まずゲームを起動すると、「活動内容」「活動時間」を設定する画面が現れ、「確認」を押せば時間を測ってくれます。
途中で変更もできますし、アラーム機能もあるため、時間を区切って作業する場合に使えます。
またメイン画面の「📌」みたいなアイコンを押すと、簡単なTODOリストも作れます。
このように、Lo-Fiを流せるだけでなく、作業用ツールとしての機能も最低限備わっています。
次の項目で作業用として使う際のメリット・デメリットを載せてます。
メリット・デメリット
以下、『Chill Corner』のメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
YouTubeを起動せずにLo-Fiを流せる(YouTubeの誘惑を遮断できる)
時間管理、タスク管理を一つの画面で行える
集中できた時間が「チルタイム」として可視化されるため、達成感がある
カスタマイズ機能も、作業が終わるとなんだかんだやりたくなるような、ちょっとした楽しさがある
Steamでこれを起動することで、他のSteamゲームがプレイできない環境を作れる
デメリット
Lo-Fi楽曲が無課金だと24曲しかない
タスク管理・時間管理に特化しているわけではない
部屋の映像が単調すぎて飽きる
人によってはカスタマイズ機能が誘惑になり、集中できない可能性がある
おわりに
ということで、『Chill Corner』を使ってみての所感でした。
メリットもデメリットも色々書きましたが、無料にしては結構便利に使えるツールだと感じたので、Steamユーザーは試しにダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました。 寂しがりぼっちなのでスキを頂けると大変励みになります。モチベ爆上がりします!