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「仕事」をしない毎日を迎えてから、8か月がたちました。
大学に通い、資格取得の勉強を始め、先月からは体力アップのためにトレーニングを始めました。
毎日何かしらやることがありますが、「仕事」ではありません。 
何だか物足りない毎日を過ごしているように感じるのです。

この感情は、専業主婦時代、子育てに夢中だった感覚とよく似ている気がします。少し違うのは、「自分に合った仕事をしたい」ということ。
あの頃は、お母さんではない自分の時間が欲しくて、仕事は何でもよかったのです。

いま、キャリアに関する理論を大学や資格取得のための学びの中で知識を得て、自己のパーソナリティを知ることが、満足度の高い働き方に結び付く方法であると知りました。

アメリカの理論家ジョン・ホランドは、現在も職業選択の際に使われるVPI職業興味検査の開発者として有名です。
ホランドは、人のパーソナリティは概ね6タイプに分類されると考えました。VPI職業興味検査はそのパーソナリティの傾向を見つけることのできるアセスメントです。1950年代にすでにこの理論が構築されていたのだと思うと感動してしまいます。
今の時代はインターネットで自己分析のサイトで自由に自分の傾向がわかったり、それに適した職業を提案されたりしますが、ホランドの理論が土台となっているのかなと感じます。
彼の唱えた理念の中に次のような言葉があります。

職業選択はパーソナリティ表現の1つである
職業満足、職業上の安定性や業績は、個人のパーソナリティとその人の働く環境との一致の程度に依拠する

新版 キャリアの心理学 第3章 ジョン・ホランド


働くための職業選択は、自分を表現する「仕事」と「場所」を見つけることでもあるのだと思います。
これまでの人生を使い、長くかかった自己分析をもとに、自分なりの職業選択をしていきたいと思います。


ここまでお読みくださってありがとうございました。
勉強する中で影響を受けたキャリアの理論家についてこれからnoteに綴っていけたらと思います。


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