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DJ配信にVJがいればクラブ文化は盛り下がりを防げるのか?

どうも RYU ( @ryu_anifes )です。
昨今、盛り上がっているDJ配信について、DJもVJもやっている人、かつ、ライブ配信なども古くから見ている身として少し語りたいと思います。
(語りたいだけなので了承した上で読んでいただきたいです)

VJを入れた配信をすればクラブ文化を伝えられるか?

クラブやライブには、驚きや面白いこと、凄いことなどたくさんあります。
これは現場に行かなければ分からないことで、行った人たちとの『共感』があります。
画面越しの各家庭では『絶対に』伝えられないとと思います。

なぜ伝えられないのか

簡単なことです。
問題は画面の向こうという広大な空間にあります。
クラブやライブは、その場所という狭い空間で、来場者は音楽をキーとして他にやることがありません。

画面越しにライブ・クラブと同じ事をしても、文化を伝えることは出来ない

と思います。

配信には、配信に合った表現方法でなければ『共感』を得ることが出来ないからです。

VJを入れた配信をすれば配信が盛り上がるか?

盛り上がりません!!
私は、入れれば盛り上がるものだとは全く思いません。
むしろ、VJは畑違いすぎると感じます。

配信で作るべきは『コンテンツ映像』です。

VJが畑違い過ぎる理由は唯一つ『映像制作者ではない』という事です。
絵や動画を扱っているから映像が作れるわけではありません。
音楽に合わせて映像を『セレクト』し、空間を映像演出する。これがVJです。

VJの役割は空間映像演出

私が「VJがいれば配信が盛り上がる」という質問に対して否定的な理由の回答です。
「君、パソコンできるんだよね。じゃ、○○も出来るよね」と言われた時と同じ気持ちがしました。

VJじゃなくて配信には何が必要なの?

答えは、プロデューサーやクリエイティブディレクター、演出家です。
・画面内にわかりやすく
・心に残りやすく
・感動を与えられる

この3つの要素が視聴者が配信や映像に求めるものです。
VJはこの空間に入る余地はありません。
「画面内」という限られた枠の中に「わかりやすく」入れ込む必要があります。
VJは空間映像演出なので、足りない部分に「加算」させていく存在です。
ライブやDJ配信の限られた枠(画面)の中で本当に必要なものは何でしょうか?

奏者やDJ(出演者)です

それ以外の映像要素は「蛇足」でしかなく、あっても無くても良い存在です。
演出はあっても良いと思います。人を驚かせるもの、楽しませるものはなおさらです。
しかし、加算する映像演出は「出演者の邪魔」をする存在なのでマストではないと思います。

私の考えるDJ配信の本当の見映え

『DJはもっと表現者であるべき』
これが私の考えの基本です。
配信画面の作り方、配信者のカメラの配置、ライティングなど考えるべきはまだまだ余地があると思います。
あなたの魅力、あなたがどういう表現をするのか?それが視聴者の見たい物です。
配信者であるDJは、表現者である表現方法を、まだまだ考えなければならないのです。

「クラブ」という小さな文化よりも、
もっと大きな「配信」という文化に合わせた立ち振舞い

相手(視聴者)は強大です。
なぜなら、「画面を楽しみにして見ている人では無い」のです。
『何かをしながら音楽が聞きたい』人なのです。
Twitterをしながら、スマホゲームをしながら、オンライン飲み会をしながら など、ながらで音楽を楽しみたい人なのです。
画面に釘付けにする方法それは唯一つ『表現者が魅力であること』なのです。

あなたの魅力を引き出すのに、本当に「VJ」は必要ですか?





P.S. 一つ例を作りました。
あなたから見て、魅力的なDJ配信者とはどれでしょうか?

プレゼンテーション1

個人的には「4」が好きです。
画面内の比率で人が大きく、機材で画面を圧迫していないので。
配信ではこれだけではダメです。そのためには・・・有料で書くネタですね。これは。

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