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【第6回】 NBAの動向が気になりすぎて気がそぞろ

第6回 お悩みリスナー: 播摩 亮達さん/映像制作

(お手伝い:いのうえ 佳代子さん)

〈お悩み資料室〉とは?
泖(りゅう)の「お悩み」をお手伝い1名と共に、様々なジャンルの方に直接聞いてもらいます。お悩みは「当日まで内緒」or「事前に公開」を選べます。他者はわたしの悩みや迷いをどんな風に捉え、どんな角度で思考するのか。または、思考しているのか。一緒に考え、あれこれと想像を膨らませます。たぶんお悩みは解決しません。代わりに、きっとなにかが優しくなるでしょう。どうか温かく見守ってください。

※2019年4月29日に公開されたものです(記事中の情報は当時のものになりますのでご了承ください)

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(左:りゅう 右:播摩 亮達さん)

【NBA’18-‘19シーズン 基礎知識 ※独断と偏見あり】
NBAとは世界最高峰のバスケットボールリーグです。東と西のリーグに分かれ、シーズンを戦っております。最終的に、東と西の1位同士が対戦して勝ったところが優勝です。
いまは西のウォリアーズがめちゃくちゃ強い。本当に強い。まず、スタメンがずるい! ひとつのチームでリーグ内のスター選手がすでに5人も揃っていて、ベンチ層を見ても他チームだったらエースを張れるような選手がゴロゴロいる、まさにドリームチームなんです。そんな最強ウォリアーズを中心に他チームが動いていると言っても過言ではないはず!
もちろん、ウォリアーズを脅かすチームもいます。まずウォリアーズと同じエリアで戦う西のナゲッツやロケッツ。どちらかがウォリアーズと西の決勝で当たってもおかしくないです、たぶん。東はバックス、ラプターズ、シクサーズ、セルティックス。今シーズン、特にバックスとラプターズが強い! 現実的に、ウォリアーズを倒すことができるチームはこの2チームだと思います。

▶︎ 東(イースタン・カンファレンス)
1.Milwaukee Bucks/ミルウォーキー・バックス
2.Toronto Raptors /トロント・ラプターズ
3.Philadelphia 76ers/フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
4.Boston Celtics/ボストン・セルティックス
5.Indiana Pacers/インディアナ・ペイサーズ
6.Brooklyn Nets/ブルックリン・ネッツ
7.Orlando Magic/オーランド・マジック
8.Detroit Pistons/デトロイト・ピストンズ

9.Charlotte Hornets/シャーロット・ホーネッツ
10.Miami Heat/マイアミ・ヒート
11.Washington Wizards/ワシントン・ウィザーズ
12.Atlanta Hawks/アトランタ・ホークス
13.Chicago Bulls/シカゴ・ブルズ
14.Cleveland Cavaliers/クリーブランド・キャバリアーズ
15.New York Knicks/ニューヨーク・ニックス

▶︎西(ウェスタン・カンファレンス)
1.Golden State Warriors/ゴールデンステイト・ウォリアーズ
2.Denver Nuggets/デンバー・ナゲッツ
3.Portland Trail Brazers/ポートランド・トレイルブレイザーズ
4.Houston Rockets/ヒューストン・ロケッツ
5.Utah Jazz/ユタ・ジャズ
6.Oklahoma City Thunder/オクラホマシティ・サンダー
7.San Antonio Spurs/サンアントニオ・スパーズ
8.Los Angeles Clippers/ロサンゼルス・クリッパーズ

9.Sacramento Kings/サクラメント・キングス
10.Los Angeles Lakers/ロサンゼルス・レイカーズ
11.Minnesota Timberwolves/ミネソタ・ティンバーウルブズ
12.Memphis Grizzlies/メンフィス・グリズリーズ
13.New Orleans Pelicans/ニューオリンズ・ペリカンズ
14.Dallas Mavericks/ダラス・マーベリックス
15.Phoenix Suns/フェニックス・サンズ

優勝決定戦のプレーオフへ進めるのは、東西それぞれ上位8チームのみ。下位チームが上位チームを破ったりするサプライズもしばしばあります(今年はどうなるのかな!)。あと、チームだけでなく選手同士の因縁対決など、選手たちの並外れた個人技にも注目です(もう、本当にかっこいいんです)! 世界最高峰のプレーヤーたちが本気になる時、果たしてどんな展開をみせるのか。乞うご期待!
※収録はプレーオフ1週間前

りゅう:はい! 第6回お悩み資料室~! お悩みリスナーは播摩亮達さんです。播摩さんとの出会いは、わたしの個展でしたね。偶然、播摩さんが息子さんと一緒に個展に立ち寄ってくれて、いろいろお話してたら息子さんも含めてお互いNBAが好きということが判明し、個展そっちのけで、NBAの話で2~3時間盛り上がってしまって……(笑)。

一同:(笑)

りゅう:そこから「ただNBAを観戦してあれこれ語り合おう」という目的で『NBAを想ふ会』を立ち上げ、会長が播摩さん、副会長がわたし、事務が今回お手伝いをお願いしてる佳代子さんを中心に非常にゆるく活動しております。今日はどうぞよろしくお願いします。

播摩:よろしくお願いします。

りゅう:お悩みは「当日公開」ということで。わたしと播摩さんといえばっていう話題なんですけど。

播摩:はい。まさかの?

いのうえ:(笑)

りゅう:はい。まさかのNBAなんですけど(笑)。

播摩:そうだろうな~とは思ってましたけど(笑)。

りゅう:ですよね~(笑)。今回のお悩みは ”NBAの動向が気になりすぎて気がそぞろ” です! 実は最近すこし忙しくて、NBAを満足に観戦できてなくて。いまハイライトとかネットニュースの情報しかない状態なのですが。仕事中とかも「あの選手はどうなっているんだろう」とか「あのチームはどうなっているんだ」とか仕事にもNBAにも集中できていなくて、かなり気がそぞろになっているんです。これは問題じゃないですか!

播摩:問題ですね。

りゅう:あと、わたし、ジノビリが引退してすごく寂しいんです。近頃、スパーズの永久欠番になりましたけど……。

播摩:やっぱり貢献度高いですからね。

りゅう:本当に。ジノビリロスです。その分さらに気がそぞろになってるのかもしれません。ジノビリ愛ですよ。

播摩:(笑)

りゅう:播摩さんは長年のNBAファンとして、わたしよりもNBAへの愛が強いじゃないですか。一体、播摩さんはNBAのシーズン中はどうやって過ごしているんだろうと思ったんですよ。ぜひ参考にさせていただきたいのです!

播摩:なるほど。いま、事務所にいるときは週に2~3回はフルで観ますね。試合を。仕事場にはモニターが2つあるんで、片方では試合を観戦して、もう片方で仕事してます。プラスNBAのサイトを観たりとかで日々の情報を収集してます。家に帰っても楽天TVでNBAを観てますし。子どもがいるときは「ちょっと一緒に観ようぜ」って誘って子どもと一緒に観たり……。

いのうえ:教育の一つですね!

りゅう:(笑)。播摩家はバスケ一家ですからね。

播摩:一番上の子は高校3年生になりましたよ。

りゅう:もう3年生ですか!? やばい! まだ試合に行ってない! 試合行く行く詐欺だわ!

一同:(笑)

いのうえ:りゅうさんが「試合に行く」って言ってるの何回も聞いた!

りゅう:じゃあ、今年は絶対に……。

一同:(笑)

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りゅう:ちなみに仕事中にNBA観戦するのって、仕事とNBA、どちらにも集中できますか?

播摩:仕事に集中するときは試合の動画を一時停止したりとかしてますね。作業の波とかでも、集中する時間帯とそうでない時間帯があるので。

りゅう:オンとオフを使い分けてるってことですよね。

いのうえ:さすが会長ですね。

りゅう:わたしも試合を観戦しながら作業することがあるんですけど。ちょうど作業に集中してるときに試合から目を離していると、観客が「ワ~!!」ってすごい盛り上がるときがあって。「うわー、ちょっと待ってー!」って巻き戻さなきゃいけない、みたいなことがよくあるんですよ。

一同:(笑)

播摩:それはね、よくある(笑)。1分前とかに戻って「よし、もう一回試合の流れを観よう」と思うんだけど、そこでまた作業に集中しちゃって3回ぐらい見逃しちゃう、みたいなね。

りゅう:そうそうそう!

播摩:しょうがないから1分は試合に集中するか、っていう。

りゅう:(笑)

いのうえ:はい! ちょっとお聞きしてもいいですか?

りゅう&播摩:どうぞどうぞ!

いのうえ:お二人の仕事環境について教えてもらいたいです! 播摩さんは事務所でモニターを2つ置いて、一応いつでもNBAを観れる環境があるということですよね。りゅうさんの仕事環境だと、周りにスタッフがいる中で観戦してるの?

りゅう:いまは自分の活動の他に、受付・営業の仕事をしてて。会社からある場所に派遣されてるんですけど、基本的にそこでは1人で仕事してます。1人だから時間の使い方とかは自由ではありますが、ちょっと容易に観戦できる環境ではなくって。そこらへんは察してください……。

一同:(笑)

りゅう:家とかで別件の仕事をする時は、スマホを横に置いて観戦してます。本当はPCの画面で観戦したいんですけど、作業でPCを使うことが多いので、仕方なくスマホで観てます。でも、やっぱりスマホだと画面が小さいんですよねぇ。だから、余計によく観てなくちゃいけなくなって。仕事もNBAも大事だし……。いいプレーを見逃したら何分か戻す、っていうのを何回も繰り返してます。気がそぞろですよ。

播摩:なるほど。あと、俺は観たい対戦は絶対見て、これは別に観なくてもいいかな~っていうカードは見ないですね。

りゅう:うんうん。そうすれば、効率的にNBAの大枠の動向を把握できますよね。あ! そういえば、去年ドアマットチーム(※他のチームにドアマットのように踏みつけられるような弱いチームのこと)だったネッツが今シーズンは大躍進ですよね! 今年はプレーオフにいけますし!

播摩:そうっすね!

りゅう:ちょっとこのままお聞きしたいんですけど、播摩さん的に今シーズンはどうですか? これを聞けばわたしの”気がそぞろ”が落ち着くのでは、と思いまして。

播摩:予想以上に荒れてますね~。混戦です! 東は予想よりも面白かったですね。もうちょっとくっきりチームの強弱が分かれるかな~と思ったんですけど。2~3チームが抜き出てその他のチームはそんなにって感じかなって思ったら、いい具合に競争率が高いですね。

りゅう:その点で言うと、ちょっと意外な順位なのがセルティックスかな。意外と普通、というか。

播摩:ヘイワードがまだそんなに馴染んでないのかも。

りゅう:わたしはテイタムが大好きなんで、セルティックスはちょっとチェックしてたんですけど。うん。やっぱりテイタムはいい!

いのうえ:(笑)

りゅう:若干20歳なのに貫禄ありますし! オールスターのスキルズチャレンジのファイナルで、テイタムがドリブル、パス、最後にハーフコートラインから対戦相手の3ポイントを弾きながらシュートを決めたあたりで「この人、持ってんな~~~!」って。スキルだけでなくスター性も垣間見えました。

播摩:今年は新人のドンチッチが、テイタムより先にスキルズチャレンジの対戦で「最後にスリー決めりゃいいんでしょ」って感じで、最初にハーフラインからスリー打っちゃったんで。それを見たテイタムが「おっ!」って思ったんでしょうね。同じことをやって優勝しちゃいましたからね。

いのうえ:(笑)

播摩:来年からそれが主流になる気がしてならない……。

いのうえ:あららら~!

りゅう:(笑)。優勝予想とかもできてますか?

播摩:順当に行くと西のウォリアーズなんでしょうけど。

りゅう:やっぱり!?

播摩:いや~。まず、メンバーすごいし。やっぱプレーオフ前のシーズン終盤、2位につけるナゲッツとの試合が多かったんですけど、全勝してますから。

りゅう:今年のナゲッツはすごいですよね。

播摩:ほら。去年のナゲッツは最後の最後でプレーオフに行けなかったですから。めちゃくちゃ悔しかったっていうのもあるだろうし、今シーズンへの気合いの入り方が違うチームだったと思いますよ……。ウォリアーズに関しては、ナゲッツとのプレーオフを想定した終盤戦の戦い方を見る限り、やっぱウォリアーズ強いな、と。

いのうえ:(カシャッ)あ。りゅうさんが腕組んでるところを写真に撮ると、なんか偉そう……。

りゅう:(笑)

播摩:じゃあ、俺は「すいません」って感じにして……。

りゅう:なるべく腕は組まないように……。

一同:(笑)

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りゅう:あ! あと、東はどこのチームがプレーオフの決勝に上がってくると思いますか?

播摩:東も順当にいけばバックスですね! 強い!

りゅう:わたしはですね。ちょっと思い入れのある選手がおりまして。レナードなんですけど。

播摩:ああ!

りゅう&播摩:ラプターズ!

播摩:ラプターズもなんだかんだで選手の補強したからなぁ~。

りゅう:そうなんですよ!

播摩:インサイドは、マルク・ガソルいるし。

りゅう:わぁ!

播摩:レナードいるし、ラウリーもいて、イバカもいるし。センターにガソルですよ!

りゅう:やばい! それはやばい! しかも、レナードって、昨シーズンはスパーズで全くプレーできなかったじゃないですか。怪我が治って本人は出場する気満々でも、自分とチームのドクターの意見が合わず試合に出られない時期が続いて……。相当フラストレーションが溜まってたと思います。

播摩:結局、本人がトレードを志願したわけですけど。

りゅう:彼はすごく寡黙な選手で。あの寡黙な選手がラプターズに移籍した途端、めちゃくちゃ笑顔を見せる、という。なんだか安心しました(笑)。だから今シーズンのプレーオフはレナード自身でも理解しがたいような、ものすごい力が発揮されるんじゃないか、と思うわけですよ。

いのうえ:いまは試合に出られているんですか?

播摩:もちろん! エースやってますよ。スティール(※相手からボースを奪うこと)もバンバンしてますよ。

りゅう:すごいですよね。レナードが、あのデュラントとマッチアップ(※相手プレーヤーと1対1で対決すること)した時なんか痺れましたよ…。

播摩&いのうえ:(笑)

りゅう:シモンズとマッチアップした時も痺れました。

播摩&いのうえ:(笑)

りゅう:なんでかっていうと……。

いのうえ:うんうん。

りゅう:シモンズも、デュラントも、すっごくいい選手なんですよ。ボールも保持できるし、簡単にスティールされないテクニックも持っているはずなんですけど、レナードの方がね、やばいんですよ。その触れられないはずのボールに、触っちゃうんですよ。

播摩:手がね、尋常じゃなく大きいのでね。このくらい。

いのうえ:うちわサイズ!

一同:(笑)

播摩:”ザ・クロウ”(※claw=爪)っていうあだ名が付いてるくらいなんで。

りゅう:ああ~もう試合が観たい。気がそぞろ。

一同:(笑)

りゅう:今シーズンは本当に面白い。でも最近、眠気が勝っちゃうから、一試合まるまる観られなくなっちゃって。本当に眠い。けど、がんばる。がんばって観る。がんばるから気がそぞろなんですかね。

一同:(笑)

播摩:全選手の全プレーを見るのは大変ですよ。

りゅう:いい選手がたくさんいすぎて……。

播摩:そうっすねぇ~……。

りゅう:もうプレーオフが始まりますし! これからプレーオフをしっかり観れば、いままでの”気がそぞろ”は晴れますかね?

播摩:うん。晴れると思います!

いのうえ:観なきゃいけない試合も減りますし!

りゅう:今シーズン、オススメの選手はいますか!?

いのうえ:りゅうさん! 選手を聞いちゃうと観なきゃいけない試合もまた増えるじゃないですかぁ~!

一同:(笑)

りゅう:ますます気がそぞろ(笑)! じゃあ、まず1人目お願いします!

いのうえ:聞いちゃうんですね!?

一同:(笑)

播摩:やっぱりKD(※ケビン・デュラント)!

りゅう:KD! 理由は?

播摩:どっからでも点取れるし、一度ドライブすると誰にも止められない。

りゅう:たしかに。他に誰かいますか?

播摩:シモンズかな! 今シーズン観てて、やっぱりこの選手すげーと思いました。

りゅう:昨シーズンのシモンズは自分から点を取りに行くことにやや消極的だった印象が……。その点で今シーズンはどうですか?

播摩:いや~。あの人は相当頭がいいですよ。

りゅう:ほほう。じゃあ、ガードとして周りの選手を活かす方向にシフトしてるってことですか?

播摩:どこのポジションでも、いけますよ。

りゅう:『スラムダンク』でいう”仙道”ですね。すげー! 気がそぞろです。他には!?

一同:(笑)

播摩:アデトクンボは普通に注目してください! あと、ハーデンはもちろんなんだけど、ロケッツのケネス・ファリードいいっすよ! 前から好きだったんですけどね。いま、インサイドにいるんですけど、いい選手ですよ。そこまで活躍してるかって言われたら微妙なんですけど。

りゅう:ほほ~! いや~、これは気がそぞろ状態を抜けられる気がしない。もう、その状態でいいのかもしれない。

一同:(笑)

播摩:それと、シクサーズのレディックも今年はいいですよ! 昨年くらいから体を流しながら打つスリーがかなり入る! 極めましたよ!

りゅう:早く観たい!

播摩:あとはサンダーのグラント・ヒル! 成長著しい!

りゅう:いいですね~! あと、わたしね。きっとプレーオフの決勝は、西はウォリアーズで、東はバックスかラプターズだと思うんですよ! がんばってほしい、レナード!

播摩:(笑)。でもラプターズはあるな~。普通に。

りゅう:まず早くプレーオフを観たいですね。播摩さんからいただいた情報を元に。逆にプレーオフまで”気がそぞろ度”を上げておこうかな。

播摩:いいと思います(笑)。

いのうえ:(笑)

りゅう:決勝戦で優勝が決まったときの感動も大きいですよね、きっと。

播摩:そうですね! それと、ウォリアーズ - ナゲッツ戦は見直してたほうがいいっすよ!

りゅう:分かりました!

播摩:あと、ロケッツのハーデンへの依存度とか(笑)。

りゅう:(笑)。せっかくなので『NBAを想ふ会』会長として、NBAを観戦したことがない方にメッセージはありますか?

播摩:やっぱり超人的なパワーが発揮されるNBAはやっぱり面白いですよね! 試合展開も早いし。迫力も、一つ一つのプレーのクオリティも高いし。もう、なんなんすかね、本当に。NBA選手は、人間が持つ能力を当たり前に超えてきますからね。もはや人間じゃないですよ。

りゅう&いのうえ:(笑)

いのうえ:そういえば。ゴリラって、あんな体格で草食動物なんですけど。バナナとか野菜でも、筋肉に変えられる特別な能力が備わっているらしく、人間は野菜も肉も食べないと筋肉に変えられないから「真似できない~!」って思ってたんですよ。でも、NBA選手のみなさんって、実はバナナとか野菜でも筋肉に変えられる特殊な能力を持っているのかもしれないですよ!

播摩:たしかに! 胃が4つあるとか?

いのうえ:あら! 戻して、また反芻ができる……。

一同:(笑)

りゅう:ゴリラ! NBAから、ゴリラ!

りゅう&いのうえ:気がそぞろですね~。

播摩:(笑)

いのうえ:「どうしよう~、仕事か、NBAか。どっち考えていいか分かんない!」って時は、とりあえずゴリラを考えることにして一旦落ち着きを取り戻すっていうのはどうですか?

一同:(笑)

いのうえ:「どうしよう~、仕事か、NBAか。どっち考えていいか分かんない! あ。ゴリラ!」

一同:(笑)

りゅう:なるほど(笑)!

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いのうえ:いや~。側から見てましたが、お悩みについて議論するというよりは、いまのNBAの話でしたね(笑)!

りゅう:たしかに!

いのうえ:ゴリラがちょっと入ったくらい!

一同:(笑)

りゅう:総じていまのNBAの話になってしまいましたけど、こりゃ気がそぞろになっちゃいますよ。播摩さんとお話ししながら思ってたんですけどね。「なっちまうな!」って。

播摩:まあ、1番の解決策としては、観りゃいいじゃん、っていう。

一同:(笑)

播摩:寝てもいいから観りゃあいいじゃん! 寝落ちてもいいから観りゃあいいじゃん!

いのうえ:観た気になりゃあいいじゃん!

りゅう:(笑)

播摩:それと、今年のオープン戦、日本にきますよね。埼玉に! どこのチームがくるんだっけ?

いのうえ:あれ、おかしいな! わたしたち、NBAから招待されてないですよ!

一同:(笑)

りゅう:調べます! ………ロケッツとラプターズです!

播摩:いいじゃないですかー!

りゅう:しかし、ロケッツの失敗はアリーザの放出だったと思います。

播摩:あぁー……。たしかにね……。

いのうえ:そぞろ情報でよくまとめたね。

一同:(笑)

播摩:そして、年明けには東京オリンピックでアメリカ代表がやってきますよ!

りゅう:遠征しましょう! あと、ちなみに楽天TVでNBAが配信されていることについてどう思いますか? わたしたちはWOWOWのNBA番組が大好きだったじゃないですか。(※日本におけるNBAの放映権を楽天が買収してしまったので、大好きなWOWOWのNBA番組が観られなくなってしまったのです)

播摩:俺、実は楽天TVのアンケートで「WOWOWの『So!スポ』(※NBAの動向やチーム事情、人間関係の裏話などがふんだんに盛り込まれた番組でのコーナー。現在はYouTubeで配信中)がすごい面白かったです」って書いたんですよ。

りゅう&いのうえ:(笑)

播摩:そしたら、番組内でNBA情報をまとめるようになったり、しっかり反映はされてましたね。

りゅう:さすが会長!

いのうえ:会長の鶴の一声!

りゅう:影響力がすごい(笑)。

播摩:楽天TVには『俺たちのNBA』と『週刊NBA』って番組があるんですけど、俺は『週刊NBA』の方が好きで。なんでかっていうと、いまのNBAの情報が知りたいのに、『俺たちのNBA』だとすでに知っている昔のNBAの情報とかが取り上げられることが結構多いんですよ。その点で言えば『週刊NBA』の方が今シーズンのNBAの動向が分かりやすいかな、って思います。

りゅう:なるほど。あと、ハイライト映像と曲の組み合わせ、なんとかならないかなぁー。

播摩:そう! オープニングとか、もうちょっとなんとかなるはず……。俺が作ったらもっとかっこいいのに!

りゅう:わたしもそう思います!

いのうえ:会長、それもアンケートに書くべきでしたよ!

一同:(笑)

播摩:『So!スポ』のときの、超絶プレーをベスト5まで紹介するコーナーの映像と曲選びはよかったですよね。

りゅう:ですねぇ〜。わたし、ヒップホップが好きなんですけど。バスケとヒップホップって切り離せない関係ができあがってると思うんです。バスケの映像にヒップホップ以外の音楽を当てられると、個人的にはちょっと違和感があるというか。わたしのNBA好きはアイバーソンから始まってるので! アイバーソンはストリートバスケをNBAのコートに持ち込んだ人ですし。

播摩:髪型もコーンロウでね。

りゅう:かなり憧れましたよ、中学校の時。コーンロウしてみたかったんだよなぁ。

一同:(笑)

いのうえ:いまからでも遅くないですよ。

りゅう:大丈夫ですかね? わたしは、みなさんの気がそぞろにならないか心配です。

一同:(笑)

りゅう:今回はこの辺で無理矢理お開きにしちゃってもいいですか? もっと話したかったことがあるんですけど、何時間もかかってしまいそうです……。

一同:(笑)

播摩:そうですね。時間のあるときにまた!

りゅう:はい! 次にお話するときは優勝チームが決まっているかもしれませんね! それでは、播摩さん、佳代子さん、ありがとうございました!

播摩&いのうえ:ありがとうございました~。

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