【骨盤矯正】腰痛専門医の手技をセルフケアで簡単に行う方法

腰痛には様々な原因があるがその内の1つに、「ある関節」の動きが悪くなっている事が原因で痛みが出ている場合が往々にしてある。

この関節を動かす手技を得意とし、腰痛改善の専門医院を開き、腰痛治療の名医として知られる病院もある程だ。

しかし実はこの関節、ちょっとした工夫でセルフケアにて動かす事が出来ます!

つまりこれをやっておくと、腰痛専門医にかからなくて済む!腰痛が出なくなる!という日頃から出来る簡単な運動方法があるのです!

今回の記事では腰痛の正体となる「ある関節」とその関節を動かすセルフケアの方法を紹介します。


痛みの正体は骨盤の○○

腰痛を引き起こす関節とはいったいどこなのか。答えは

骨盤の中にある「仙腸関節」という関節。

画像1

画像2

背骨の末端に着く仙骨と一般的に骨盤として知られる腸骨との間に出来る関節なので仙腸関節と呼ばれます。

因みにこの関節は2〜3ミリしか動かないと言われていますが、この2〜3ミリが物凄く大事。
物凄く」大事という理由は後述します。

現代人が使わなくなった股関節の動き

椅子に座りっぱなし、運動習慣もほとんど無し、階段は使わずもっぱらエレベーター。そんな生活を送る現代人がほとんど行わない動きがあります。それは「股関節を90度以上持ち上げる」運動。簡単にいうともも上げです。

仙腸関節は太ももを大きく上げた時に動く関節です。運動をしない、階段を使わない、そんな生活をしていると知らず知らずの内に仙腸関節が動かないまま固まり、結果として腰痛が発症するのです。

オフィスでも出来る!簡単セルフケア方法

ではどうしたら仙腸関節を動かす事が出来るのか。股関節を90度以上持ち上げるとは具体的にどういう事なのかを解説します。


①仕事中にも出来る簡単仙腸関節エクササイズ

デスクワーク時、椅子に座っていると思います。

画像3

この椅子に座っている時点で股関節は90度曲がっていますから、ここから少しもも上げをしてみましょう。

画像4

画像5

これが股関節を90度以上持ち上げるという運動です。

これだけ?と思った方もいるでしょう。今回は「筋肉を付けるための運動」ではなく、「仙腸関節を動かすための運動」なのでさほど疲れる事も無く行えます。

仕事の合間に、是非試してみてください。


②歩く時にもちょっとした心がけ

普段歩く時にも少しの意識で仙腸関節を動かす事が出来ます。

何気なく歩いているだけでは股関節の動きが小さいので仙腸関節は動きません。そこで、普段より少し大股で歩いてみましょう。大股で歩く事で股関節の動きが大きくなり、仙腸関節が動き出します。

これを少し早歩きで実践すれば、骨盤を支える腸腰筋や、ダイエットに効果的な太ももの筋肉も同時に鍛える事が出来るのでおススメです。

まずは駅に向かう時だけでもトライしてみましょう!


③階段も絶好のエクササイズチャンス

健康の為に階段を使おう。
そう思い実践している人もいるかと思いますが、ここでも少しの工夫を入れる事で、有酸素運動+仙腸関節の運動(腰痛改善)へとアップグレードする事が出来ます。

その方法も簡単。
階段を1段飛ばしで登ってみてください。そうするといつもより太ももを高く上げるようになりますので、股関節の動きが自然と大きくなり、仙腸関節を動かす運動になるのです。

いきなり全ての段を1段飛ばしにする必要はありません。
先程も書きましたが、あくまでも仙腸関節を動かす為の運動ですので、最初は最後の何歩かだけでも構いません。

家でも駅でもオフィスでも、どこでも出来るエクササイズですし、特別時間を取る必要もありません。

階段が目に付いた時は積極的に行うようにしてみましょう!


少しのズレが全く違う結果を出す

最後に仙腸関節は2〜3ミリしか動かないのに、何故そんなに大事なのかを解説します。

〈ロケットの原理〉

ロケットで月に行こうとした場合、最初の発射角度が2〜3度ズレていたら、進めば進むほどズレの影響が大きくなり月に辿り着けなくなります。

画像6

僅かなズレが大きな結果の違いを産むんですね。

これを仙腸関節に当てはめると、仙腸関節が2〜3ミリ動くかどうかで、背中の可動域が大きく変わります。

画像7

仙腸関節が動かない事で腰や背中の動きが制限され、少しずつ無理や疲労が溜まる。そして段々と腰痛になるのです。

動きのない関節は他に負担をかけそれは長い時間をかければかける程大きな影響を与える。

という事を覚えておきましょう。

逆に言うと、

今からのちょっとした意識で仙腸関節を動かすようにしていれば、段々と腰への負担は減っていき、痛みが出なくなってくる

という事です。

今からでも出来る簡単なエクササイズを取り入れて、是非痛みの出ない腰を作っていきましょう!

〜まとめ〜

腰痛の原因の大部分は仙腸関節
仙腸関節は2〜3ミリしか動かないが、これが動くかどうかが腰痛の分かれ道
股関節を90度以上持ち上げると仙腸関節は動き出す

痛みの原因を根っこから探していくと、ほとんどが生活習慣が原因となっています。
エスカレーターやエレベーターが便利なのは分かりますが、体は使わなければ使わないだけどんどん衰えていきます。
関節は固まり筋肉は小さくなる。

気分や体調の良い時だけでも構いませんから、意識的に少し体を動かして頂けたら幸いです。

そして薬や湿布、コルセットに安易に頼らずまずはセルフケアにて症状の改善を図ってもらえたら良いかなと思います。


どうしても今すぐになんとかしたい腰痛や、ギックリ腰を何度もやっているなどのお悩みがある方は流筋ボディケアにて施術対応、改善させて頂きますので、LINEにてお問い合わせ下さい。

画像8

流筋ボディケアを試してみる

画像9

腰痛の他の原因についてまた記事を書こうと思いますので、是非目を通して下さいね。

では皆様の腰痛がスッキリ改善される事を祈って、今回の記事は終わりたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


#柔道整復師 #腰痛 #骨盤矯正 #エクササイズ #セルフケア #ギックリ腰 #整形外科 #接骨院 #デスクワーク #オフィス

サポートは単純に嬉しいです!記事を書くモチベーションになります!嬉しくてその場でもう1記事書いちゃうかもしれません!!よろしくお願いします!!!!