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Sigma fpとVoigtländer

Sigma fpには小さいレンズが似合う。

比較的小さなフォクトレンダーのレンズをコーディネートして使うことを考えている人も多いと思うので,fpに手持ちのレンズの装着した様子をご紹介してみます。

見た目では無くて写りが気になる方は私のへたくそな作例で判断するよりは検索してみてください・・・。


NOKTON Classic 35mm F1.4 S.C.

Sigma fpとの組み合わせで最も使用頻度が高いレンズ。
35mmの画角とf1.4という使いやすさとシングルコートでフレアが適度に出るのも楽しい。

正面から見たレンズのサイズ感がSigma fpとの相性が最高ですね。

NOKTON Classic 35mm f1.4 S.C.

フードを付けた姿も実に良い。
・・・のだけど,
少々嵩張るので,私はほぼ持ち出していなかったりします。

NOKTON Classic 35mm f1.4 S.C. +レンズフード

COLOR-SKOPAR28mm F2.8 Aspherical (Type II)

2023年に発売された比較的新しいレンズ。

スナップ用途として最適な28mm
106gという圧倒的な軽さと小ささで,Sima fpとレンズの最適解の1つでは。

COLOR-SKOPAR28mm F2.8 Aspherical (Type II)

2024年1月にNOKTON 28mm f1.5が発売されたのが悩ましいところ。
NOKTONを購入したとしても,ミニマム運用としては手放せないのではないかと考えている。

SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5 ASPH TypeI

1999年にBessa Lが発売された当初からのラインナップされていたLマウントレンズ。
コンパクトさで初代モデルを使い続けている。
II型,III型まで出てますね

SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5 ASPH TypeI

周辺のカラーバランスや減光が気になるときは,Sigma fpのレンズ光学補正のカラーシェーディング機能を使用している。

レンジファインダー用の広角レンズをミラーレス機で使用した際に,周辺が流れて解像度が明らかに出ないことがありますが,このレンズはフィルム用に作られた超広角レンズの割りに周辺の流れは少ないです。

SNAPSHOT SKOPAR 25mm F4

こちらも1999年のBessa Lの頃から存在するレンズで,当時Bessa Lとのセット販売で購入したもの。
スナップショットの目測撮影はこのレンズで学んだので思い入れがあり,手放せない1本になってしまった。

SNAPSHOT SKOPAR 25mm F4

開放f値が4
スナップ用なのでゾーンフォーカスで使うことを考えるとf4で十分なのと,フィルム時代と違ってミラーレスはフィルムより高いISO感度が使えるので,それほど困ることは無い。

フォーカスリングにも絞りのようにクリックで止まる箇所がいくつか設定されており,慣れると手元を見ずに距離を合わせて撮影ができる。

この目測撮影が機能がシンプルなSigma fpとも思想的な相性が良いと勝手に思っており,Sigma fpと組み合わせて,「Bessa Lデジタル」だと思いながら使っている。 

しかし残念なことに,
レンジファインダー用の光学レンズとミラーレスで発生しやすい周辺の流れが発生してしまう。
スナップ撮影用として思入れがあるので残しているのだけど,性能的には残念。

ULTRON 21mm F1.8 Aspherical

21mmは元々Color Skopar 21mm f4を所有していたのだが,ミラーレス機との相性が悪く,周辺が流れるように解像度劣化するのが気になって使用しなくなっていた。

代わりの21mmを探していて決めたのがコレ。
センサとの相性は分からないまま購入したが,結果的には全然問題無し。
開放から周辺までしっかり解像してくれます。

ULTRON 21mm F1.8 Aspherical

周辺解像度に問題がなく,広角でかつボケも美しい。
f1.8なので少々大きくて重いけど。

以上です。
35mm以下の広角に寄った構成ばかりでした。

標準から中望遠はヤシカコンタックスのPlanar 50mmf1.4,Planar 85mmf1.4を使っており,こちらをfpに装着した姿もなかなかカッコいいのでまた今度。

Voigtländerの比較的新しいレンズはミラーレスのセンサに対応した設計になっていることを謳っているものもあるのですが,フィルム時代からあるレンズの場合,センサと相性がとても悪いこともあるので,購入前にはレビューサイトをできるだけ調べることをおススメします。



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