無題

創業チームとの向き合い方

ブログをやろうと思っていたものの、なかなか開始できませんでしたが、ようやく開始!早速創業ブログってことで、更新頑張っていきます。

最初のテーマは、「創業チームとの向き合い方」

まず、簡単な自己紹介ですが僕は「スマホで持ち歩く旅行ガイドブック TravelBook」という、地球の歩き方をスマホに詰め込んだようなサービスを開発中です。(7月中リリース予定)

※ティザーサイト公開中なのでよかったら事前登録お願いします。

もともと、サービス自体は一年程前からやっていたのですが、今回はSkyland Venturesと、フォートラベル創業者の津田さんからの出資を受け、サービスとしても大きく方向性を変えました。

そこで、僕の中で最も重視しているチーム作りという事で今年の3月の一ヶ月間、「人集め」に注力をし、特にエンジニアを中心とした採用に没頭しました。

おかげで、優秀なエンジニア&マーケッターがジョイントし、新体制でTravelBookを再スタートさせます。

サービスの発展とチーム作りは「イコール」の関係だと考えています。なによりも、チーム作りに失敗すると確実にサービスは伸びない。

チーム作りをしっかりとした上で、はじめてサービスにエンジンがかかると思っているので、一番力を入れていかなければいけない部分だと考えてます。

最近UEIの清水社長のブログにとても共感を覚えたので一部を引用↓

” ドワンゴでは、川上さんは非常に腰の低い社長だった。

ゴミを拾ったり、自分はタバコを吸いもしないのに誰かの机の上にたまった吸い殻を捨てたりしていた。それどころか、ときどき「ジュース買ってくるけど、何欲しい?」とまるでパシリのようなことまで進んでやるのだった。

僕はそういう川上さんを好ましいが、暇そうな人、としか思わなかった。働かないのかな、と思った。

しかし、自分で会社を始めて、当時の川上さんの行動は完全に理に叶っていたことが解った。

なぜ、社長がゴミ掃除やパシリをやるのか?そもそも従業員は、仕事をするために雇っているのだ。そのために貴重な資本を消費して、立派な机とPCを揃え、できるだけ快適な環境を用意している。

なのにその従業員に吸い殻を捨てさせたら、吸い殻を捨てている時間ぶんだけ、仕事をしないことになる。

だからスタートアップのときは、社長ができるだけどうでもいい雑用をこなすのだ。会社が軌道に乗って来たら、改めてそういう掃除をする従業員を雇えばいい。

けれども、スタートアップ、最初の数人、というときに、ゴミ捨てを従業員にさせていたら、いつまでたっても仕事が進むようにならない。”

まさに、スタートアップ時の経営者の仕事ってみんながいかに働きやすい雰囲気を作るかに尽きると思っています。また、社長が誰よりもサービスを愛してることも大事。

経営者って二種類いるよねって話をこないだ聞きました。

「カリスマ型」「巻き込み型」の二種類。

一つめは、グイグイ系の経営者ですね。

僕はどちらかというと、二つ目の方なんではないかと思ってます。

スタートアップの時でスピードが大事だから、社長自らグイグイ進めていく方がスピード感が出るのですが、今の時期だからこそ、みんなが納得するまでとことん時間をかけるべきだとも思ってます。

※もちろんスピードも忘れずに。

そこで、意識を1つにするためにTravelBookでは19日からシンガポール→バンコク→上海と1週間旅してきます。ここでの目的は、世界を知るだけでなく、「同じ釜の飯を食う」機会として発案しました。一人一人が会社に対する想いを聞いたりみんなでそれについて話し合ったりと、非日常の海外でチームの意識を1つにすることを目的としています。

特に今回は、僕がなぜTravelBookをスタートさせたか!という熱いテーマなもと、チームに共有していこうと思います。(過去最大の熱量で)

ちょっと話はそれるのですが、僕の中で「イマジネーション」という言葉をすごく大事にしています。

TravelBook含めほとんどのサービスがそうなのですが、「世の中を便利にしたい!」という発想(イマジネーション)からすべてがスタートします。

ここで、イマジネーションには8つの種類あるのをご存知でしたか?

8つの種類のイマジネーション

1.実行可能な想像

2.知的な想像

3.ファンタジーな想像

4.共感に関する想像

5.戦略的想像

6.感情的な想像

7.夢

8.記憶の再構築(という想像)

この8種類のイマジネーションで人類の科学的・宗教学的・哲学的な発展と、個人の成功などを実現してきたと言われています。

僕ら人間が他の生き物との大きな違いは、「想像できること」です。そして、僕らは想像し、それらを実現できる世界で生きている。

小さなイマジネーションでもいい。きっと、それを本気でやろうとしていたら1人のイマジネーションが2人のイマジネーションになり、最後は世界中の人のイマジネーションになる!

ちょっと僕もイマジネーションについて名言を考えてみました。

「一人の人間からはじまった、小さなアイディア。さまざまな人に育てられ、やがて大きな受け皿に変わっていく。ここには、たくさんの人の「夢、人生、想い」が入っている。小さなアイディアが世界を巻き込んでいく。これこそがイマジネーション」by長田龍

TravelBookに関わるすべての人にこのイマジネーションを起こしたいと思います。

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