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つながる「学び」の価値について考える。

今日は、プレ講義を4つの大学でつなぐためのテストのテストを学内で行いました。新しい機材を活用して、4つの大学どこで受けてもできるだけストレスないようにと工夫をしています。それらを使うのは我々の力量、ということで、しっかりと授業が行えるように準備をしています。

余談ですが、こういうCMを見た方もいるかも知れません。

教室と教室がつながって、離れていても共に学ぶというものです。
このCMにあるように、2か所がつながる、ということも大事なのですが、それが4か所、もっというと自宅等とつなげれば世界中とということになります。つながる教室から「つながりあう教室たち」とでも言うとよいのですかね。まさに、連鎖をしながら学びを拡げていくことにもチャレンジしていきたいと思っているところです。

さて、そんなこんなでせっかくテストするので、どこかとつなげてみようと思い、今、新潟県の南魚沼市で地域おこし協力隊としてチャレンジをしている現役大学生に協力してもらい、実際にプレ講義のプレ講義として、キャリアデザインの授業の練習に付き合っていただきました。その大学生は高校生のときに関わった学生で、直接話すのも3年以上ぶりだと思うので、とても楽しみに話を伺ったところです。

さて、その中で気づいたことがあるのでいくつか書きます。

今の大学生は、オンラインツールを使って、コミュニケーション取るのが大人たちより慣れているのかもしれない。

今の大学4年生の世代は、入学した瞬間からオンラインツールを使わざるを得なかった世代と言えるかもしれない。一昔前は、オンラインのやり取りの作法というかコツみたいなものをコミュニケーションを取り合う者全員が体得しておかないとちょっと違和感があるやりとりになることもしばしばあった気がするのだが、なんとなく学生とは自然に話せた気がする。こういう学生たちが多くいるのが今の大学なのかもしれないと感じた。

そうであれば、もっともっとオンラインも活用しながらつながる場を作ったらもっともっと世界が広がる。

宮崎の今日は雨が降っていたが、新潟は雪もちらついていたみたい。別に天気の話が何だということなのかもしれないが、同じ日本なのだが、これほどまで違うのか、ということに気づくきっかけにもなる。電話ではわからない、文字だけではわからない、情報をやりとりできる時代である。そう感じたときに、もっともっと世界が広がるのではと改めて感じた。

教え子の成長を垣間見える嬉しさとともに、それらをしっかりと知ってもらいたいと思い出した自分に気づいた。

高校生から知っている若者が、本当に成長し、今も頑張っていることを知り、とても喜ばしいなと思いました。話しながら、高校の学びが大学の学びにつながり、今の地域での実践にもつながっていることに気づいた。そういうつながりを意識できるのは良いことだと感じている。また、それに気づくためにも多様な者との対話を行う必要もある気がする。みんな成長しているし、努力しているのである。そういうことを知ってもらい、称賛し合う関係を作っていくためにも他者とつながっていくことも重要であると感じました。

学び、挑戦、試行錯誤、それらの連鎖をつくるための「つながりあう仲間」ができる場作り

今日のやり取りを通して、大学間で学ぶこと、それに高校生にも関わってもらうこと、地域の人にも関わってもらうことの重要性をより感じたところです。そういう時間を大学から、地域から、高校から、色んなところで作っていければいいなと思っています。

プレ講義5日後です。

(案内)地域キャリアデザインⅠ プレ講義について

3/5(火)13:00-15:30で、宮崎の4つの大学・短期大学が合同で、高校生と大学生といっしょに学ぶ「地域キャリアデザインⅠ」という授業のプレ講義を行います。



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