当たり前のことしかやってない!!スタッフを定着させる方法!!

元々勤務していた店舗では僕が管理職としてスタッフのマネジメントをしていました。

数ヶ月でやめてしまう人がいたのも事実ですが、
平均3年以上勤務してくれているスタッフがほとんどでした。

大学1年生からスタッフとして参加してくれてから卒業までいてくれたなんて言うのもザラです。
中には8年近く勤めてくれた方もいらっしゃいました。

ただ、他店では入れ替わりが結構あり2から3名でお店を回すと言う状況が続いていたと言う話です。

おそらくそれぞれの店長の管理方法の違いが一番の原因だったのだろうと感じています。

では、勤続年数が長く定着率がよかった僕の担当店舗と、
定着率が悪かった他店舗では何が違ったのか、
実際に比べながら書いていきます。

比較1

シフトが遅い

多店舗の店長が管理していた店ではシフトの作成が遅い
またはしっかりとしたシフトがない
という状況がが散見されたようです。
これは管理者として問題外と言わざるを得ません。
雇ってやっているという横柄な態度さえ感じます。

来てくれているスタッフにはスタッフの生活があり、
それぞれ個人的な予定もあるでしょう。
そんな中いつ自分が入っているか把握できない。
または入っていなかったのに急に仕事を振られる。
こんなイレギュラーだらけの環境で健全に勤務できるわけがありません。

シフトが出ない原因は単純に店長の怠慢です

シフトの提出が遅いとかそういうことも言い訳になりません。
出してこない人間の予定に合わせる必要はないのでどんどん作ってしまうのが正解です。
ただ、スタッフの提出状況などを言い訳にし、
責任転嫁しているだけです。
裏側には本当の理由が隠れており、
単純にシフト作成を後回しにし続けているというのが本質でしょう。
スタッフの定着率が悪いのは当然と言えます。

僕の場合、
シフトは一月分。
月の真ん中に必ず提出させていました。

基本的なフォーマットを僕の方で作成し、
ラインで記入して送ってもらうという方法です。


いまだに紙媒体を使っていたりするところもあると思いますが、
紙は管理が面倒なので全てオンラインで完結するようにさせていました。
ラインのノート機能は特に便利です。
ライングループの誰かがシフトを提出した場合、
自分が提出できていないという自覚を与えることもできます。
こちらからもすぐに状況把握できますし、
連絡もしやすく未提出という事態は常に回避できていました。

ここで注意しなければならないのは、

いつも早くシフトを提出する人間への感謝です。

なんで私ばかりがいつも一番最初に出してるんだろう・・・・。
っていう不満を解消させる必要があるわけです。
なので、

いつも早く出してもらってて助かるよ!
〇〇のおかげで他の人へのアプローチにもなるし!
ありがとう!!

この一言があるだけでだいぶ違います。
必ず付け加えておきましょう。
スタッフの人数が多い店舗は提出してくれた人間をチェックできるように、チェックシートやチェックできるオンラインサービスなどを利用しましょう。予防線を張っておけば抜けも防止できるはずです。

シフト作りに関してはこちらにも書いたので読んでみてください。

比較2

店長の態度が悪い

これも結構な確率で定着率が悪い原因の一つだと思います。
飲食業界は考え方が古い人が多い印象です。
なので、

言葉遣いが粗かったり、
説明をしない、
ちゃんとした指示を出さない。

と言った横柄な態度をとっている方が多いと感じています。
その中でも特に上記の中で一番定着率悪化の原因となりうるのは、

ちゃんとした指示を出さない。

ことだと言い切れます。
自分の言語化能力を見直しましょう。

あれやっといて!
それしまっておいて!

こんな指示出ししていませんか??
お皿なら、

お皿しまっておいて!

とちゃんと言いましょう。

キッチンの掃除しておいて!
特に冷蔵庫下が怪しいから水撒きまでやっておいてくれると助かる!!
ホースはそのシンクの下!
そこの蛇口から水出していいから!

くらい丁寧に説明しておきましょう。
この言語化能力の低い人は指示だしができないために、
自分でやったほうが早いという考えに行き着き、
スタッフへあたりがキツくなったり、

仕事を途中から奪いスタッフのやる気を低下させる

ということを率先して行います。
スタッフ本人は頑張っているかもしれないのです。
それでもこちらから見たら足りない時はあるでしょう。
であれば、
指示を再度出せばいいのです。
ちゃんと言葉にしてあげましょう。

言語は人間が持っている最大の武器です。
ここをおろそかにしている間はスタッフの定着率が上がることと断言できます。

僕の場合は、
ちゃんと細かく指示を出すように心がけていました。
それでも足りないシーンというのは多々あり日々勉強だと思っています。

要は言葉が足りていないと自覚をするかどうかだけなのです。

あとは、ちゃんと質問しやすい空気を作ってあげること。
信用を得るためにはこちらがオープンでいなければなりません。
ちゃんと、できるまで寄り添うつもりでしっかりと言葉を使う必要があるのです。

比較3


身だしなみです。

歯が抜けたままになっていたりしませんか??
ユニフォームはよれていたり、汚れていたり、
だらしない格好をしていませんか??
スキンケアはしていますか??

ちゃんと気を使いましょう。

サービス業である以上、

細かい気配りは必須

です。
その中でも清潔感は絶対必要です。
汚い格好にならないように常にスマートでいましょう。
店長はスタッフたちの規範でもなければなりません。
誰でもできることであり、
難しいことじゃありません。

毎日ちゃんとヒゲを剃る。
歯磨きをする。
洗濯をする。

日本にいるほとんどの人が毎日行なっていることです。
それをちゃんとやりましょうというだけです。
特に店長になるからには髪型と爪まできっちりと綺麗にしましょう。

そういった細かいポイントが信用を生むのです。
汚い格好の店長の言うことに説得力なんかありません。
まして、信用なんてもってのほかです。

僕は、襟のついたポロシャツやシャツを常に着用するように心がけていました。
理由は単純で

清潔に見えるからです。


TシャツがOKの店舗でも、
襟付きを着用することをお勧めします。
もちろん、襟なしのユニフォームが味になり店舗の雰囲気や演出に一役買っているのなら問題はありません。
ですが、自分の考えなしに行っているのであれば改善するように注意しましょう。

まとめ

実際に感じたポイントは以上の3点です。
細かくあげればまだあるのですが、
それは僕の他のnoteを読んでいただければ改善点が見つかると思います。
スタッフを定着させるためにはそのお店が何より居心地がよくなくてはいけません。

そうなるためには店長が率先して店舗の雰囲気やルールを作っていき、
気持ちよく働いてもらうための環境づくりを行うことが何よりも大事です。

従業員満足度は顧客満足度に必ず繋がる
ので、

適当な態度を取らず、どうしたらみんなが気持ちよく働けるか今一度考えて見てください。

ぜひ、実践して信頼の置ける店長さんになってください。

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