スタッフへの接し方男性スタッフ編 簡易報酬が鍵!

人の悩みが多いと言われる飲食業。
比較的参入しやすく、
店舗数も多い、さらに業務難易度が低く誰にでもできる印象がある分多種多様な人が存在しています。

そんな中で今回は男性スタッフとの関わり方を書いていきます。

男性スタッフとの関わり方

男性スタッフとの関わり方の最大のポイントは褒めることです。

ちゃんと報酬を与えると言い換えることもできます。
その報酬を、比較的簡単に与えることができるのが
業務に対するフィードバックであり、

ありがとう

の一言なのです。
結果や従事した業務の進捗に応じて褒めたりフィードバックを与えることで信用度を増させることができるのです。ちゃんと自分のことを見てくれているという実感を与えるということです。

男性は感情よりも理論で納得させる方が効果的であるとも言えます。
それは、行動で示すことと仕事での承認欲求を満たすことで完結すると言えるのです。

日々のそういった積み重ねを行うことで双方の信用を強化し、こちらからの指示にちゃんと従ってくれるような関係性の構築が肝心となります。
良質な関係築ければ業務に対する様々な相談に乗ってくれるようにもなるのです。

注意点

ただ、注意点もあります。
それは天狗になる危険性があるということです、
作業を褒め続けるだけでは自分は完璧だと誤認してしまう可能性があり、そうなってしまうと他のスタッフに対して横柄な態度をとるようになりかねません。

そうならないように、
ちゃんと指摘するところは指摘するようにしましょう。
〇〇の部分はできていて立派だった!ただ、〇〇の部分がまだ甘いから注意が必要だね!

といった感じでしょうか。
具体的な対処法やアドバイスも織り交ぜると尚良いです。

次に、相手の得意なことをなんでもいいから尊敬しましょう。
例えば、仕事に関することでなくてもいいのです
ゲームの知識やアニメの知識でもいいでしょう。
自分よりも専門領域が広いことに関しては素直に尊敬してあげることです。
例え、自身がどれだけ年上でその業界においてはベテランでも、違う業界のことは全くわからないということは往々にあるはずです。

年下でもプログラミングがバリバリできるとか、
ゲームの知識量が豊富とか、
読書量が豊富とか、

そういったポイントを見つけて尊敬の念を抱くのです。
相手のいいところを見つける練習にもなります。
そして、その尊敬できるポイントをしっかりと相手に伝え、すごいことだよ!!とここでもしっかり褒めてあげましょう。

なぜこんな回りくどいことを行うのか。
それは、先述した天狗化を回避させることに繋がります。

僕は、君より年上だしこの業界においては確かに詳しい。でも、僕の知らないことを君はたくさん知っているのも事実だから、僕は君のそういうところを尊敬しているよ!職場においては向き不向き用量のいい悪いもあるから、自分の物差しだけで相手を勝手に評価しないように気をつけるようにね!どんな相手にも尊敬できるポイントはあるんだからそこを見つけてあげられる力をこの機会にしっかり身につけよう!!

という説明を僕は男性スタッフには必ず伝えていました。

このちょっとした手間が相手の成長の一助となってくれたら嬉しいという思いと同時に、自分だけが特別なわけじゃないぞ?と暗に伝えているのです。

暗の部分が伝わらなくても相手のいいところを見つけて、自分自身より優れているポイントが人には誰にでもあるんだよ!!という認識を持ってもらうことが大事であり。ポイントさえしっかりわかってくれていれば高圧的な態度や横柄になったりといったことへの楔になるはずです。

意識して説明してみると同時に、
自分自身がそういった態度をとっていないか見直してみるといいでしょう。

まとめ

男性スタッフの場合は、
まず仕事における承認欲求と成果に対する簡易報酬を設定することが大事です。
やりがいを与えるということですね。
そんな中で、人間的成長を促すようにこちらがしっかりとした配慮をしてあげれば良いでしょう。なかなか根付くまでは難しいかもしれませんが、すぐに行動に移せる一つのポイントだと自負しています。

信頼を勝ち得ていってください。


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