安く作れる効果的なポップの参考と材料

商品を販売する以上、お客様からの認知は必須で。
では、どうやってみてもらうのか・・・。
認識してもらうのか・・・。という問題が出てきます。

特に移動販売の場合、店舗が小さい分ポップ等のアイキャッチ方法は必須と言えます。

ここで効果的なポップの方法をお伝えします。

まず、ダメな例から。

必要以上におしゃれ

路面店舗で外壁から内装、インテリアで総合的にお客様へアプローチできるような常設店舗ならば、
例えばメニューを英語っぽく表記したり、シンプルかつスタイリッシュにすることはありかもしれません。

ですが移動販売の場合、車を一目見て何を売っているのかということを伝えるのは至難の技だと言えます。

車だけで認知してもらう為には、その車の塗装自体に商品名を載せたりするくらいしかないのです。
または、大幅な改造を施し大型トラックの荷台のように全部オープンにして路面店のような開店ができるくらいのインパクトを持たせなければなりません。

これは相当のチャレンジでもあるので行う場合はかなりの覚悟が必要です。

下手におしゃれにこだわりすぎて何を売っているのかわからない状態にしてしまうことが一番の愚策なのです。

もし移動販売のような出店を見かけたら注意してお客様を見てみてください。

おしゃれなお店に行列ができているシーンというのは中々少ないと気付けると思います。

オシャレにこだわっても戦えるような場所、
例えばランチ用の移動販売車しか来ていないという認知があるようなオフィス街等でなら OLさんやオシャレに敏感なビジネスマンの需要を満たすことはできるかもしれません、ですが見た目と中身のミスマッチは絶対に気をつけた方がいいポイントと言えます。

実践方法

では、具体的にどういった方法がいいのか。

ただ、

大きく!
見やすく!
派手に!!

というだけです。

遠くからでも何を売っているのかわかるくらいのサイズ感ポップやメニュー作成を心がけましょう。
移動販売を利用する人はゆっくり腰を据えて何か食べたいといったわけではありません。

ふらっと立ち寄ってさっと次の目的地に向かいたい。
というお客様や
または、ちょっと小腹が空いたから空腹感を満たしたいという程度のものなの感情を持っている肩が大半だと思います。そんなお客様に対し、

例えば

TAKOYAKI 400円

のように小さくわかりづらいフォントを並べても効果が薄いということはわかってもらえるでしょうか?
単純に、

たこ焼き 400円

と表記した方がお客様への訴求効果は高まります。
一目見て何屋さんかわかりますよね?
ちなみに文字は小さく書くよりも大きく書いた方がよりいいでしょう。

雑な絵ですが、メニューの大きさの参考を載せておきます。


大きなメニューを作る場合ホームセンターで販売されているプラスチックベニヤを使用することをおすすめします。安くて濡れても平気ですし、簡単に穴を開けられるのでロープ等で固定しやすくなります。さらに、軽いので持ち運びに苦労しません。是非使ってみてください。

最後に色は派手にすることをおすすめします。
派手にすることで、遠くからでは何が書いてあるかわからなくても何か売ってるお店があるぞ!という認識をお客様に持ってもらいやすくなります。

公園や同業他社が参加しているイベントなどでは上記のポイントを守っているか守っていないかで集客に雲泥の差が生まれることは確実です。

まとめ

そんなに凝ったものでなくてもいいんです。
手書きでもいいんです。

大事なのは、
オシャレに見せることによる自己満足ではなく、
遊びに行く途中や、仕事の途中、など
お客様へホッとした一息やちょっとした満足感を与えることに重点を置いて訴えかける方法を仕掛けることなのですから。

何がお客様ファーストなのか、そこを考えて掲示物は作成してみてください。

もちろん、オシャレな演出がお客様への価値に繋がるのならばやった方がいいでしょう、

明確なコンセプトのもと作られたものならば効果を発揮するはずです。

ちょっと短いエントリーですが、移動販売する上では圧倒的な効果を発揮すると思いますし、お客様の価値提供という観点で言えば他業種でも活用できる方法だと思うので是非実践してみてください。


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