考えたことありますか?これからの飲食店のタイプはこの3つになる!!

ロボット化やAIによって今後の飲食店はどんどん3つのタイプに別れていくと思います。
今回はその中でどういった方向性があり、どういった人がどの方向にいけばいいのかを書いていこうと思います。

まず一つ目

超低価格、自動化

資本のある大手外食チェーンなんかはこういったことをしてくるように思います。AIとロボティクスによる配膳や調理の自動化。
機材トラブルやシステムエラーの対応にだけ人が動くといった形態です。
これによって人件費がほとんどかからなくなり設備投資分を回収できるように設定された格安料理を超高回転で回すといった状況が生まれるでしょう。
このような戦い方は導入するためのコストが半端じゃなくかかると思うので低資本で回してるような個人店ではまず導入が難しいと言えるでしょう。
今後、低価格で戦う場合はこういった大手とのぶつかり合いを余儀なくされ、今よりもさらに敵わなくなっていくでしょう。
付加価値を意識し価格で戦うという戦略から脱する必要があると思います。

2つ目

超高価格、プレミア化

これは圧倒的スキルと店舗を演出するプロデュース能力が高ければ自動化やロボット化といった技術の波に呑まれることもなく、運営し続けていける戦い方だと言えます。
高級寿司店などはその代表格と言えるでしょう。
完全会員制のレストランで月額や年額といった会員費を徴収するサブスクリプション系のサービスを導入し、洗練された空間で卓越した技術で提供される美味しい料理を食べるという最強の価値を提げて戦うことができるます。
この運営のいいところは客数が多くなくても収益が見込めるため自分の時間が確保しやすくなる。
無理な営業をしなくて済む。
ある程度質のいいお客様を確保できる。
といったメリットがあります。
そのかわりに価格に納得できるだけの圧倒的価値を生み出さなければならないのですぐにできるものではないと言えるでしょう。
腕は一流なのにくすぶっているような料理人が身近にいるようならば挑戦してもいい戦い方です。周りの人間をうまく巻き込んでいける人は是非挑戦してみてください。

3つ目

価格普通、ファンコミュニティの形成

おそらく、一番誰もが参入しやすい戦い方と言えるかもしれません。
イメージして欲しいのは地方のスナックです。
そんなに美味しいお酒な訳でもないし、
洗練された食べ物があるわけでもない、
めちゃくちゃ安いわけでもない。

でも、ママがいるから行っちゃう

そんなお店ないでしょうか??
今後、飲食店を運営していく上で一番必要なのはこの熱量を持ったファンをどれだけ作れるかということです。
ファンがある程度つくと
価格を安くする必要もなく、
クオリティをめちゃくちゃ追い求めることもなく、
一定の収益が見込めるようになります。

あの人に会いたい

と思われるような営業をすることが必要になるのです。
その中でクオリティーを求めたい人は試行錯誤していけばいいと思いますし、価格が高いのはちょっと・・・という人は赤字にならないように調整すればいいのです。

あのお兄さん、お姉さん、ママさん、マスターに会いにお店に来る

という状況を作ることに注力すればテクノロジーの波に襲われても生き残っていける強いお店を作ることができるようになります。ある意味では地域密着型というのは理に適っている戦略と言えるかもしれません。

そして、自分を中心にさらに周りにいるスタッフたちにもファンがつくように働いてもらえれば幅が広がり戦い方の枠が増えます。

今後の飲食業界は何を食べるかという選択の他に、

誰がいる店の料理を食べるか、

といった選択肢が増えることはほぼ間違いないと思います。

これから飲食をやろうと考えている人はまず身近にいる人だけでも楽しんでもらえるようなコミュニティーを作るための営業というのを心がけた方が長い目で見た強いお店を作っていけるはずです!

参考にしてみてください!!

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