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1月26日ー1月31日

1月26日

仕事の先輩が亡くなった。

享年67歳。
発見は死後一週間。孤独死だった。

「あいつパチンコせんでよくなって、楽してるやろなぁ。あんなに弱いやつ見たことなかったもん。」

仲良くしていた先輩が、目に涙を浮かべ、話していた。

黙祷

1月27日

仕事がなかなか思うようにいかない。

もっと上手くできるようになりたいと、思い、先輩にどういう風に取り組んでいるのか聞いていた。
「こういうときはどうする。もしそれがあかんかったらこういう風にしてもいいし、そうなる前にこういう風にするのも一つの方法やで。」懇切丁寧に教えてくれた。

最後に、

「まあ最初は、みんな上手くやっているように見えるけれど、分からんだけでちょっとずつ失敗してるからな。自分なりにやったらええよ。」

と話してくれた。

がちがちに力んでいた心が軽くなった。
こういうことを言えるおっちゃんになりたいと、思った。

1月28日

コミュニケーションというのはどうも苦手だ。

嬉々として人とのコミュニケーションをとっている人を見ると、羨ましくもあるが、そんなわけない、とも思う。

【初対面の女と】

「名前あてますね」
うん。
「えーっと、ひろし!」
一文字もあってない。
「えー、最初の文字なんですか?」
り。
「”り”で始まる名前なんかあります?」
あるある。
「あっ!もしかして小さい文字入る?」
お!
「りょう!」
惜しいっ
「りゅう!」
正解っ!
「やったあ。当てたあ」

何がおもしろいのかぜんぜんわからんですよ。
なんかわからんけど途中からタメ語になるし。

たぶんこの後に、
「じゃあ、こんどは君の名前を当てるな」
と、続けるべきなんだけれど、つまんないからやらない。

そして、「なんかキモいな」と今日も思われる。

1月29日

Loft plus one West で行われた猥談nightに行ってきた。

そこに集まったみんなが体験したエロい話を語りあうイベント。
ゲストの方の、裏打ちの話や、まんびしゃマッサージ、野生の素人、合流する話など(詳しくは書けないことばかり)とてもおもしろかった。

お客さんの中から登壇して、体験談を話すコーナーでの、受験期にセックスばかりしていたら合格判定の前に妊娠検査薬でA判定が出た話や、男性から受け取った液を男性に返して嫌がる顔をみるのが好き、という話も、とても面白かった。

やはり下ネタほど面白いものはない。

人生観とか結婚観とか仕事論とかってドヤ顔で語る人がいるじゃないですか。
でもセックスに関しては、ドヤ顔で言う人があんまりいない。権威的な人がいない。
だから自分で創意工夫して、勝手に進んでいくしかなくって。

そうすると人って、めっちゃ個性があふれるから面白いんですよ。それぞれが独自の手法になってて、その独自の人が独自の人とセックスしたりする。だから、どんな人でも話がおもしろくなりやすい。

という、主催者であるポインティさんの言葉どおり、みんながみんなの体験を面白がる平和で幸せな夜でした。

1月30日

僕は好き嫌いが激しすぎるところがある。
好きな人には一日中でも喋り続けるし、嫌いな人には喋らないのはもちろん、物理的にも距離をとる。だが、僕の嫌いなタイプの人間は物理的に距離を縮めてくることを得意としている。

この日の仕事は僕のもっとも苦手なタイプの人間が相方であった。
逃げ回る僕と、差をつめてくる彼。
そりゃあ僕も大人なので、あからさまに逃げるわけじゃないですよ。漫才の舞台に二人で立っているとするとね、しれっとマイクスタンドから3歩くらい離れるような感じです。そしたら普通はさ、一人はマイクスタンドのところに残るでしょ。着いて来るんすよ。マイクスタンドがガラ空きなんですよ。仕方ないから僕がマイクスタンドのところに戻るでしょ。もちろん着いてきますわね。だから頭のいい僕はね、そこにしばらくいてね、ここが定位置だよって、教えるんですよ。「ここが一番いいポジションだね。」ってそれとなく伝えるんですよ。躾が終わったので安心して、今度は逆サイドに4歩くらい逃げました。来るんすよ。馬鹿なの。なんで逃げているって気がつかないの。定位置教えたじゃん。こういうデリカシーのない人、なんというか絶対にエヴァンゲリオンに乗れないタイプの人間。ほんと嫌い。

1月31日

今日は生まれて初めて、仕事をずる休みしました。

ずる休みというか、朝起きてまったく身体が動かなかった。
鼻水が出るとか喉が痛いとか全くなかったので「新手の風邪かぁ」とか思ったけれど、「今日休みます。当日欠席でご迷惑をかけてしまい申し訳ございません」とメールを送った瞬間、びっくりするくらい元気になりました。
噂には聞いていたんですけど、本当にあるんですね。(なんか文体がポルノ雑誌の体験手記みたいやけど、続けます。)私は身体がみるみる元気になっていくのを感じました。(ますます体験手記みたいです。)いちおう新手の風邪の可能性も捨てきれないので、精力剤を飲みました。おそらく風邪じゃなかったのでしょう。精力剤は風邪のときに飲むことで弱っている体力をもとに戻す効力があります。通常の元気な身体に与えることで、ぴんこ勃ちが収まらなくなりました。

そして、noteをしこしこ書いているわけです。

追記
風邪じゃなかったのはいいけど、来週も仕事に行かなければと考えると憂鬱です。仕事を変えるべきかね。


===雑記===

日記という形をとっているが、読者がほとんどいないこともあり、今日はいろんな書き方を試してみた。楽しい。これからも、「こんなもん誰も読むわけねえだろ」とか思いながら、いろいろと書いていきたい。時間はかかるけれど、書くことは楽しい。日記と平行してコラムとかも書こうかな。お題ください(丸投げ)