12月24日~12月29日

きのうのnoteは、風呂から上がってビールを飲んで、意識がはっきりしないまま書いたので、何を書いたかぜんぜん覚えていなかった。読み返してみると、この男はかなりクズだなと思った。
今日は意識がはっきりしているので、クズの汚名を返上すべく、良いことを書きたい。

12月24日

クリスマスイブ。
「もしも、ね。もしもの話よ。あたしとこうちゃんがずっと付き合って、もし結婚するなんてことなったら…

朝鮮人になれる?」

”えっ”
と僕が思ったのと同時に、シンと音が途絶えた。

井筒マジックだ。
このシン”えっ”と感じた心の動きが焼きつくことになる。このことについてはいつか詳しく書きたい。

クリスマスイブの夜、僕は『パッチギ!』を観ていた。

上に書いたセリフは、日本人の高校生松山康介(塩谷瞬)からの告白に対する、朝鮮高校に通うヒロイン・キョンジャ(沢尻エリカ)の返事だ。こうちゃんの顔にも”えっ”という表情が色濃く出ていた。

在日韓国人であることと、日本人であることの違いがはっきりとあった時代である。その隔たりを「イムジン河」に乗せて歌い上げるこうちゃんがこれまた、胸熱である。

僕は、エンドロールでの「キョンジャが言うなら、どこへでも」というセリフで、愛が国境を超えたんやなと感じて、泣いてしまったんだけれど(というかこうちゃんとキョンジャが宴会の席でセッションしているところから泣いているんやけど)、受け取り方は人それぞれだし、観たことがないって人はぜひ観てみて、感想をコメントいただけると嬉しいです。


それと、これは完全に余談で、本編最後のシーンで、キョンジャが康介の告白に対して「アホ!」と笑うシーンがあるじゃないですか?
関西の方なら分かると思うんですけど、あれはマジでザッツライト!
関西での告白に対する最高の答えは「うん」でも「こちらこそ」でもなくて、笑いながら「アホ!」。関西以外の方、ここテストに出るんで覚えといてくださいね。

クリスマスにちなんだ例文)
「今日は僕と一緒に性なる夜を、すごs…」
アホ!笑

これで交渉成立です、羨ましい光景ですね。

12月25日

クリスマス。
先週の日記で書いた、車で役所に送ってくれた彼とサシ飲み。
ほんとに彼ぴっぴぢゃん。
ちなみに彼ぴっぴというのは彼氏のことではなく“友達以上恋人未満”の意味らしい

例文
A「今度の日曜日、彼ピッピと映画観に行くんだ~」
B「え、それ彼氏にバレたら怒られない?」
A「大丈夫、彼ピはその日出張だって言ってたから」

わけがわからない。

12月26日

今日から3日間、とあるバイトで高槻に通う。
高槻センター街。
JR高槻駅と阪急高槻市駅の中間に位置する活気のある商店街だ。
スピーカーからは2018年ヒットソングが流れている。間違っても「世界にひとつだけの花」をオルゴールで流すような寂れたことはしない雰囲気だ。
その代わりと言ってはなんだけれど、ときたま狂ったように、エンドレスで流れ続ける歌がある。その名も「高槻センター街のうた」。商店街らしさを忘れていないところがナイスである。

♪高槻センター街で会いましょう~」

頭の中で延々とループしている。ナイスである。

12月27日

高槻センター街。
休憩時間に高槻に住んでいる友人に会う。
久しぶりに会うので緊張した。久しぶりに会うと人見知りをする感覚、みんな持っているんだろうか?前に会っていた時と、自分の考え方が変わっているだろうから、今の自分を受け入れてもらえるだろうか?という不安。
人の考え方ってある程度わかるけれど、感覚ってまったくわからん。

ところで、その友人もnoteを使っていることがわかってなんか嬉しかった。
そんで、そのnoteがかなり良い。noteって感じが良い。音声配信もやっていて、それも良い。半分エッセイみたいな表現のしかた、憧れる。〈できごと〉と〈思ったこと〉が丁寧に交わっている感じ。僕は、どうしてもデコログみたいな文章しか書けないから、憧れる。

12月28日

愛着が湧いてきた高槻とも、今日でお別れだ。

変な街だった。
話しかけてくる人の距離感がとにかく近い。喧嘩を売るときの距離で話しかけてくる。こっちが一歩下がったら、向こうは一歩前進してくる。
休憩で行った喫茶店のトイレは、一軒目は鍵が壊れていたし、もう一軒はトイレ入り口の鍵は掛かったけれど、個室にドアがなかった。
狂ったように流れる「高槻センター街のうた」も耳から離れない。

人との距離感が開放的な街、高槻。

正月開けの週は、おそらく三田(兵庫県)での勤務になると思われる。
どんな街なのか、たのしみだ。


いつかまた、高槻センター街で会いましょう♪

12月29日

仕事を収めてきた。
収めてきたも何も、定職についているわけじゃないので勝手に今日までしか働かないと決めただけなのだが…

4月に仕事を辞めて8ヶ月。こんなに早く一年が過ぎ去っていったのは初めてだったと思う。毎日なにかしらの変化があったし、何も変わっていないような気もする。

年間を通して様々なことをやっていた。

5月は競輪場に通いつめた。競輪が楽しいということもあったけれど、それ以上に自分は、人が集まる空間が好きだということがわかった。

6月~8月末までは職業訓練のwebクラスでhtml, css, jQueryそもそもプログラミングとは何ぞやというところから、学んだ。プログラミングは明快で楽しかった。クラスの中でできなさ具合がドベに近くて悔しかったので、帰宅してからも毎日朝の3時を回るまで勉強していた。ぜんぜん一番にはなれなかったけれど、最後のグループ制作では迷惑をかけない程度にはできるようになっていたので、頑張ってよかったなと、思う。
「最後まであきらめなかったことが素晴らしいです。これからの伸び代が一番あると思っています。」と、普段はめっちゃ冷めているグループのリーダー(理系っぽい喋り方)から言われたことが、胸に残っている。

9月はポートフォリオの作成と、就職活動に励んだ。
けっきょく全ての面接に落ちた。ポートフォリオも完成しなかった。
なぜか、この時期の記憶がすっぽりと抜け落ちている。

10月に入り本格的にお金がなくなってきた。
「お金がなーい、お金がなーい」は以前から口癖のように言っていたけれど、本当にお金がない人は「お金がなーい」とは言わないことを知った。
本格的にお金がなかったこの時期に僕は迷言を生み出した。
2000円あるっ!
お金がないことが異常事態ではなく、お金があることが異常事態だった。

11月は死ぬ気で働いた。昼も夜もフルタイムで働くという荒業を組み込みつつ結局、月に34日ほど働いた。仕事を常にしていればお金は入ってくるわ、出て行かんわで、増やしていけるということがわかった。だけど、一生その生活を続けられるかと問われれば、答えはノーである。
この時期は就職なんてほったらかしで、お金と労働についてしか考えていなかった。

12月は…noteに日記を書いてるし眠いし、とりあえずええや。



今日から正月休みの方も、正月とか関係なく仕事だ~って方も、
来年もみなさんが、「楽しく明るくご機嫌に」過ごせますように。

良いお年を。