右足外果骨折~手術から治療まで~ リハビリ~二足歩行開始編

別ブログに書いてた2019年1月10日の記事です。

おはようございます。りゅーです。

さて、今病院から更新しています。

術後1年ほど経って、プレートとボルトの除去手術のための入院ですね。

前日入院の明日手術です。この話は次回にします。

今回はリハビリ編です。二足歩行開始できるまでの話です。

リハビリとは?

骨折した際の治療の流れは、こんな感じになります。

①整復 → 元の正常な状態へ戻す行為。(僕の場合は、プレートでの固定の手術がこれにあたると思います)

②固定 → 上の状態を保つことにより再生を促す行為。(ギブスとかシーネで固定して動かせなくする状態ですね)

③リハビリ → 筋肉や関節を回復させ、もとの機能を取り戻すための行為。

固定により長時間その部位を動かさない状態となると、機能が衰えてしまいます。そのため、骨自体が治ったとしても、筋肉が落ちたり、関節だと可動領域が大幅に狭まります。

この状態から元の状態に戻すために、マッサージやトレーニングを続けて、回復させるための治療です。この部分が一番長い時間がかかり、特に高齢者だと大変だそうです。

以上を踏まえ、僕の経験を話していきます。

骨折後4~5週間後

骨折後4週間を超えたところで、先生からリハビリを開始しましょうとのこと。

週に3日程度リハビリのために病院に通いました。

(ちなみに転勤により通勤手段が変わり、公共交通機関を使わないと通えなくなり、長時間歩く&人混みが危険と判断し、歩けるようになるまで欠勤しています。)

まず、最初に行う作業としては、現状の状態の確認です。

元気な左足と右足を比較して、どのくらい機能が落ちているかを把握。

 「背屈」「底屈」  足首を前後に動かした角度を図る。

 「外がえし」「内がえし」 足をひねれる角度を図る。

の2つを見てもらいました。

いずれも信じられないくらい動かなくなっていて、1ヶ月だけでもこんなことになるのかと驚きました。

リハビリ開始から3回は、マッサージを中心に可動域を広げるリハビリをしました。

痛みはあまりなく、固まっていた筋肉をほぐしてもらえて気持ちよかったくらいです。

骨折後5~6週間後

骨折後5週間で、部分荷重が解禁となりました。

部分荷重とは、専門サイトさんでは下記のように記載されています。


脚の骨折の場合、骨の修復の進み具合をみながら少しずつ足をついて体重をかけていきます。これを「部分荷重」といい、折れた部位の修復を促す効果があります。
骨の修復過程でできる仮骨※には、適切な荷重をかけると骨癒合が促進するという性質があり、部分荷重はそれを生かしたリハビリといっていいでしょう。
どれくらい荷重するかは、レントゲン写真で骨の修復の進み具合をみながら医師が判断します。荷重が多すぎたり、ひねりが加わったりすると、再骨折のリスクがあるので、医師、看護師、理学療法士の指導通りに行いましょう。
※ 仮骨:骨が修復される過程で、骨膜には新生骨、骨折部には軟骨ができます。この新生骨と軟骨を合わせたものが仮骨です。仮骨がもととなってやがてしっかりした骨ができます。

骨折ネット「https://fracture-net.jp/rehabilitation.html」
最初は15kg分の荷重、段々その荷重を先生の指示に従って増やしていく形になりました。

体重計に力を載せてだいたいの感覚を掴むようにしていました。

6週間くらいには、レントゲン写真も確認して、体重の50%くらいまでは荷重をかけて良いとの許可がでました。

右足レントゲン_堺_20180130-コピー_800

前回の画像と比較するとかなり亀裂部分の白いもやもやが増えてきているのがわかります。

(これが上の引用に書かれていた仮骨ですね)

この状態まで来ると、松葉杖(僕はiWalkでしたが)なしでの歩行の許可が出ます。

これで、普通に歩けるんだ!って思ったんですが、そうはならず。

なぜなら、人は二本足で立っていて、その際にかかる負荷は50%ですが、歩くときは片足になる瞬間があるので100%、運動中は、運動量も合わさり何倍にもなると言われました。

つまり歩いている際に左足をあげたら、その体重を右足以外にも載せてあげないといけません。

そのために片手用の杖が必要となります。病院でこんな杖を借りました。

画像1

人によってはそのまま松葉杖を片方使うこともあるそうです。 僕は取扱しやすいこれを借りました。

使い方は、骨折した足の反対側(僕の場合は、右が折れてるので、左側)にもって、折れていない足をあげるときに、杖に体重をかけます。そうすることで、50%以上の果汁が常にかからない状態となるのです。

というわけで、シーネも完全に外してもよくなり(むしろ刺激が与えられないから使うなとのこと)、かなり活動範囲が広がりました。

引っ越し先の大阪の友達とカフェ行ったり、転勤後初の出社をしたりと、段々日常が戻ってきました。

ここまで骨折後6週間。かなり辛い日々でした。

 

杖なしで歩けるようになるまで、あと少し続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?