大好きなゲームとその音楽の話2:ゼルダの伝説トワイライトプリンセス

こんにちは。
吉岡(@ryuchan_GGWL)です。

勝手に好きなゲームとその音楽について
語っていくシリーズその2

またしてもゼルダの伝説シリーズから
今回はトワイライトプリンセス
例によってネタバレだらけなのでご注意を。

基本思い出語り、好きなところをベラベラ垂れ流す
オタク記事ですが
一応最後の方に好きな曲の音楽的な話もしてます笑
そこだけでいいやって人は目次から
最後の項目に飛んでね。

トワイライトプリンセスの思い出


僕が高校生になるくらいのタイミングで出たゲームですけど
これが僕のWii初体験ソフトになりました。

ちょっとダークな雰囲気、美しいグラフィック、
めちゃくちゃイケメンなリンク、かっこいい奥義、
ワクワクするダンジョン

当時は夢中でプレイした覚えがあります。
百均でWiiリモコン用の電池買い込んで笑

元々は僕の叔父がこのゲームとWiiを一緒に買い、
それをプレイしてるのを見て欲しくなったんですよね。

よく珍しいと言われるのですけど、
ウチの母親は弟2人の3姉弟なのですが
みんなゲームを普通に遊ぶ人だったので
我が家は親世代もゲームが日常にありました。

ゼルダの伝説は謎を解いた時に
恒例のティラリラリラリラ〜♪
という謎解きジングルが鳴るのがお決まりですが

このトワイライトプリンセスは
Wiiリモコンのスピーカーからこれが鳴るんですよ!
当時はめっちゃ感動しました。

遠隔操作のリモコンでどうやって音出してるの!?
みたいな笑。

同じように今作のパートナーである
ミドナが特定の条件の時に
リンクにアテンションをするのですが
そのボイスがWiiリモコンから聞こえてくるんですよね。

こういうちょっとした驚きが
ゲームへのワクワク感、ときめきを高めてくれると思います。

このゲームについても
ゆっくり思い返しながら語ろうと思えば
かなり語れることはあると思うのですが
プレイしてから随分時間が経っているゲームでもあるので
当時プレイしていてとりわけ印象的だったところを書きます。

厨二心をくすぐる無数の「奥義」

このゲーム、奥義と呼ばれる
必殺技がいくつも存在します。
一番最初に習得する技だけはストーリーの進行に必須なので
必ず習得するのですがそれ以降は任意です。

覚えれば冒険がさらに楽に、楽しくなるよって感じ。


ですけどまぁ全部覚えますよねそりゃ。
奥義ですよ?
スーパーイケメンが繰り出すかっこいい剣の奥義とか
RPG好きの男子高校生がときめかないはずがない。

これより前にプレイした
時のオカリナやムジュラには回転斬りくらいしかなかったですから。

んでこの奥義をレクチャーしてくれる謎の人物がいるのですが
この人物の設定がまたいい。
気になる人は調べてみてね。

派手でワクワクするダンジョンたち

トワイライトプリンセスは
これまでプレイしたゼルダの中では
一番ダンジョンの雰囲気や謎解きの派手さが好きです。

純粋な難易度的には正直そこまで難しくはなかったと思います。
ボスもかなり弱かったと思うし。

なのですが謎解きの仕掛けがなかなか派手で
やってて楽しい、爽快だったのはよく覚えています。

特に砂漠の処刑場以降は
派手なものが多かった。
砂漠の処刑場と、あとで詳しく書きますが
時の神殿は雰囲気含め最高だった。

時の神殿に関しては時のオカリナプレイヤーには
相当ぶっ刺さるワクワクする演出ですよね。ずるい。


男のロマン?一騎打ちイベント


トワプリにももちろんボス戦がいくつもありますし
基本的にゼルダはリンク1人で戦うゲームなので
雑魚の集団はともかく、全てのボスバトルが
一騎打ちといえば一騎打ちなのですが

いくつかのイベントでよりその「一騎打ち」感が
強調されるイベントがあります。

敵軍のリーダー格の魔物?と
地方最大の大橋の上で馬上戦を繰り広げる。

ほんといちいち男心をくすぐる演出が
うまいゲームでした。

ラスボスも人型となったガノンドロフとの
剣と剣での一騎打ちですしね。
その直前の騎馬戦ではゼルダと協力、連携して戦うので
その対比にもなっていてとても良いです。

惜しむらくは全然強くなかったこと笑
もうちょい強くてもよかったのよ?

時の神殿の演出はずるい

ゲーム終盤に訪れることになるダンジョンに
時の神殿というダンジョンがあります。

このダンジョン、普通の手段で入場することはできず、
ある特別なことをすることで入れるようになります。

その演出がにくいし、
その後の時の神殿の雰囲気も最高。
これは時のオカリナプレイヤーじゃないと
なかなか味わえない感動だと思う。

まず入場した時のBGMで
あああああああああってなる笑

森の聖域に入り浸る

さて、このゲームで一番語りたかったポイント
それが「森の聖域」というエリアについてです。

ゲームの中盤にとある事情で訪れることになるのですが
またしても時のオカリナユーザーをぶっ刺しにかかる演出が。

美麗なグラフィックによる
幻想的な森の雰囲気も最高だし
そもそも森の聖域というロケーション名の時点で
ゼルダユーザーはワクワクすると思うのですが
僕にとって最高にクリティカルだったのが
BGMです。

この曲を聞くためだけにこのエリアに入り浸りました。
ゼルダの曲をご存知ない方にはピンと来ないかもしれませんが
時のオカリナに登場した楽曲である
迷いの森/サリアの歌
のアレンジになっています。

この幻想的、神秘的なアレンジ…最高…
ずっと聞いていられます。
元々僕はサリアの歌が大好きだったのも大きいとは思いますが。

サリアの歌のアレンジはたくさんあるのですが
これと、もう1つスマブラDXのバージョンが大好き。
そちらのバージョンについてはまた機会があれば。

さて、トワプリバージョンですが
メロディも素晴らしいですが
ハープのアルペジオがとても印象的ですね。

途中までは2コードのアルペジオ
ミ→ファ→ラ→ドと
シ→ド→ミ→ソ
というメジャー7thのアルペジオ。

なのですがここで注目したいのが
ベース音です。

このアルペジオだけ着目するとコードは
FM7→CM7と考えるのが妥当だと思いますが
ベースの音はそれぞれ
ラとミ

つまり第1転回形を使っているんですよね。

なのでこの曲の出だしのコードは

FM7/A→CM7/Eですね。

この曲をしっかり聴き込んだ時には
和声学の第1転回形というものを
ぼんやりと知ってはいましたが
こういう使われ方は初めて聞きました。

第1転回形から4度下の第1転回形にいくという
進行もめちゃくちゃいい。

第1転回形を使っているので
基本形に比べて響きは柔らかくなる。
が、ベースラインの動きとしてはA→E→Aと
カデンツ1のような強進行感がある。

幻想的な柔らかさと曲の推進力のバランスが
とても絶妙な進行だと僕は感じました。

この曲、曲のキーとしてはAmだと思うのですが
ど頭にAmとかだと多分少し暗すぎる。
かといってAm7とかだと幻想的な雰囲気からはやや遠ざかる。

Amキーの代理トニックであるFだと
今度は明るすぎる。

かといってFM7の基本形だと爽やかすぎる。

そこで基本のコードはやや明るめのFM7
ベースにキーの主音でもあるAの音を使う。

本当このコードチョイスは絶妙だなと。

転回形やオンコードに慣れていないと
なかなか出て来ない発想だと思います。

あとアルペジオの並びも大きいかな。
第7音スタートで半音で動く部分があるのが
この幻想的な美しさに一役買っているかと。

歌もののポップスとかでは
登場頻度はあまり高くない部類のコードだと思いますが
BGM系のインストとかなら
覚えていて損はないアプローチではないでしょうか!?

ということで
好きなゲームとその音楽について語るnote
好き放題書いていますが
自分の思い出深いゲームネタが尽きるまでは
まったり続けていこうと思います。

ではでは!

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